本日は20:00~天鳳名人戦最終節 多井隆晴プロ と一緒に解説しまーす。



「挑戦者を迎撃せよ 天鳳位の牙城を死守せよ」

 麻雀プロ VS 天鳳位 というコンセプトのもと
今から約6年前、2011年6月に第1期天鳳名人戦が開催されました。

いまのアカウントが鳳凰卓入りしたのがちょうどその時期。
その開幕戦を解説席から眺めていて、いつか自分もこの場所で――

麻雀プロ側ではなく天鳳プレイヤー側から出場したい

そう思っていました。というのも「所詮はネット」といったように
まだこの当時は、天鳳の実力者を軽んじて見る風潮が色濃くあったからなのです。

これだけ数多くのプレイヤーがいれば千差万別十人十色、評判通りさほど強くない人も数多くいることは紛れもない事実です。でもそれは麻雀プロの世界でも一緒でしょう?

俺が天鳳代表として麻雀プロをボコってやんよ

少なからず天鳳には愛着がありましたし、天鳳でも本当に強い人は麻雀プロの上位層にも全く引けを取らないということも身をもって知っていました。

よし、僕がそれを証明してやろう!という謎の意気込みだったのです。

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※2017年4月21日現在

ところがその後、5年経っても天鳳位には到達せず
当時の意気込みもすっかり忘れかけていたある日のこと――

木原さん、来季の天鳳名人戦に出てみませんか?

出場のオファーがありました。僕はその時現役雀王だったので
このようなオファーがあっても、なんら不思議ではなかったのです。

いや、天鳳名人戦には天鳳位として出たいんで

謎の意気込みの名残りだったのでしょう。僕は即答で断りました。
そのことを「月曜日を迎えたくない人のための天鳳配信」内で話したら――

ちょww まww おまえはアフォか??

と、リスナーの皆様から総スカンを喰らってしまいました。
む、なぜだ? こだわりを持つことはそんなにいけないことなのだろうか?

この放送を聞いている人は木原さんが天鳳名人戦に出ることを望んでいる

馴染みの対局番組に出てくれることが嬉しい。それが今いちよくわかっていなかったのです。昨年行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」で、応援に熱が入った話をしたら――

あ、それそれ!

なるほど、麻雀観戦って本来こういう気持ちなんだなーと。昔は応援してくれる人なんてほとんどいないと思っていたから。でも今ならその気持ちも理解できる。

おまえはまだ小物なんだから、こういう機会を断わるな

もしかしたら今日隣に座っているかもしれない某有名プロからもアドバイスを頂いた。
(注・実際はこういう口調ではありません)

今後麻雀プロとしてやっていくつもりなら実績作りは大事にしないといけない。
そうだ、僕はまだ麻雀プロ見習いなのだ。オファーを断るなんて勘違いも甚だしかった。

もしもふたたび。や、もうないかもしれないけれど、今度あった時には――

木原さん、来季の天鳳名・・・・

はいっ!木原出ます!! 是非出させてくださいっ!!

そう心に決めていました。というわけで第7期天鳳名人戦
来季は選手として出場させていただきます。どうぞよろしくお願いします!!


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