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【劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編】 Qべぇの倫理を受け入れたのは「まどか」である、という事実。

2015/01/22 23:14 投稿

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私的結論。


続編があるとすれば、以下に書く これ にどういう結論を出すのかに注目したい。
極論かもしれないが、これがこのシリーズの主軸なのではないか、と感じるようになった。
ほむらが、よくいう解釈、「とかげのモチーフ」に代表されるような「倒されるべき存在」であるなら、この作品はあくまでも「Qべぇの論理側」に立った考えの作品なのだと理解します。
拡大解釈すれば、社会主義的なものの考え方の必要性を説いたのだ、とまで思うのです。
ONE FOR ALL だけで、ALL FOR ONE が置き去りにされるのでしょうか…?


■「Qべぇの論理」と「秩序と欲望」

秩序(正しい順序・筋道。社会・集団などが、望ましい状態を保つための順序やきまり)
欲望(不足を感じてこれを満たそうと強く望むこと)

だそうだ。
ほむらは、あの世界に不足を感じた。
それが只単にまどかの存在のことだけなのか、Qべぇの存在や所業さえも問題にしたのか。

どちらにせよ、ほむらが不足(世界の欠陥)を満たそうとすれば、秩序とは対決しなければならないわけだ。これはどんな小さな世界、つまり環境や組織でも同じではないだろうか。
ルールを変えようと望めば、対決(改革、革命)をしなければならないのではないか。

ほむらは、Qべぇの言う「個よりも社会(全体)優先」という考えとは相対していると思う。
「個人の利益・幸福」よりも 「全体の利益・幸福」が優先 という それとだ。
一人の犠牲はとるに足らない。その犠牲により 全体が利益を得られるならば、そのなにが問題なのか、というようなことでしたね。
そうです、家畜の扱い・種の存続、の部分です。


今作のほむらは、おそらくこれまでどおり「個(まどか)を優先」したのでしょう。
そう考えると、TV版で多くの我々「視聴者としての個」が感じた「Qべぇの論理への反発」といった感情に則した行動とも言えるのではないでしょうか。
ほむらの行為に「人間らしい」と感じるのはそのせいかもしれません。

まどかは前作、Qべぇの論理に違和感を憶えつつも、実は それに添った行動をしていると言えなくもない。
自己を犠牲にし、個よりも 全体の利益を優先したのです。

意図的かどうかはともかく、結果そういうことなのではないでしょうか。

全体に利益をもたらす事ができるなら、個の命を犠牲にする事は厭わない。
戦時下での特攻精神と同じ、と言う人の気持ちもわかる。
皆が喜ぶなら、家族を悲しませるくらいどうってことない、とでもいうかのようだ。
今となっては、癒されたと感じていた前作は「命の使い方」を指南しているようにさえ感じる。


「秩序と欲望」 は 言い換えれば「全体と個」「保守と革新」の関係であるとも いえませんか。

簡単にいってしまえば、世界を「これでいい」と思うか「これでは駄目だ」と思うかだ。
ほむらの「この世界が尊いと思う?」に対し、
まどかの「尊いと思うよ。自分勝手にルールを破るのって悪いことじゃないかな」
の会話は、まさにこれだ。

さらにいえば
「まだだめよ」
は、納得していないという、ほむらの世界観としての心情なのか…


ただ、それなら まどかが間違いなのかと問われれば、そうとも言えない。
また、ほむらにそのような明確な意図、主張があるのかもわからない。
この作品は結論として、そこを明確に表現していないのです。
つまり、Qべぇの論理を肯定も否定もしていない。
なんのことはない。
TV版から、なんら進展していないともいえるのです。

答えが無いのが答え。
まぁ そういうものかもしれませんが、表現者としてはなにかしら結論を導き出してほしいとも思うのです。
むしろ、これにどんな結末を与えるのか、楽しみになりました。

まどかとほむらの喧嘩。
これこそがまさに、この「Qべぇの論理」との対決であり縮図、なのかもしれないですね。





追記>>2017.1.3

まどかの自己犠牲を「尊い」と思えるかどうか。
自分は ”子供” なのはまどかだと思う。
Qべぇにそそのかされ続けているとしか感じられなくなった。

そしてTV版のほむらに感じた「あきらめない」に共感した視聴者に対し、「一歩間違うとこうなるよ」と警鐘を鳴らしたかのような、ほむらファンに対する「人格否定感」。
考え過ぎ?
確かにね。
でも そう感じてしまったのです。
あれ以降、本編を直視できなくなってしまったのは事実。

もう忘れたい。
時間巻き戻して、やり直したいw
そしたら絶対新編は観ないから…。








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