皆さんは、何を目的に旅行をしますか? 自然、建造物、食べ物、その国にしか生息しない動物...、色々ありますよね。
でも、そういうのだけを目的にしていると、観光として有名な部分にしか目がいかないものです。そこで、今日は、io9が紹介する─意外な所に目をつけた芸術的で刺激的な旅行ポスターを見ていただきたいと思います。これを見れば、今まで注目したことの無かった国にも興味が湧くかも?
それでは、以下から貴方の旅行に対する意欲と好奇心を刺激して止まないポスターをギャラリーでどうぞ。
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これらのポスターを描いたのはアーティストのフェルナンド・レッツァさん。個々の国や地域は観光としてはマイナーかもしれませんが、その国に生息すると言い伝えられているUMAをメインにすることで、一気に興味が湧いてきませんか? 訳者は、ニュージャージー州に関心を持っていませんでしたが、ジャージー・デビルが見れるなら行ってみたいと思いました...。
プエルトリコにしてもそうです。観光でプエルトリコに行ってみたいと思ったことはありませんでしたが、「チュパカブラに会いにプエルトリコに来ないか?」と宣伝されると、冒険心が刺激されて、興味がわいてきます。新しい切り口だし、とても上手いと思いました。
では、折角なので、左から簡単にUMAの解説をしていきたいと思います。
【ニュージャージーのジャージー・デビル】
体長は1~1.8m。馬や羊のような長い顔を持ち、胴体は黒い毛で覆われ、蝙蝠のような羽を持つUMA。1778年に目撃されて以降、度々世間を賑わせています。ジャージー家に生まれた奇形の子供という伝説や、リーズ家の子供が森で拾って来た卵が孵化して誕生した化け物といった伝説があります。
【ロシアのヴォロネジのジャイアンツ】
1989年に、ロシアのヴォロネジで何度も目撃されたロボットのような宇宙人。体長は個体によって違い、1~2m。銀色のジャンプスーツらしきものを着用。手足は長く、頭部は半円、もしくは無い。多くの目撃証言によると、「王」もしくはロシア語の「Ж(ジェー)」と描かれたUFOに乗っていたそうです。
【日本のヒトガタ(ニンゲン)】
日本の調査捕鯨が、南極周辺海域でその姿を捕らえていたらしいということから広まったヒトガタ。数十メートルの巨人で体は白くのっぺりとしており、水中に住んでいるそうです。
厳密に言うと、ヒトガタが住んでいる場所は日本ではないので、日本から調査捕鯨船に乗るツアーに参加するというポスターなのかもしれません。
【モンゴルのモンゴリアン・デス・ワーム】
ゴビ砂漠周辺に生息するといわれている巨大ミミズ。体長3.5mと非常に長く、毒や炎、電流を放つことが出来ると伝えられています。
ちなみに、このモンゴリアン・デス・ワームは雨期に姿を表すらしいので、旅行の際は時期を逃すことのないようご注意ください。
【マリアナ海溝のブループ】
1997年にアメリカの海洋大気庁が発見した海中の発生原因不明な低周波音波。ブループは非常に強い音であり、中には人間の聴力では聞くことが出来ないものもあるそうです。
【ジャワ島のアフール】
ジャワ島に生息しているといわれる未知の巨大コウモリ。その目は巨大で、体は黒っぽい灰色の毛で覆われています。伝説によると、翼長は3.6m。アフールという名前の由来は、彼らの鳴き声からきていると伝えられています。
【アメリカのビッグフット】
体長は2~3m、体重は200~350kgと非常に大きく、顔を除き体全体が褐色もしくは灰色の毛が生えており、顔の特徴として、鼻は低く、目は落ち窪んでいることがあげられています。また、目撃証言で、体臭が強烈であると言われています。
【プエルトリコのチュパカブラ】
1995年に初めて目撃された家畜の血を吸うチュパカブラ。同UMAは、プエルトリコだけでなく、チリ、メキシコ、アメリカ、アルゼンチンにも出没したと言われています。体長は1〜1.8mで、体は毛で覆われており、赤い大きな目、背中に刺のようなものが生えており、鋭い牙を持っています。また、カンガルーのように2本の足で立ち、脚力が強いらしく2~5mもジャンプすると言われています。
【マンハッタンの下水道に住む巨大ワニ】
ペットのワニを飼いきれなくなった人が、下水道に捨てたが、ワニは死なずに下水道の中で巨大に成長したという都市伝説です。
[via io9]
(中川真知子)
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