数々の功績とその名言で歴史に名を刻むアメリカ合衆国元大統領、エイブラハム・リンカーンが主人公のファンタジーアクション映画『リンカーン / 秘密の書』が11月1日(木)に公開されます。 「昼は大統領 夜はハンター」というキャッチフレーズの通り、大統領は実は吸血鬼を抹殺するヴァンパイアハンターだったのです! というぶっ飛んだ設定に注目の集まっている作品ですが、以前にもお伝えした通り、本当の話かもしれませんよ。 吸血鬼の首を切断しまくる大統領に魅了された編集後記は以下より。
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1809年に貧しい家庭で生まれたエイブラハム・リンカーンは、物心がついた頃に母親を失う。母の命を奪った犯人が吸血鬼であることを突き止め、さらに吸血鬼が多くの人間を食料として殺害していることを知ったリンカーンは、ヴァンパイアハンターとしての修行を積み、吸血鬼一族との戦いに挑んでいくという物語。 注目ポイントは、
■はちゃめちゃな設定 言うまでもないかもしれませんが、最大の魅力は「リンカーンはヴァンパイアハンターだった!」というはちゃめちゃな、ある意味中二的ともいえる設定。そしてそれをあたかも本当のことのように納得させようとする歴史的事実への結びつけです。いや、本当の話かもしれないんですけどね。 「人民の人民による人民のための政治」の演説もヴァンパイアとの闘争の合間に挿入されるので、一般的に知られている意味以上の何かがあるように感じます。
■豪快な斧アクション!(暗器もあるよ!) アクションシーンでのメインの武器は「斧」。予告映像で見られる通り、暗器も搭載されたこの斧には、もちろん吸血鬼の弱点である「銀」が塗られています。ここらへんも中二心をくすぐる仕掛けでしょう。いや、本当の話かもしれないんですけどね。 大統領が斧を持つという時点で物騒ですが、鮮やかに豪快に斧を振り回しながら吸血鬼を殺しまくる姿には、「復讐という理由があるのはわかるけど、大統領になる男がやっていいことなのか!?」と感じることもしばしば。中でも、馬の大群が駆け抜ける中で繰り広げられる「馬上の戦い」は爽快です(3Dでの鑑賞推奨)。
■大統領になってからも戦う! 奥さんが美しい! メインビジュアルなどの印象から、ヴァンパイアと戦っていたのはリンカーンの若いころの話かと思いきや、大統領になってからもヴァンパイア相手に大暴れ! あのおなじみの髭姿のリンカーンが斧を振り回して吸血鬼を抹殺する姿は痛快です。 そして、忘れてはいけないのがリンカーンの奥さんメアリー・トッドの美貌。『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』や『デス・プルーフ』でのキュートさが印象的なメアリー・エリザベス・ウィンステッドが美しく演じています。やはりボンクラ映画のヒロインは5倍増しでかわいいと感じざるを得ません。これは本当の話です。
3Dで見るとより楽しい、偉人で遊びに遊んだ痛快なファンタジーアクション映画となっています。いや、本当の話かもしれないんですけどね、と思いながら最後の最後のオチを見ると今のアメリカを見る目が変わる可能性も...。 『リンカーン / 秘密の書』は11月1日(木)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開[3D/2D同時公開 ]。
©2012 Twentieth Century Fox
配給:20世紀フォックス映画
[リンカーン / 秘密の書 公式サイト] (スタナー松井)
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