牌譜添削 天鳳七段

木原さんが常々仰る「相手がノーテンのうちは強気に、テンパイと思ったら慎重に」は、いつも心掛けています。が、洞察力など各種スキルが低いせいか全体的に押し過ぎている気がします…。

今日の牌譜添削はＳさんです。



対面の親がオタ風ポン、Sさんもピンズの染めが本線だと予想しているはずです。

ではここからどのように考え、何を切りますか？



Sさんはを選択。結論から話すとOKです。

ホンイツには字牌か数牌で放銃する

単純で当たり前のことですけど
ホンイツには字牌かその色の数牌で放銃します。

だから字牌のカウンティングが必須なのです。

この局だと字牌のシャンポンに当たり得る牌は
危険度A　危険度B　危険度C　です。



対ホンイツも黒ひげ危機一髪理論を適用せよ

つまりこの場合は、通っていない字牌が多いので
ピンズ１枚余った程度でも勝負ができると判断します。

逆に言えば字牌がほとんど通っていたら、数牌で当たる確率が高くなっているので勝負でき

[えす (ID:2310967)]

早速の添削ありがとうございます。いずれのご指摘も参考になりましたが、特に、
・アンカンへの警戒度
・点棒状況を踏まえて、目一杯ではない手組み
・西場でのエンド条件を意識した打ち方（正直、全部オーラスと同じイメージで打ってました…）
この辺、全然出来てませんでした…。意識して打ち方を変えてみます！ありがとうございました！

[木原 浩一 (著者)]

いつもありがとうございます

えすさんは押し引きの局面よりも構えを工夫した方が良いと思います。アガリ逃しも増えてしまうリスクもありますが、練習してバランス調整してみて下さい。