今の若い子には馴染みが薄いかもしれませんが、訳者が学生だった頃はアーノルド・シュワルツネッガーと言えば、カリフォルニア知事ではなく、アクション映画に欠かせない超スーパーヒーローでした。 彼さえ居ればテロリストも人を旬殺する最新武器も、人間の生皮を剥がすのが趣味の地球外生物も火星人でさえ恐れるに値しない、ミジンコみたいなものだと思えたものです。「80年代、90年代のハリウッド映画を担っていたのはシュワルツネッガーだ」と断言しても良い、とさえ思います(訳者の初恋がシュワルツネッガーで、今でも彼の熱烈ファンであることは無視して下さい)。 そんなスーパーヒーローの影響力は当時のゲームにも及びました。シュワちゃんの活躍に肖って、彼にインスパイアされたゲームやカバーアートが次々と作られていたようです。 それでは、続きからギャラリーをどうぞ。
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知名度の高い『魂斗羅』からマイナー系の『メカナイズドアタック』まで、ポーズも衣装も、まんまシュワルツネッガーです。 ただ、どのカバーアートのシュワちゃんインスパイア男性の顔が、シュワちゃんほどハンサムじゃないのが残念。特に『魂斗羅』は眉毛が下がっていて、なんだか頼りな気です。映画『ダイハード』の弱音吐きまくりジョン・マクレーンみたい(『ダイハード』ファンの皆さん、ごめんなさい)。 なお、HARDCORE GAMING101に行けば、シュワルツネッガーだけでなくシルベスター・スタローンからインスパイアを受けたゲームのカバーアートも併せて楽しむことができます。 それにしても、この頃の映画界の勢いはどこに行ってしまったのでしょうか。日本だって、この頃は映画版『あぶない刑事』とかで好き放題やっていたのになぁ...。
Tracing the Influence - Stolen Images in Games[HG101, via Tiny Cartridge via Kotaku] (中川真知子)
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