2001年9月11日に世界中の人々を戦慄させ、未だに強烈な記憶として残る「アメリカ同時多発テロ事件」。その10年後の2011年5月2日に行われた、テロを計画したとされるオサマ・ビンラディンの捕縛作戦、そしてそこで大きな役割を果たした一人の女性CIA分析官を描く映画『ゼロ・ダーク・サーティ』が2013年2月15日(金)に日本公開されます。
すでにアカデミー賞最有力候補との声も多く、アメリカでの公開を前に非常に大きな話題を呼んでいる作品です。
特報映像は以下より。
タイトルの「ゼロ・ダーク・サーティ」はオサマ・ビンラディン捕縛作戦が決行された時刻、午前12:30を指す米軍軍事用語。そのタイトルが表すように、オサマ・ビンラディンを追い詰めていく模様を描く、サスペンス要素の強い、緊迫感ある作品となっているようです。
前作『ハート・ロッカー』で女性監督史上初の監督賞を受賞した、男以上に硬派な女性ことキャスリン・ビグロー監督の新作とあって、今作にも大きな期待がかかります。
その期待を裏切らない形で今作はすでにナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞、ボストン・オンライン映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞、ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞などで監督賞を中心に各種賞を受賞。アカデミー賞がどうなるかはまだわかりませんが、見逃せない作品であることは間違いなさそうです。
『ゼロ・ダーク・サーティ』は2013年2月15日(金)TOHOシネマズ有楽座他、全国公開。
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[ゼロ・ダーク・サーティ](海外公式サイト)
(スタナー松井)
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