集まったのは800万円の当初目標金額を軽々超える4億円超！
1999年に発売されたRPG、『プレーンスケープ トーメント』。日本語マニュアル付きのバージョンも発売されていることから、日本でも知る人は知っている作品かもしれません。結局商業的には成功しなかったこの作品ですが、ユニークな世界観からカルト的な人気を誇り、続編を望む声も少なくありませんでした。
そんな『プレーンスケープ』の精神的続編とも言える『Torment: Tides of Numenera』の資金集めが、クラウドファンディングサイトKickstarterで行われていたのですが、なんと日本円にして4億円以上集まり、Kickstarterゲームジャンルの最高金額を達成しちゃいました。
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当初の目標金額が90万ドル（約880万円）だったところ、実際には418万8927ドル（約4億1200万円）も集まったということなので、ファンたちの作品にかける思いもそれだけ強かったんでしょうね。
目標投資額を超えた場合、余剰金で何をするのかという計画「ストレッチゴール」では、ゲームの拡張などの他にも、325万ドルでファンタジー作家で『キングキラー・クロニクル』などで知られるパトリック・ロスファスさんをチームに起用。
350万ドルで集まれば、前作『プレーンスケープ』のリードデザイナーでもあり、『フォールアウト：ニューベガス』でもシニアデザイナーとして関わっているRPG界のすごい人、クリス・アヴェローネさんがデザインチームに参加などのゴールが定められていましたが、それらも無事に達成されたというわけです。
いったいどんな作品が完成するのか期待ですね。『Torment: Tides of Numenera』はDRMフリーでPC、マック、そしてリナックス向けに開発中とのこと。ファンの方はKickstarterのプロジェクトページですでに公開されている音楽やデザイン、スクリーンショットなども眺めつつ、制作進行の様子が垣間見えるアップデートページも時々確認して、2014年12月の完成予定を心待ちにしましょう。
Torment: Tides of Numenera [Kickstarter via Kotaku]
（abcxyz）
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