昨日は雨、本日はにわか雨と雨続きですが、宇都宮バンクは大勢のお客さんで盛り上がっていました。
本日は二次予選と龍虎賞が行われました。
龍虎賞は、脇本雄太が先行し、その番手の松岡健介がゴール前の直線で抜け出し、1着。ワッキーの先行力はすごいですね。そして後閑信一の3番手取り切りも思わずうまい!と言ってしまいました。
龍虎賞フォトダイジェスト
また二次予選を見ると、浅井康太、、金子貴志、深谷知広はしっかりと勝ち上がりました。
さすがSSですね。
さて明日は準決勝戦です。
どの選手が勝ち上がってくるのでしょうか? 本当に先に知りたいですよね結果が出る前に。
レースを見ていると結構調子のよさそうな選手が見えてくるものですが、多分皆さんも感じられている選手だと思います。
一人は田中晴基、もう一人がやはり深谷知広でしょう。浅井康太もいい感じだとは思うのですが、なにか引っかかるものを感じます。
さて明日の準決勝戦、どの選手から買います?
強ければ先行逃げ切りも出来るバンクが宇都宮。
穴目から買うのか、本命から買うのかは懐具合でしょう!
、さあ明日はしっかりと頑張りましょう!競輪場でお待ちしています。
■前半戦よりピックアップ
●5レースの特一般戦。捲った藤田竜矢をマークした朝倉佳弘がゴール前で交わしてGI初勝利を挙げた。
「付いていたときは余裕がありましたね。でも三谷(将太)も怖かったし、吉田(敏洋)さんにも横に来られたら嫌だなと警戒していました。一回休んでから踏みにいって、スッと抜けるかなと思ったら、ゴール前はやっと抜けた感じでした。やっぱり(藤田は)GIの先行選手ですね。(GI初勝利は)自分にとっての区切りになるとは思いますが、まだS級優勝もしていないし、もっとドカンと上げていかないといけないですね。今はラインの力に頼っているだけだし、自分は素質がある方でもないので、もっと練習して底上げしていきたいと思います」
■6レース(二次予選)
●3番手からすかさず仕掛けて押し切った田中晴基。
「突っ張りは早いと思ったし、すんなり3番手が取れましたね。でも躊躇するよりは、そこから仕掛けていこうと思いました。後ろに井上(昌己)さんがいたし、井上さんが来てからでは遅いですからね。自分のやりたいレースができているし、展開も向いてきています。GIの準決勝はもちろん初めて。調子は良いですね。チャンスがあればいけると思います。チャレンジャー精神で頑張ります!」
●巧みな捌きで2着争いを制した柏野智典。
「結果はコースが開いて良かったですが、ダメだなと思っていたし、レースが見えていなかったですね。合志(正臣)さんもいて怖かったし、勝瀬(卓也)さんも脚があるから前に踏むだろうと。勝瀬さんは付いていくだろうなと思っていたら、1人になったし、コースも迷いました」
●先行した上原龍を追走した小林大介が3着。
「(上原が)仕掛けてくれたし、どうにか。最後も無我夢中で、ゴールするまで自分が何着かもわかりませんでした。記憶もなく(苦笑)。危なかったのも分からなかったです。3着に入れたのは良かったですね。相手が相手なので一杯一杯ですが、ギリギリでも勝ち上がれているので悪くはないですね」
●田中マークの勝瀬卓也は連携崩れ5着に終わる。
「付いていけば2着はあったのに、恥ずかしいレースをしてしまいました…。晴基も強かったですが、自分も弱かったです」
■7レース(二次予選)
●根田空史をマークした林雄一がゴール前で捕えて1着。南関勢が二予を連勝する。
「根田はカマシ、捲りでスピードに乗るロングモガキが得意。今日も一発ドカンといきたいとのことだったので、根田の力は上位だし、前の方からの作戦でした。あそこで仕掛けを逃すとごちゃつくし、みんなスローで3、5番手におさまるとカマされてしまうんですよね。根田の力を信用していないとできない作戦でしたが、それにしても根田があんなに強いとは! できたら(加藤圭一に)3着以内に入ってほしかったですが…。今日はオッズを見たら一番人気だったし、しっかりと抜きました(笑)。根田も晴基も仕上がっていますね。今の南関勢の総力戦だったら、深谷(知広)にも太刀打ちできると思っています」
●豪快な仕掛けで抜け出した根田空史は2着で南関ワンツーが決まる。
「レッドゾーンに入りましたよ。吉本(卓仁)さんが切りにいくと思ったけど、いかなかったし、開いた瞬間にいこうと思ってタイミングをずっと見ていました。今日は負けられないし、前のレースの晴基を見て、プレッシャーをかけられました(笑)。(南関勢の勢いは)まだまだありますよ。やっと走った感じがあるし、明日また頑張ります!明日が勝負ですね」
●先行策に出た菅田壱道は粘りに粘って価値ある3着。
「ついていますね(笑)。今日は本当に苦しかった! 道中で後方は予定外。前を切って流れで対応しようと思って、4コーナーを回ったときに、もう腹をくくって先行でいいやと。根田が全力でダッシュしてきたら、踏んでいれば3番手には入れるかなと思っていました。でも3番手に入ってから、ずっと踏みっぱなし(笑)。抜かれると思ったし、内も開けられないから、ゴールまでがすごく遠かったです。この3着はデカい! チャンスだし頑張りたいですね」
■8レース(二次予選)
●冷静に捲った池田勇人が1着。調子の良さをうかがわせる。
「離れているのは見えましたが、稲毛(健太)を頼りにすると後悔すると思ったし、脚に余裕もあったので届くと思っていました。今日は3番手なり、先行の後ろなりは取れないと思っていたので、三宅(達也)さんよりは前で、そこから勝負しようと。後ろは地元の(神山)拓弥で飛ばすことはできないし、もちろん自分も飛ぶわけにはいきませんから。根田も晴基も勝ち上がっていて、気合も入っていました。感じはすごく良いと思います」
●池田マークの神山拓弥が2着。地元GIで準決勝進出を決めた。
「もう全面的に任せていました。ワンツーが決まって良かったです。内に(齋藤)登志信さんがいたし、池田さんの出も良いから、無理に入っていくと危険なにおいがしました。余裕もあったので、外に持ち出して、ゴール前勝負ができましたね。池田さんはすごいスピードでいっちゃいましたし、強かったです。明日も頑張ります」
●三宅達也マークの小倉竜二は巧みなコース取りで接戦を制して3着。
「最後はシビアに内にいかせてもらいました。スピードを殺さないように、バックを入れたら終わりだなと思って。(感触は)思ったよりかは、いけそうな感じがしますね。もう問題ないです」。三宅は小倉に対して「あれくらいしかできなかった。オグさんから優しい言葉と笑顔を見せてもらえれば、今日はそれで十分です」。
■9レース(二次予選)
●浅井康太が捲り一閃。人気に応えて二次予選を通過する。
「内に差してしまってタイミングがずれましたが、芦澤(大輔)さんも中団にいったので、イチかバチかと思って仕掛けていきました。吉村(和之)さんが付いてきてくれれば、決まるかなと。(ワンツーは)良かったです。明日も頑張ります」
●浅井のダッシュに食らいついた吉村和之が2着入線。
「芦澤(大輔)がいったとき、浅井が大回りしたら力の差が出ると思っていましたが、最終的に離れずに良かったです。前を取ったら一発しかないですと言われていました。僕はもう付いていくだけ。初速がいいから、そこだけに気を付けていたし、ラインで決まって良かったです。ゴールまで浅井の後ろにいられましたし、そこが今日一番の進歩ですね。一番人気だったので緊張感もありました」
●南関3番手回りの渡邉晴智が3着。
「ただただ必死でした。たまたまです。(切り替える形になって)1着ならいいけど3着ですからね。6番車がこういうレースをやってはダメ。自分ばっかりで、ラインに申し訳ないです」
●5着の松谷秀幸は「脚の感じは良かったんですけどね。(3番手で)車間を切って後ろから来たら合わせて出ていこうと思っていたんですけど、(芦澤に)降りられてしまって…。まだまだ甘いですね…」
■10レース(二次予選)
●桐山敬太郎と竹内雄作の主導権争いとなるも、竹内マークの金子貴志が自力で抜け出して1着。
「今日は(竹内)雄作のおかげですね。最終ホームでいってくれましたし、桐山も踏んでいたのできつかったと思いますよ。自分の感じも良かったので余裕はありましたけど、気づいたときには飯野(祐太)が横に来ていて、止まるスピードでもなかったので。あれだけいってくれた雄作のおかげです」
●竹内-金子を追走した伊藤保文が2着入線。
「金子も(竹内を)残したかったとは思いますが、『はよ、踏んで!』と思っていました。いっぱい気配が見えていました。でも降りられなければ大丈夫だと思っていたし、今開催は恵まれていますね。今日も良かったです」
●野田源一が後方から捲り追い込みで3着に滑り込む。
「桐山(敬太郎)の先行もあると思ったし、出させてもがき合えば面白いかなと。すんなりでも飛び付きとかアクションを起こすと思っていましたしね。自分はいつ外に持ち出そうかなと思っていて、外々になってきつかったです。仕掛けたところがコーナーの登りで、後輪が飛んだけど我慢して踏んでいけば、掴まえて3着までに入れると思って頑張りました。結果的に3着で確定板に載れたし、最低限ですね。悪くないと思います」
■11レース(二次予選)
●深谷知広が不安を一掃するパワー先行を披露。後続もシャットアウトして逃げ切り勝ち。これで9レースから中部S級S班が3連勝!
「勝ち上がりで、浅井(康太)さんも金子(貴志)さんも勝っていたので、緊張しました。まずは勝ち上がれたので良かったです。思った展開とは違いましたが、打鐘から出て押し切れたので、しっかりと修正できたと思います。明日ですね」
●深谷3番手の東口善朋が2着に突っ込む。
「昨日よりも集中して走れたと思います。飛びつくか、飛びつかれないか、まずはそこだけ。深谷君も先行してくれましたし、良かったです。また1つ上のレースに乗ることができますし、明日も頑張ります」
■12レース(龍虎賞)
●脇本雄太の先行を利した松岡健介が1着。龍虎賞を制した。
「自分の仕事に集中しようと思っていました。最初は後ろがどうなっているか分からなかったけど、確認したら後閑(信一)さんが入っているのが分かりました。車間もあいていたので、ゴール前に一気に来られないようにタイミングを見て踏んでいきました。(準決も)頑張ります」
●3番手に粘った後閑信一が2着に入線。
「本当は脇本(雄太)君を突っ張ろうとも思っていたんですけどね。脇本君の様子を見ていこうと思っていたら、3番手でスピードが合ってしまって。後ろに岩津(裕介)が入っていたのも分かったので、外に踏んだらいかれてしまうと思いました。体も締まってきたし、感じは良いですね」
●3着入線の稲川翔だが「頭の中には入れていたのに、対処できなかったのは自分の力不足です」と反省の言葉が続く。
●4着の岩津裕介は「最後にコースを間違えましたね。後閑さんが外に行くと思って内に行こうとしたら、また戻ってきたので…」
第65回高松宮記念杯競輪(GI)三日目準決勝
10レース
1林雄一 神奈川
2稲川翔 大阪
3後閑信一 東京
4東口善朋 和歌山
5飯嶋則之 栃木
6野田源一 福岡
7田中晴基 千葉
8神山拓哉 栃木
9脇本雄太 福井
3後閑‐8神山‐5飯嶋
7田中‐1林
9脇本‐2稲川‐4東口善朋
6野田(単騎)
11レース
1神山雄一郎 栃木
2大塚健一郎 大分
3伊藤保文 京都
4南修二 大阪
5池田勇人 埼玉
6柏野智典 岡山
7浅井康太 三重
8小林大介 群馬
9松岡健介 兵庫
5池田‐1神山‐8小林
9松岡‐4南‐3伊藤
7浅井(単騎)‐2大塚
6柏野(単騎)
12レース
1金子貴志 愛知
2小倉竜二 徳島
3菊地圭尚 北海道
4吉村和之 岐阜
5岩津裕介 岡山
6菅田壱道 宮城
7根田空史 千葉
8渡邉晴智 静岡
9深谷知広 愛知
5岩津‐2小倉
6菅田‐3菊地
7根田‐8渡邉
9深谷‐1金子‐4吉村
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