Pハリーのロック史

ロック史 第二章 ロック誕生以前の大衆音楽

2020/06/13 12:24 投稿

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大衆音楽をどこまで遡って考察するかは難しい。ロックへの影響や起源を考えるならアメリカの1700年代末期あたりからでいいのだろうが。
音楽の起源を調べるのは困難を極める。記録媒体も譜面もないのだから。
36000年前に中空の骨に穴が開いているものが楽器ではないかと推察されたり。
太古でも抑揚をつけてうなったり石や木を叩いたりしていただろうが、誰も判らない。
メソポタミア・古代エジプト・古代ギリシャには楽器(ハープ・笛・太鼓)を描いたレリーフや壁画があり、楽器自体も発掘されたりした。インドでも紀元前500年ぐらいの「サーマ・ヴェーダ」に当時の音楽について詳しく記述がある。
6世紀以前の音楽は古代の音楽にカテゴライズされるのか。まぁ神話に題材を採ったものや宗教的な音楽が主であろう。この時代にも大衆の音楽はあったのだろうが記録がw
6世紀から15世紀の音楽は中世西洋音楽にカテゴライズされるのか。
規格化された「譜面」、音楽理論、大道芸人・吟遊詩人・宮廷歌人など音楽の多様化・進化が進んだ時代か。
王族諸侯教会などの権力者が音楽家を庇護したり援助したりして発達したりも。
専門外ではあるがクラシック音楽の歴史を簡単に。
15世紀から16世紀までのルネサンス音楽。
17世紀初頭から18世紀半ばまでがバロック音楽。
 バロック後期になると流石に署名な作曲家が出てくる。ヴィヴァルディ・バッハ・ハイドン
18世紀後半から古典派
 ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン・パガニーニ・シューベルト・ロッシニーニ
19世紀初頭がロマン派
 ヨハンシュトラウス一世・メンデルスゾーン・ショパン・リスト・ワーグナー
19世紀中頃の国民楽派
 ムソルグスキー・ボロディン・ドヴォルザーク・シベリウス・スメタナ
 他19世紀中頃のブラームス・サンサーンス・ビゼー・チャイコフスキー
19世紀後期
 エルガー・プッチーニ・マーラー・ドヴュッシー
20世紀以降
 シベリウス・サティ・バルトーク・ラフマニノフ・ラヴェル・ホルスト・プロコフィエフ
 ストラヴィンスキー・ガーシュイン
大衆音楽として触れなければならないのは「オペラ」から派生した音楽。
 オペラはルネサンス時代のイタリアはフィレンツェで古代ギリシャ演劇を復興しようという動きから始まった。17世紀初頭から18世紀にかけてナポリで隆盛を極めた。
有名なのはヴェルディとプッチーニ。
 17世紀後半、もっとオペラに物語性やストーリーを求めようとウィーンでドイツオペラが改革を起こす。モーツァルトからベートーヴェン・ウェーバーからワーグナーへ。
 富裕層などの娯楽として発達したオペラとは別に、もっと大衆性・エンタメ性のあるオペラが生まれた。オペラ発祥の地イタリアでは18世紀初頭にオペラ・ブッファ(喜歌劇)が生まれた。その影響はフランスに飛び火し18世紀中頃にオペラ・コミックが発生。
18世紀初頭にはイギリスでイタリアオペラによる反発と風刺からバラッド・オペラが生まれる。このバラッド・オペラをドイツ風にいわゆる「翻訳」を試みたのがジング・シュピールである。オペレッタという呼び名は主にフランスやドイツにおける大衆喜歌劇を指す。
ジング・シュピールで最も有名なのはモーツァルトによる「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」であり「魔笛」である。
フランスやドイツ・イギリスにおける大衆喜歌劇は、後にキャバレー・レビュー・ボードビル(仏)カバレット(独)ミュージックホール(英)に継承されミュージカルやエンタメやポップスを生み出す基盤となる。
さて音楽史において、わざと記述を避けた作曲家が一人いるが、それはアメリカの「フォスター(1826~1864)」である。
さて、次回はアメリカの大衆音楽の誕生について。


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