脇本雄太選手、新田祐大選手の先行は新田選手が出切り、更にそこから渡邉一成選手が追い込んで、GI初優勝となりました。
競技と競輪の両立を目指してきた渡邉選手にとってこの優勝は大きなものとなったと思います。そして、更なる発展をしてほしいと思いました。
それは、競輪では更なるGI優勝と競技では更なる高みを目指してほしいと思います。
おめでとうございました!
決勝ゴール
ダッグアウトから
■11レース
●優勝の渡邉一成
「優勝出来て、すごく嬉しいですし、この結果は北日本の後輩と先輩のおかげだと思います! 新田君なら必ず力を出し切ってくれますし、後ろもしっかりしているし、迷うことなく新田君についていました。3月に世界選がありますので、そこで悔いが残らないように、そこでオリンピックが決まるので、まずはそこに集中して、その流れでダービーも走れればいいと思っています。今年初のGIタイトルホルダーになりましたが、SSの次に責任ある立場になったと思うので、それを胸に今後のレースをしていきたいですし、北日本からどんどん優勝者が出るように、練習していきたいと思います」
●2着の佐藤慎太郎
「もう新田と一成の力が抜けていましたね。新田は今でも超一流の選手なんですけど、強いだけでもなくて、もっと信頼される選手に今日のレースでレベルアップしたと思います。すごかったですね。圭尚も4番手を固めてくれて、北日本の絆を、これを見ている若手だったりがレースを見て感じてくれて、そういう強い地区になっていければ、さらにいいなと思います」
●3着の新田祐大
「本当は下げないような予定だったんですけども、脇本君がいい勢いできていて、もし下がった場合の展開も考えていたので、それがあのタイミングでした。落車があったのは残念ですが、自分としてはすごく気持ちよくレースをさせてもらいました」
●4着の近藤隆司
「力の差を感じました…。打鐘まではよかったけど、新田を発見したワッキーのかかりがすごくて、そこを脚を使わずに捲ろうなんて思っていた時には4車身空いていたので。空いたおかげで落車を避けれたけど、本当にすごい力の差を感じました」
●5着の菊地圭尚
「一成が優勝してくれて、よかったです。打鐘でどうするのかなと思っていたら、その時に新田も踏んじゃったので、ちょっと口が空いちゃって、そのまま離れたのは、ちょっと油断してしまいました。その辺をしっかりついていかないと話にならないですね」
●6着の脇本雄太
「残りの2周半からもう、北日本ラインがすごい牽制をしていたので、自分の中で焦りが出てしまったのかもしれないですね。主導権をなんとしても取らないと、近畿のラインとしてもダメにしてしまいますし、新田さんともがきあっても分が悪いですし、早めに主導権を取らないといけないって思いました。結局、北日本に上位独占されてしまったので、すごい悔しいですね」
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