上仁樹が主演を務めました、黄檗文化映画シリーズエピソード2【学びの舎の仁心】~漢 方医学の系譜~はこの度完成となりました。 9月後半に関係者試写が行われてから皆様に観て頂けるようになります。




江戸時代に大阪で医院を開き漢方名医と称された北山寿安(きたやまじゅあん)。彼は自 身の利益を求めず貧しい人々を救い、「医は仁術を体現した」と言われ、現代も講談や浪曲 を通し語り継がれています。

そんな北山寿安の原点を探ってみると、江戸時代初期に丸山遊女の樋口氏と、福建省長 楽出身で薬種商の馬栄宇(ばえいう)との間に長崎で生まれ、親子共に戴曼公(たいまん こう)という黄檗禅宗の僧医から医術と仁心を学んでいたことがわかりました。

そして様々な記録や文物を見聞きしていると、北山寿安が今も語り継がれている理由は やはりその崇高な仁徳にあるようです。

本作品では、新型コロナが猛威を振るう現代大阪で医者を目指す医学生の物語と北山寿 安の伝説を通して、明代の長楽から長崎、さらには現代大阪へと続く文明の系譜を映し出 していきます。 

【あらすじ】

現代大阪で医大生の園部拓也は、コロナ後遺症を抱え様々な症状に悩まされながら勉強 を続けて医師国家試験に臨むが、上手くいかずに終わる。そんな時、医者でもある大学教 授から漢方治療を教わって少しずつ回復していくが、近所のお寺にまつられている漢方医 北山寿安の衝撃的なエピソードを知ることになる。
映画予告 

https://www.youtube.com/watch?v=X9Lmtb1fVdw

中国版


https://mp.weixin.qq.com/s/6zMQmU5ysgQUNIAeb_i-EA