ゲーム内の美女にトキメいちゃうことも可能！
オープン・ワールドで自由に動き回れて、好き放題に暴れることができる『グランド・セフト・オート』シリーズ。コントローラーを手に持って、モニターを見つめながらプレイするのも良いですが、どうせならゲームの中に入り込んで、リバティーシティを歩きまわってみたいですよね。
そんな夢を叶えてくれるのが、ウィーンに在るヴィエナ大学の工学科に通う学生たちによるプロジェクト、「Cyberith」です。
ヴァーチャル・リアリティーの可能性を模索しているというこのプロジェクトでは、彼らが開発した「サイバリス・ヴァーチュアライザー」と、「Oculus Rift」を併用して、『GTA IV』世界の住人になれるようになりました。
以下の動画で、その様子をご覧いただけます。どうぞ！
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小走りして息が切れちゃってます。
これならフィットネス用のゲームじゃなくっても、ゲームしながらエクササイズが出来てしまいますね。
ベンチに座る人をパンチすれば、二の腕が引き締まる運動になりそうですし、パトカーから走って逃げれば体脂肪率が下がりそうな気がします。ちなみに、手にはWii用のリモコンが握られています。
「サイバリス・ヴァーチュアライザー」が、他の体感型VRデバイス（たとえば「Omni」)
と決定的に違うのは、腰回りのパーツが椅子のようになること。これはゲーム内で車やゴーカート、または戦車やヘリコプターといった乗り物を運転する時に、その仮想現実感を味わうことができるだけでなく、オマワリさんたちから走って逃げて、肉体的に疲れた時に座って休憩しながらゲームを続けることだってできるのです。
「Cyberith」のYouTube自己紹介ページでは、仮想現実世界が広がっていれば、『指輪物語』の中つ国を旅することだってできますし、ヨーダの住む惑星ダゴバを探索することだってできる、と書いてあります。ローマを観光した後に、一瞬でヴェルサイユ宮殿に移動することだって出来ちゃうわけです。
動画の最後には「COMING SOON」とありましたので、近々お披露目の時が来そうですね。楽しみにしておきましょう！
GTA 4 in VR - Cyberith Virtualizer + Oculus Rift + Wii Mote = Mindblowing Experience［YouTube via Kotaku］
（岡本玄介）
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