プロダクト・デザインとしてのアート性はかなり高いですよね。
以前にも、塗料のカスれ具合がシブカッコ良い、『マスエフェクト3』のM−6カーニフェックス・ハンド・キャノンを制作された、Punished Propsのビル・ドランさん。
テレビゲームに登場する小道具...主に銃火器のレプリカを造るのが得意な方なのですが、今回は『Halo 4』に出てくる「スナイパー・ライフル」のレプリカを制作したようです。
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トップ画像では、ガンメタリック・カラーがスゴく重厚感を醸し出していて、ほとんど芸術作品とも言えるほど激カッコ良い一挺となっています。そして、使われた素材を聞くと、ちょっとビックリびっくりするかもしれません。まずは、以下のギャラリーでディティールなどをチェックしてみてください。どうぞ!
塗装のダメージ具合といい、細かいパーツといい、もうカンゼンにマスター・チーフが構えていそうな仕上がりですよね。
皆さんオドロクなかれ。このスナイパー・ライフル......実は中密度繊維板という、成形されたファイバーボードで造られているんです。
カレのウェブサイトで製作の過程が写真付きで紹介されているのですが、簡単に説明しますと、まずは厚みの違うボードを何枚か貼り合わせ、メインの銃身を切り出します。そして外側に貼るちょっと薄めの板には装飾的なパーツ類を彫り、塩化ビニール・パイプでバレルを造ったら、塗装して出来上がり。
おそらく実際はボードの重さが結構あるので、ズッシリくるのではないかと思われますが、まさかホームセンターで安く買えるような素材で出来ているなんて、全然見えませんよねぇ。
ぜひともドランさんのウェブサイトから、その様子を見てみて下さい。塗装前はオモチャみたいでちょっとカワイイですよ!
Halo 4 Sniper Rifle[Punished Props via Kotaku]
(岡本玄介)
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