のっくだうん99のアレ

秋アニメ面白かったやつだけレビュー

2013/10/09 20:32 投稿

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10月に入って秋アニメも出揃いましたね。

キルラキル以外はあんまり興味なかったんですけど、ちょこちょこ録画してたり実況してたりしたのでそういうのの中で面白かったやつだけピックアップしていこうかなぁと。キルラキルに関してはもう書きましたし、それ以外のところですね。もし興味があれば見ていってください。



夜桜四重奏~ハナノウタ~


関東はMX再放送がラブライブ→ガルパンでその次が夜桜四重奏なんですよね。流れで見てたんですけど、面白かったですわ。なんで録画しとかなかったんでしょうね?(後悔)

以前TV放送してた時はな~んかあまりいい噂聞かなくて、作画関係でたま~にチヤホヤされる程度だったんでどんなに酷いのかと思って見てましたが、「全然見れるじゃない!」と。

OP後の幼女が街を散策するシーンから始まるんですけど、街が動き始めてないから人間由来の環境音が全く無くて、幼女の口ずさむ祭囃子だけが聞こえてくると。なんで祭囃子かって言えば当日お祭があるからですと。つぎの場面では街が動き出して騒音と人間の声、人が写ってから話声やら祭囃子が聞こえてきますと。んでなんか中心人物っぽい人が出てきてからやっと本格的なBGMが始まるんですよ。

一連のシークエンスを眺める我々は冒頭の幼女とおんなじで完全に異邦人なんですよね。そういう我々に対して幼女という視点を与えて、手取り足とり物語の舞台へと誘ってくれるんですよ。この街に住んでいる人たちを見てほしいんですと。こういう部分時間をかけて導入をやってくれる辺りが凄くバリアフリーで親切な設計ですよね。

カットの割り方もこの辺りかなり意識していると思いますし、SEもBGMもかなり好みです。僕WORKING!!'の一話とかもすごく好きなんですけど、アレに近いと思いますね。作監・キャラデザがちもということもありましてバーディー並みに動きます。膨らんだ金魚がゴム毬みたいに跳ねるところとか、ビニール袋に入ってるところとか、可愛かったですね。後はお話なんですけど、まぁ演出がこれだけ丁寧なら話の出来はあまり気にならないんじゃないですかね?

多分来週からは録画すると思います。


ガンダムビルドファイターズ

なんでこう面白いアニメはニコニコに無いんでしょうね?キルラキルはあるけど。

昔岡村天斎監督の下メダロットとかやってましたけれども、あの系譜ですね。玩具販促アニメです。しかも一級品です。出来が良いから、僕のような大人でも楽しめる(ガノタなら尚更でしょう)仕上がりになってると思います。監督の長崎健司と黒田洋介はガンダム00のコンビですが、どちらも筋金入りのガノタなのだと思います。オマージュが自然なんですよね。黒田洋介は00でも上手かったですけど、どちらかというと長崎監督と某バリが頑張ってる感じがします。

冒頭のビルドストライク(注:主人公によるストライクのカスタム機)はSEEDっぽい射撃シーンで腕が取れますし、主人公の妄想ウイングガンダムはウイングっぽい挙動してます。ギャンは「これギャンだわ~」ってくらいギャンっぽく動きますし、シャッコーは…(以下略)ちゃんとそれぞれのMSがそれぞれの作品らしい動きをしてくれるんですね、やっぱり大張さんの影響で最終的にはどれもバリっちゃうんですけど。それに主人公の親父が2機撃墜するシーンはシーブック・アノーの初出撃っぽいですよね(他にもありそうだけど)。「旧作の様々なMSが出てきて、それぞれそれっぽく動かす」というのは大変だと思いますね、よくやってくれているなぁと。

シナリオそのものも、わりとよくできているんじゃないでしょうかね?このテのアニメだと主人公は組み立てから操縦まで全部やるものだと思うのですが、このアニメはパイロットと事実上のメカニックに別れるようです。ここは恐らくスタッフ(黒田洋介な気もする)のこだわりですね。単なる玩具販促アニメではなく、ガンダム、ひいてはリアルロボットの系譜に連なるものなんだと。個人的には喝采ですよね。余計な知識かもしれませんが、ちゃんと子供に「技術職と操縦者は別なんだよ」と教えることができるんですから。そういう拘りはアニメに限らず必要なんだと思います。

基本的には小中学生向けの玩具販促アニメなんですけど、一話を見る限りアダルトチルドレンでも楽しめるアニメだと思いますね。ニチアサ見てる層なら要チェックでしょう。


境界の彼方

よくこんな脚本から「これ追ってみようかな」という気にさせてくれたものです。設定もありきたりですけど、脚本やってる花田先生もこのテの脚本あまり上手くないんですよね。肩の力を抜き過ぎてしまうきらいがあるというか、ぶっちゃけ悪い意味でアニメっぽすぎるんですよ。

それをさっ引いてもよく「来週も見てみようかな」と思わせるアニメにしてくれたと思います。冒頭の演出もわりと良かったですし、後輩ちゃんが主人公を追いかけ回すシークエンスも良かったですね。サイゼリアで2人で会話するシーンも良かった。お話の方は特に言及すべき点も見つから無いのですけど、場面毎のテンポと見せ方が良いので「結構面白いじゃん」みたいなところに落ち着きます。

前述の夜桜と比べると全体としてちょっと配慮が足りないというか、「場面場面が飛ぶな」という印象を受けてしまうのですが、個々のシーンそのものは良くできていると思いますね。

ちょっと話がズレますけど、中二病とFreeはなんか辛かったので途中で挫折してしまいましたが、作画が良いことを抜きにしても京都アニメーションお抱えのスタッフは武本山田両監督を筆頭にやっぱり質が高いと思いますね。なんか色々言われてるみたいですけど。たまこまにしろ氷菓にしろ楽しく見れてますし、日常もどっかの国の公共放送で放映された再編集版は良かったと思います。

これもとりあえず実況だけしようと思って録画してなかったんですよね。なんでこう毎回後手後手に回るのか。今夜放送になる2話は大好きな武本康弘監督がコンテ切ってるようなのでわりとwktkしながら待っています。


京騒戯画(追記)

さっき一話観終わったんですけどね、コレですよコレ!2年前に見てたのはコレなんですよ!

先週分の0話がなんかテンション上がらなくてどうかなーって思ってたんですけど、全く以て杞憂でしたね。素晴らしいテンポと小気味良いメタファー、大暴れ系の作画にモラトリアムからの脱却をテーマに据えた脚本、FLCL(というか鶴巻・榎戸ライン)の正統後継者です。そして撮り方そのものは細田守が入ってるかな~みたいな。上手く言えないですけど。

やっぱり、なんというか、いいですよね。感性が全体的に若いというか、「もっと動かしてーンだよ!」とか、「子供向けばっかりはモー嫌だ!」みたいなスタッフの鬱屈した感情が全ての面でいい方向に出ている感じがしてとても素敵です。「俺たちはもっとカッコ良くて可愛くて楽しいのが作りたいんだ!」みたいなドライブ感が全体から滲み出てますよね。TVアニメになるって聞いた時は若干老いて擦れた感じになっちゃうんじゃないかなぁと不安だったんですけど、1話見る限りもうキレっキレですよね。そうだよ、こういうのが見たかったんだ。もう一回見よう。

ただ12話は若干長いかもなぁと。ブラックボックスだった世界観は1話で全部解説してしまったわけで、個人的には全6話もあれば大団円だと思うんですけどね、昔のOVAってそのくらいの密度だし。まぁキャラの頭数もそれなりに居るので絡めてエピソード作ればなんとか、ってところでしょうか?

あとついでに監督の松本理恵さんは僕のちょい年上なんで結構応援してたりします。このままキレっキレで行ってくれればキルラキルより僕好みのアニメになりそうですね。



放送分全部見たわけじゃないですけど、キルラキル以外で目に付いたのはこの辺りですかね。京騒戯画の実質一話目が今夜なんですけど、先週放送されたBGM差し替え版はアレな出来だったのでちょっと期待外れかもなぁと面白かったので追記して入れときました。若い子なら"凪のあすから"とか喜ばれそうですね。

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