さつき が てんこもりです。北海道生まれ東京育ちの30歳、作曲家です。

電気グルーヴの30周年記念アルバム「30」がとても良く、
特に「07.富士山 (Techno Disco Fujisan) 」は適度に気が抜けていて、
卓球さんの手癖感のあるミニマルなインベーダーベースや、
往年の音ネタが盛り込まれていて、記事にしようと思っていた矢先、
この様な事件になってしまい、まぁまぁ残念です。

ドラマとかはあまり見ないので、役者としてのピエール瀧さんの活躍は元々大して追えていないので、
落ち着いた頃にミュージシャンとしてのお二人のリリースを楽しみにしています。

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さーて、何故こうも毎日テンパっているのだろうか。
そもそも何が忙しいのか考えてみました。

半年ほどの制作期間をいただいた案件も、
「・・・こういう事情なので2週間でお願いします」と拝み込まれてしまった案件でも、
僕は等しく、締め切りギリギリどころか、少しオーバーしてしまい、
関係各所に迷惑をかけてしまう事が多々あります。

そういう時期になると、このブロマガでも再三お伝えしている通り、
僕はメンヘラおじさんですので、寝てもうなされ、体調を崩してしまったりするわけです。

「じゃあ先にやれば良いじゃないか」という話で、本当にそれがこの話の答えなのは明確なんです。
ただ、夏休みの宿題を夏休みの初期に終わらせる奴というのは、
大卒であるし、リアルの充実であるし、ヤリサーであるし、高校時代はマネージャー(クラスで一番可愛い)と付き合っていたサッカー部であるのです。

ただ、締め切りが無ければ生きていけません。
納品物への対価で生きている以上、この憎むべき締め切りに生かされているというのは事実です。
色々対策して生きてきたけど、自分のダメっぷりが浮き彫りになるばっかり。
こんな時はいっぱつ、コカインでもキメたろ!という気持ちになるのも、気持ちだけはわかります。
(瀧さんがどこまでクリエイティブの部分で絡んでいるのかは電気グルーヴファン内でも永遠の謎かと思いますが)

最近はチームで制作を一任される事が多いので、小まめな定期連絡を心がけています。
ただ、僕の後輩等で構成されているチームですし、みんなまぁ似たようなもんです。
マネジメントを外部の人にお願いしようと思ったり、事務所への加入も一時期考えましたが、
あんまり長続きしているビジョンが見えないのでやめました。



ここ最近は特にそんな感じだったんですが、
大体ここまでの話と同じような話を、とある現場でしたところ、
「さつきさんずっと売れてますもんね」という想定外の返しをされて、それからしばらく考え込んでしまいました。

・・・僕売れてますか?
締め切りが絶えず訪れる原因は僕が売れているからなのではないか?

なんだか少しだけ、猫背気味の背筋がピンとなる感覚を覚える。

毎日テンパってる理由が「(売れているのに)締め切りでドタバタするから」なのに、
その側面にあったカッコ内が見えていなかっただけではないか?

今度からちゃんと納品して、リテイク喰らってふさぎ込んでも、
そういう風に考えれば立ち上がれる気がします。
2秒で躁展する魔法の言葉を見つけた。




物は言いようだけど、僕は今、売れてます。