Mann Co.を守れ! 『ポータル』シリーズでもお馴染み、Valveが贈る基本無料のFPS『Team Fortress 2』(以下『TF2』)に、Co-opモード「Mann vs. Machine」が登場しました。6人のプレイヤーで協力して、押し寄せるロボット軍団を徹底的にぶちのめす、シンプルなCo-Opとなっています。 筆者もちょっと遊んでみたので、今回の記事ではその簡単な感想共に、Co-Opモードの詳細とご紹介します。まずは以下よりプロモーション映像を御覧ください。
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常に敵対している「RED」と「BLU」の傭兵たちが、手を組みロボット軍団に立ち向かう様子が描かれています。それにしても、『TF2』のプロモーション映像は毎回かっこいいですよねぇ。いつも通り、今回の映像も7月に無料公開された、3DCGアニメ作成ソフト「Source FilmMaker」作られています。 さて、それでは肝心のCo-Opモードのお話。ゲームの内容はとてもシンプル。プレイヤー達は互いに協力し合い、MAPの最深部に爆弾を投下されないよう、ウェーブ形式で迫り来るロボット軍団をとにかく壊して壊して壊しまくります。通常の『TF2』のペイロードの様な雰囲気のCo-Opです。
敵のロボットは各クラスを模したおり、「ヘヴィ」型ロボットが「ドクター」型ロボットに回復されながら登場したり(ユーバー状態にもなったり!)、「スパイ」型ロボットはちゃんと透明になったり、チームメイトに化けたりしながらプレイヤーの背中を狙ってくるなど、いわゆる基本の形まで真似ています。また、映像にも登場したような巨大ロボットや戦車などのボスキャラ的な存在も登場します。
各ウェーブの合間に、ロボットが落とす「クレジット」を消費し、キャラクターのアップグレードが可能。その内容は、攻撃力や防御力の上がる基本的なものから、クラス特有のものまであり、例えば「ヘヴィ」だと、ロケットを撃ち落とせるようになるアップグレードや、「貫通弾」が撃てるようになるものがあります。 各クラスの役割はCo-Opモードでも通常の『TF2』と大きく変わらないものの、「スパイ」のサッパーが大型ロボットを行動不能にしたり、「スカウト」はクレジットを回収する(のが得意な)要員になったりとCo-Op独自の役割もあります。
私も早速遊んでみましたが、こりゃ面白い! どんどんやってくるロボットをとにかく撃ちまくるのは、爽快です。友達と一緒にボイスチャットでワーワー騒ぎながら遊ぶのにも素晴らしいゲームでしょう。私は「ヘヴィ」のような笑みを浮かべながら、楽しめました(こんな感じ)。 もちろんロボットもしっかり反撃してくるので、通常の『TF2』よろしく、プレイヤーもそりゃあもう派手に死んでリスポーン(復活)を繰り返すという非常に軽いノリのCo-Op。ロボットの阻止に失敗しても、直前ウェーブからやり直すことができるあたりにも、このゲームの軽いノリが現れています。 死んでしまってもずっと見学モードになったりはしないので、死ぬことをあまり気にせず、ずっと遊べるというところも個人的には気に入りました。 シンプルではあるものの、各クラスの連携は通常の『TF2』と同じように必要で、前線維持のために「ドクター」と「ヘヴィ」の組み合わせは特に重要な位置にあると感じました。また、通常とは色々異なるので、Co-Opで活きてくるアンロック武器もあるはず。アップグレードの選択とも合わせて、研究し甲斐がありそうです。 今のところ、まだ導入されたばかりなので、マップ数は少ないですが、きっとこれからのアップデートで追加されていくことでしょう(カスタムマップも楽しみですね)。また、今回のようなロボットが爆弾を運ぶのを阻止するルールだけでなく、別のルールのCo-Opも登場して欲しいところ。そのへんは今後のアップデートに期待しておきましょう。 というわけで、今回登場したCo-Opモードはシンプルで軽めな仕上がりとなっており、Co-Opで遊んだことがないような、FPS初心者の方に特にオススメ。『Team Fortress 2』はこちらのSteamのページでダウンロード可能。無料(そして日本語)なのでぜひ一度遊んでみて下さい!
Mann vs. Machine[Team Fortress 2] (傭兵ペンギン)
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