・エピローグ
・第1章 お1人様でも安心
・第2章 鶏が先か、卵が先か
・第3章 アルバイト
・第4章 デビュー
・第5章 時間泥棒
・第6章 都会のオアシス
雀荘でアルバイトを始めた時の時給は1000円
1半荘400円のゲーム代は、完全に自腹という待遇だった。
勤務時間は1日12時間。仮にその日10半荘
打ったとしたら、ゲーム代を除く日給は実質8000円。
これを時給換算すると―― というようなことは
一切考えたこともなかった。正直給料なんかどうでも良かったのだ。
そもそもお金のためならサラリーマンは辞めないし
同じアルバイトでも、松屋の深夜アルバイトのほうがずっと時給は高い。
待遇とは何か 給与や労働時間だけが待遇ではない。
労働環境や同僚、上司、全ての条件をひっくるめて待遇というのだ。
大好きな麻雀を打って給料がもらえる
こんな神待遇の職場は他に知らない。始めた頃は
社員の人にお願いしてシフトを譲ってっもらったりもしてい
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