2016年、麻雀プロ団体日本一決定戦 というイベントがあった。

最終日、最終半荘の出来事
ほぼ優勝はプロ連盟で決まりといった状況だった。

すいません――

プロ連盟の大将、勝又プロが何度も牌をポロリと溢す。
実はこの試合直前まで、勝又プロは体調不良で入院していたのだ。

まだ本調子ではないのかな―― と心配になるほどだった。

実際にその場に座ってみないと
実際にその人の立場になってみないとかかる重圧はわからない。

見た目だけで勝手に「冷静沈着な人」だと決めつけていたが
勝って当然―― 勝又プロにとっては相当なプレッシャーだったのだろう。

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プレッシャーは指先や所作に現れる

二階堂亜樹プロといえば
若いころから何度も大舞台を経験してきたプレイヤーだ。