麻雀においてリスクのない選択は存在しません。
押せば放銃するリスクを負い
オリればツモられるリスクを負う
リーチをかければ、手を変えられないリスクを負い
他家のテンパイに放銃してしまうリスクも負う
ダマテンにすれば、打点アップを逃がすリスクを負い
他家がリーチの制限を受けず、自由に打たれるリスクも負う
役牌を鳴けば、安全度の高い牌を晒すリスクを負い
役牌をスルーすれば、アガリから遠のくリスクを負う
打牌選択時にリターンを追求しているように見えて
それと同時に、将来負うべきリスクも選択しているのです。
白鳥選手が打としてテンパイに取らなかったシーンです。
がフリテンかつ薄いというのも
あったと思いますが、自分の目からが4枚見え
残り2枚のは強そう
残り2枚のも強そう
残り3枚のは不明ですが、山にあっても不思議ではない
の7枚受けにはかなりの手応えがあった
のではないかと
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
コメント
(著者)
いつもありがとうございます
当記事中にレスを追記しました。また遠慮なくコメントくださいね(*^-^*)
あんまり人の場をお借りして長文コメント投下し続けるのもどうなのか…とは思いつつ。
確かに手牌価値は違います(それも巡目含め正直少し絵に描いた餅の匂いもする)が、それ以上に他家の進行が違いすぎたと思います。
7s無い方は、本田さんすごく筒子風だが9p鳴いてない1p鳴いてない自分視点6p全見えでやっててもまだ遠そう筒子一直線なら危険な37が12より後に出てるのも変で中のみやドラ内蔵のこともある、瑞原さん1p対子落としで巡目進むと怖いが今は3対子形からの対応込みっぽいし少なめに見て2,3巡は猶予ありそう、ゆーみんはいける手っぽいがまだよくわからない純粋に良いことも安くて早いことも重くて高いこともある。
こんなん100万人中100万人が7s全枯れに舌打ちしつつもアガリは目指す所で、切る牌はともかく押し引き選択の余地などそもそもないと見えます。
1sポンされた方は、行けば最低三つ巴かつ後手を踏んでる危険な勝負になりやすいし、河的に近藤さんはこちらが何もせずともすでに充分苦しんでらっしゃる様子だし、手牌に溺れて無理する点差でもなく、確かに西で一歩引くのもわかるなぁ、って感じです(むしろそのずっと前の白北残して1s切りの所の方がそこは普通に一枚切れの白を打っとく所じゃないのか感があった)
ぶっちゃけ西打つが通常なのはそれはそうだし木原さんの判断基準を特に疑ったこともないですが、それでも、見れば見るほどあの西で急停止するのは何となくの手癖とかただの臆病や偏りなどではなく、白鳥翔の弱みと強みが両方垣間見える少し特殊な事例だったのではないかと改めて思います。
あの基準で人知れず助かることも無惨に死ぬことも本当にありそうで、どっちが多くなるかはまだ誰にもわからない。
九死に一生にしろ死亡シーン集にしろ、今後もっと多くのサンプルが集まってから打ち筋傾向を絡めて精査してみても遅くはない。
少なくとも僕にはそういう風に見えました。
(著者)
>押し引き選択の余地などそもそもない
打牌選択の質は打8pまたは東でだいぶ違うと思います。論点はそこだけではないでしょうか?
>最低三つ巴かつ後手を踏んでる危険な勝負になりやすいし、河的に近藤さんはこちらが何もせずともすでに充分苦しんでらっしゃる
最低三つ巴になるという根拠に乏しく思います。近藤さんが苦しんでいるのであればなおさらではないでしょうか?
>手牌に溺れて無理する点差
西を切ることが無理をしているとは全く思わないですし、この感覚が違うのならいくら話しても平行線だと思います。
>白鳥翔の弱みと強みが両方垣間見える
この意見は完全に同意します。
(ID:2121207)
わざわざ記事にしてまでの丁寧なご返信ありがとうございます。
色々と考えさせられました。近藤選手が対多井選手にめちゃくちゃマイナス食わされる理由の一つがよく見えたように思います。
ただ、一つだけ、これだけは反論させてください。
「トップと8200点差2着と500点差24000点持ちの微差3着目」と「リーチすら出来ずトップと16400点差3着と3000点差のラス目」を同一レイヤー上に並べて「麻雀は後者のように積極的に行くべきです」って結論にするのは、ちょっと、いやだいぶズルいと思います!(本当に積極的にリスクを負っていくならドラ東重なりも見て6s5s外しのような気もするし)