編集者の福地誠氏が言うとおり、この本は牌効率&押し引き大辞典ですね。
「プレイヤーに必要な技術を戦術の専門家が提供する」
確かにスポーツなどはプレイヤーに必要な筋肉を鍛えるために
その道の専門家がトレーニングカリキュラムを作成したりすることはあるでしょう。
でも頭脳ゲームの場合は?果たしてそうなのだろうか?
そういったことも含めて、これからおいおい話していきたいと思います。
ゆるっと麻雀座談会① 6p~
人が行動を起こすモチベーションは色々あります。
「麻雀プロの間違いを正したいという使命感」著者のネマタ氏はこれでした。
「継続は力なり」
いうと簡単に聞こえますが、実は意外と難しいことなんですよね。
たいていの人は真剣にやり遂げることを途中で放棄してしまいますから。
「これ以上を求めても何の意味もない――」
なんて、自分に都合の良い言い訳を見つけては諦めてしまう。麻雀の研究もそうでしょう。意味とかそういった話ではなく、異常なまでの執着心の結晶のようなもの。
1つのことに執着し続ける能力というのは実は稀少で
「バカと天才は紙一重」なんて言われるのもそれゆえのこと。
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