第16期雀王戦Aリーグが4月2日に開幕します。
今年は14名、40半荘を打ち上位3名が決定戦へ。下位3名がBリーグに降級します。
1年目 6位
2年目 8位
3年目 8位
4年目 6位
5年目 8位
6年目 1位 決定戦2位
7年目 2位 決定戦4位
8年目 6位
9年目 2位 決定戦1位
10年目 なし 決定戦3位
11年目 ――
初めてAリーグに上がったのが第6期でした。
今年でAリーグ在籍11年目、通算10回目のリーグ戦となります。
目標は――
決定戦進出ということになりますが、最終節に近づくまでは特に意識しませんね。
真の目標は最後まで一打一打ベストを尽くし続けることです。
自信のほどは――
勝ってもおかしくないと思う程度にはあります。
まあ負けても全然おかしくないんですけどね(笑)
Bリーグに降級することもありえると――
通常なら15人中3人が降級、つまり2割の人が降級するわけです。
もちろん実力差で降級する確率は均等ではありませんが
たとえどんな強者だとしても、少なく見積もっても10回に1度以上は降級しますよ
でも全然降級しない人っているじゃないですか――
40半荘をワンセットとして仮に1000回くらいリーグ戦を繰り返せば
誰も「俺だけは降級しない!」なんて絵空事は言えなくなると思いますよ(笑)
リーグ戦は1年に1回、現実的に1000回やるのは不可能ですね――
天鳳でも「俺だけは降段しない!」って豪語する人たまーにいるんですけど
そういった人でも1万~2万半荘打ったら、そんなことは言えなくなると思います。
もちろん人によって程度の差はありますが、麻雀が抽選ゲームである以上
精度の極めて高い予知能力者でもない限り降級、降段する可能性は必ずありますから。
リーグ戦や天鳳をそこまで打ったことがないのに、なぜそう思うんですか――
雀荘勤務を15年やってきた経験からですね。
東風戦だけに限っていえば大体50000Gくらい打ったわけなんですけど
自分自身でもそうですが、同僚の浮き沈みのブレ幅を目の当たりにすると、どんな強者だとしても月間単位(400~500G)ならこんなに酷いことも起こってしまうのかーと
なるほど、麻雀の怖さを身をもって知っているわけですね――
普通の人は思うように成績が出なかったらそこで打たなくなってしまうじゃないですか
でもメンバーは仕事を辞めない限りそういうわけにもいかない。
どんな人にも好不調の波はあるわけで、絶不調時の成績も含め自分の実力ですからね。リーグ戦は短期の好不調が結果に反映されやすいし、天鳳だってあれだけラスペナルティが大きいルールなら、短期の下ブレのが段位に反映されやすいといえるでしょう。
つまり不調だからといって麻雀を止めてしまったり、たいして打数を重ねないままでは
自分の真の実力を知る機会はなかなか訪れないと思うんですよね。
なるほど、Aリーグを10年やってきた感想はどうですか――
9回やって決定戦進出が3回、降級がゼロ。まあ結果はツイているほうでした。
でもすごく後悔していることがあって
これは是非プロ団体に所属している人達に聞いてもらいたいんだけど
それは何ですか――
今だからいいますよ。最初はAリーグに上がって意気揚々とやってたんですけど、そのうちだんだんリーグ戦が飽きてきちゃってー
つまならくなったと――
もちろん真剣にやっているつもりだったんですけど、自分に不利な結果が出るたびに「ああ、麻雀ってこういうゲームだからなー」と、どこか冷めていたんですよね
どうしてそうなったのですか――
ずっと雀荘勤務だったじゃないですか。やっぱり麻雀もルーティンになってくるんですよね。よりシステマチックに。なるべく思考時間を減らすようにって
なるほど、同じことばかりの繰り返しで飽きがきたと――
もちろん自分が悪かったと思います。リーグ戦だけは違うつもりだったんだけど、結局良い結果が出ないことに自分の限界を感じてだんだん飽きてきたんですよね。
それから何か心境の変化があったのでしょうか――
雀荘の仕事を辞めてから麻雀を打つ時間が激減しました。ブロマガをやり始めたこともあって、打つことに割いていた時間を麻雀のことについて考える時間に充てたのです。
おお!あの1日たった18円でタイトル獲得者を量産したブロマガですね!――
それは完全に誇大広告ですけど(笑)飽きてしまうということは、結果が出ないからだけではなく、自分自身の成長を実感できないことに要因はあると思うんですよ。
結果が出ないと上達しているかどうかわかりづらいですよね――
上達する過程をレコーディングしたものがブロマガだと思うのです。
始めた頃のブロマガを読み返すと結構恥ずかしいことが書いてあったりもしますね(笑)
もう3年以上も前の話ですからね。やはり考え方も変わるものなのでしょうか――
そうですね。自分が選択に至るまでの思考を紹介する過程において矛盾点を修正したり、その考え方ならもっと良い方法があるのではないかと考えたり
試行錯誤したわけですね――
今まで考えることにあまり時間を割いてこなかったわけですから
毎日考えるようになると、新しい方法を思いつく機会も嫌でも増えてきますよね。
具体的にはどういった――
では実戦譜から取り上げて話しましょう。長くなってしまったので続きはまた明日~
第16期雀王戦Aリーグ開幕 その2
今日は18:00~こちらの番組に出演します。
どのような思考で麻雀を打っているか? その一部を紹介します。
今年は14名、40半荘を打ち上位3名が決定戦へ。下位3名がBリーグに降級します。
1年目 6位
2年目 8位
3年目 8位
4年目 6位
5年目 8位
6年目 1位 決定戦2位
7年目 2位 決定戦4位
8年目 6位
9年目 2位 決定戦1位
10年目 なし 決定戦3位
11年目 ――
初めてAリーグに上がったのが第6期でした。
今年でAリーグ在籍11年目、通算10回目のリーグ戦となります。
目標は――
決定戦進出ということになりますが、最終節に近づくまでは特に意識しませんね。
真の目標は最後まで一打一打ベストを尽くし続けることです。
自信のほどは――
勝ってもおかしくないと思う程度にはあります。
まあ負けても全然おかしくないんですけどね(笑)
Bリーグに降級することもありえると――
通常なら15人中3人が降級、つまり2割の人が降級するわけです。
もちろん実力差で降級する確率は均等ではありませんが
たとえどんな強者だとしても、少なく見積もっても10回に1度以上は降級しますよ
でも全然降級しない人っているじゃないですか――
40半荘をワンセットとして仮に1000回くらいリーグ戦を繰り返せば
誰も「俺だけは降級しない!」なんて絵空事は言えなくなると思いますよ(笑)
リーグ戦は1年に1回、現実的に1000回やるのは不可能ですね――
天鳳でも「俺だけは降段しない!」って豪語する人たまーにいるんですけど
そういった人でも1万~2万半荘打ったら、そんなことは言えなくなると思います。
もちろん人によって程度の差はありますが、麻雀が抽選ゲームである以上
精度の極めて高い予知能力者でもない限り降級、降段する可能性は必ずありますから。
リーグ戦や天鳳をそこまで打ったことがないのに、なぜそう思うんですか――
雀荘勤務を15年やってきた経験からですね。
東風戦だけに限っていえば大体50000Gくらい打ったわけなんですけど
自分自身でもそうですが、同僚の浮き沈みのブレ幅を目の当たりにすると、どんな強者だとしても月間単位(400~500G)ならこんなに酷いことも起こってしまうのかーと
なるほど、麻雀の怖さを身をもって知っているわけですね――
普通の人は思うように成績が出なかったらそこで打たなくなってしまうじゃないですか
でもメンバーは仕事を辞めない限りそういうわけにもいかない。
どんな人にも好不調の波はあるわけで、絶不調時の成績も含め自分の実力ですからね。リーグ戦は短期の好不調が結果に反映されやすいし、天鳳だってあれだけラスペナルティが大きいルールなら、短期の下ブレのが段位に反映されやすいといえるでしょう。
つまり不調だからといって麻雀を止めてしまったり、たいして打数を重ねないままでは
自分の真の実力を知る機会はなかなか訪れないと思うんですよね。
なるほど、Aリーグを10年やってきた感想はどうですか――
9回やって決定戦進出が3回、降級がゼロ。まあ結果はツイているほうでした。
でもすごく後悔していることがあって
これは是非プロ団体に所属している人達に聞いてもらいたいんだけど
それは何ですか――
今だからいいますよ。最初はAリーグに上がって意気揚々とやってたんですけど、そのうちだんだんリーグ戦が飽きてきちゃってー
つまならくなったと――
もちろん真剣にやっているつもりだったんですけど、自分に不利な結果が出るたびに「ああ、麻雀ってこういうゲームだからなー」と、どこか冷めていたんですよね
どうしてそうなったのですか――
ずっと雀荘勤務だったじゃないですか。やっぱり麻雀もルーティンになってくるんですよね。よりシステマチックに。なるべく思考時間を減らすようにって
なるほど、同じことばかりの繰り返しで飽きがきたと――
もちろん自分が悪かったと思います。リーグ戦だけは違うつもりだったんだけど、結局良い結果が出ないことに自分の限界を感じてだんだん飽きてきたんですよね。
それから何か心境の変化があったのでしょうか――
雀荘の仕事を辞めてから麻雀を打つ時間が激減しました。ブロマガをやり始めたこともあって、打つことに割いていた時間を麻雀のことについて考える時間に充てたのです。
おお!あの1日たった18円でタイトル獲得者を量産したブロマガですね!――
それは完全に誇大広告ですけど(笑)飽きてしまうということは、結果が出ないからだけではなく、自分自身の成長を実感できないことに要因はあると思うんですよ。
結果が出ないと上達しているかどうかわかりづらいですよね――
上達する過程をレコーディングしたものがブロマガだと思うのです。
始めた頃のブロマガを読み返すと結構恥ずかしいことが書いてあったりもしますね(笑)
もう3年以上も前の話ですからね。やはり考え方も変わるものなのでしょうか――
そうですね。自分が選択に至るまでの思考を紹介する過程において矛盾点を修正したり、その考え方ならもっと良い方法があるのではないかと考えたり
試行錯誤したわけですね――
今まで考えることにあまり時間を割いてこなかったわけですから
毎日考えるようになると、新しい方法を思いつく機会も嫌でも増えてきますよね。
具体的にはどういった――
では実戦譜から取り上げて話しましょう。長くなってしまったので続きはまた明日~
第16期雀王戦Aリーグ開幕 その2
今日は18:00~こちらの番組に出演します。
どのような思考で麻雀を打っているか? その一部を紹介します。
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