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昨日(8月9日)は雀王戦Aリーグ第8節でした。
その最終半荘、トップ目西家で迎えたオーラスの出来事です。

2着目の東家とは18000点差。
3、4着は東家とマンガン差圏内です。点差も点差だし、アガリ止めも無いルール。


0本場、最初からストレートにアガリを目指せばトップを守りきれたかもしれなかったものの、良く言えば慎重策、悪く言えば油断――

少し引き気味に打ったがために親の連チャンを許し、結局3着まで転落した。
会場を一目散に飛び出した。悔しくて――ホントにもう悔しくて。

あのままトップなら現状のポイントよりも75Pは加算されていたはずだった。
決定戦進出も十分視野に入る位置につけていたはずなのに――

プロリーグ戦で賭けているのは、決定戦進出の権利と「時間」だ。
負けたら40半荘分、これだけの闘牌にかかった「時間」が水泡に帰し振り出しに戻る。

挽回の機会が自由に得られる天鳳とは違って
挽回の機会を自由に選ぶことができないプロリーグ戦。

だからこそ1戦1戦、1打1打の重要性が増し
それに賭ける対局者の摸打は、それはもう真剣そのものなのである。