Youtube  木原浩一の麻雀チャンネル  では
Mリーガーのファインプレイを紹介する動画を毎週アップします!

相方は近代麻雀webの観戦記者でお馴染みの zeRo さんです。



今週の木原プレゼンツ



今週のzeRoプレゼンツ

各自1回、毎週2回のペースで
再生数が少なくなって心が折れてしまうまでやりたいと思います!

動画のクオリティはアップしながら上げていくスタイルで(笑)
と、とにかく頑張りますので、清きワンクリックをよろしくお願いします!

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動画で解説した戦ってきたステージの違いについて
ここは鳳凰卓、南家は2巡目にしてオタ風北:麻雀王国ポンの仕掛けでした。

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更に八索:麻雀王国をポンして打七索:麻雀王国です。

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こんなゴミみたいな牌姿から放銃してしまいました(笑) (牌図A)

木原ぬっる!

と思われるかもしれませんが
平均副露率が3割5分を超える鳳凰卓というステージでは

程よく仕掛けを軽視したほうがうまくいくことのほうが多い

ということを知っているからなのです。

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南家視点で見て見ましょう。このプレイヤーが仮に
副露率2割5分のプレイヤーだとしたら、間違いなくこのはスルーします。

もしも副露率2割5分くらいのプレイヤーが
2巡目にオタ風を1鳴きするとしたら一体どんな牌姿でしょうか?

二筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索赤:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国八索:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国

大げさかもしれませんが、それなりの牌姿を想定するので
(牌図A)のような牌姿から中:麻雀王国を打つのは止めたほうが良いでしょう。

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今度は自分の仕掛けです。發:麻雀王国をポンしてこの巡目なら――

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こう打ちます。麻雀のアガリは就職活動のようなものです。

あなたの第一志望は何ですか? と聞かれたら
この巡目であれば大手企業の ホンイツ株式会社 と答えます。

最初から下請け企業の 有限会社ヤクハイ 一本で
というのも全く夢の無い話です。可能な限りよい企業を目指しましょう!

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しかし巡目の経過とともに現実を見据えなければなりません。

そろそろどうしますか? あなたの能力
(牌姿の潜在能力)で大手企業に本当に就職できると思いますか?

下家から出た五萬:麻雀王国は、あなたにそう問いかけているのです。
では答えてください。いや、まだホンイツ株式会社を諦めません!

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これからも何度だって問いかけてきますよ。

有限会社ヤクハイの社長「どうだい君?うちなら即採用するけど?」

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僕「せっかくですが、まだ株式会社ホンイツを諦めきれません!」

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あと一歩のところまで来ましたね。
こんな派手な捨て牌をしていたら簡単に出ねぇよ と思うじゃないですか。

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ね、出るじゃないですか。

誤解しないで聞いてほしいのですが
これは対面が温いとか、鳳凰卓はレベルが低いとかそういった話ではないのです。

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副露が多いステージでは
副露する手牌のレンジが広いので――

程よく仕掛けを軽視したほうがうまくいくことが多い
と皆知っているからこそ、このようにまだ鳴けたりもするのです。

もしも鳳凰卓が副露率の低いステージならば
対面からこの西:麻雀王国が簡単に出るようなことはないはずなのです。

だからこそ副露率が高いステージで戦う強者は
ある程度仕掛けに被せられることを見込んで副露しますし

また副露率が低いステージで戦ってきた強者は
次も鳴けるよう、捨て牌の見せ方や、牌の切り順にかなり気を使うのです。

何度も言いますが、どちらのレベルが高いとかそういった話ではありません。
戦うステージや対戦相手によって、最適戦略が変わってくるという話なのです。