フォトショ職人は、世界中アチコチに存在します。
アドビ社の作った画像編集ソフト『フォトショップ』。デジタル写真を加工するのであれば、コレ以上最適なものはありませんよね。極々フツーの写真を、モノ凄いドラマティックな一枚に変貌させるコトも、ドイヒーで笑える写真に改変するコトだって可能です。
意外にも(?)中国では、たくさんの人たちがフォトショップを扱うスキルを持っており、反対にそうではない人たちが、インターネット上で彼らに画像の加工をお願いしているそうな。
ですが時として、そうした加工のリクエストが間違った方向に解釈される場合があるんですって。しかも! 超絶にオカシな方向へ...です。
と言うコトで以下のギャラリーでは、そんな画像編集のオモシロ珍解答を多数ご用意しました。チェックしチャイナ!
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ははは、画像編集がヘタクソな場合も多々ありますが...こうも笑える出来になってしまうと、ネタとして許せてしまいますね。
「カノジョが欲しいからハンサムにして欲しい」という依頼には、「キミがどんな女の子が好きなのか判んないし」とヨリ目にされた男性の写真や、「ふたりがひとつになれるように出来ますか?」というご依頼には、下半身が交換されてホントにひとつにさせられています。
そして、「横にいるオトコを消して貰わないと、カレシに送れないの!」という美女からのリクエストには...女性関係で悪名高き香港俳優のエディソン・チェンさんを合成して「ブ男と競うのは宜しくないから、ハンサムな友達と一緒のところをカレシに見てもらおう!」なーんてイジワルな一枚に。
などなど、「ワタシを綺麗にして欲しい」や、「写真をクールにして欲しい」系の他力本願なお願いには、マスターたちの悪ノリが一気に加速するようです。とまぁ、基本的に写真の加工をお願いする人たちというのは、元の写真がツマラナイので、もうちょっとイカした感じに修正して欲しい...といった軽いノリで投稿するのだそうです。
ですが、ジョークのセンスが良い、またはフォトショップを巧みに操れるマスターたちが悪ノリしてしまいますと、完成品が(良くも悪くも)トンでもない結果を生み出すのです。こういった流行りは、大体2008年頃から徐々に出始めてきたそうで、フォトショップ・マスターは「大神PS」と呼ばれています。
ですがもしも投稿者側が、面白い写真よりも美しい写真を望んでいた場合、あまりにも悪ノリが過ぎるマスターたちからのヘルプは必要とせず、あえてその旨を「不要求大神PS」と書き添えるのだとか。
今回ご覧頂いているフォトショ写真の数々は、取り分けドイヒーな加工がなされた写真ばかりを集めているサイトPSyuan.netから集めてきた作品たちです。
ワタシたちも、中国のフォトショップ大神さんたちにお願いして、爆笑フォトショップ画像を作って貰いたいですね。ドンなモノが出来上がるのか、かなり楽しみになっちゃいます。
Meet China's Photoshop Trolls[Kotaku]
(岡本玄介)
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