現場にいる私たちは、実際、インターネット中継や、CS放送を観ていないので(観られない)、詳細は分かりませんが、無観客競輪なので、当然、モニター、TVの向こう側にいる方々に競輪を楽しんでもらえる工夫をしなくてはいけないと思うのですが、開会式はいったいなんだったのでしょうか?
選手が開会式に出なくても良いですが、少なくとも選手の生の声で、競輪を楽しんでいただけるような事をしないのか全く分かりません。
人と人との接触は無観客なのでありません。しかし、選手は出なかった。
より多くのファンの方々に楽しんでいただくために、開催をしているというのであるなら、無観客で行うのですから、見て良かったなと思えるものを放映すべきではないでしょうか。
今日の開会式は全く理解しがたいものでした。
「お客様第一」ということはどのような事なのかもう一度考えた方が良いのではないかと思います。
「ピンチをチャンスに変える」
競輪界に足りないことはそれぞれのマインドだと今日はつくづく感じた次第です。
そして肝心のレースはというと、番組は堅く作ってあったと思いますが、荒れたり堅かったとギャンブル的に流れが読めない展開でしたね。
もう少し堅く収まるのかと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
流れにはまれれば、良い感じだったと思いますが、難しかったです。
《ダッグアウトから》
■1レース
●高橋の番手から1着の大槻寛徳
「島川もツブすくらいの勢いですごい踏んでいたのに、あれで出切るんだから高橋は本当にすごいですよね。最後は自分も余裕があったんで、できるだけ残すようにと思っていました。いやー、すごいな。また今回一緒に走りたいな!!」
●捲り追い込んで2着の不破将登
「とんでもないスピードだったので、脚がたまらなかったですね。ちょっとずつ進んでくれて何とか2着に入れましたね」
●島川将貴を叩いて、先行した高橋晋也は3着に
「もう意地で踏んでいきました! 出ちゃったら、あとは大槻さんが何とかしてくれるだろうと思って、あとは後ろを信じてました。どれだけタレないで踏むかでした」
■2レース
●古性優作を交わして1着の山本伸一
「捲りでいいし、番手に粘っても、3番手でもいいっていう風に古性(優作)は構えていたので、ああゆのはすごいですね。ついていて勉強になりました」
■3レース
●直線伸びて1着の小林泰正
「内しゃくられて焦りました。でも、吉田さんだったし、吉田さんは早く行くだろうと思っていたので切り替えました。強いひとばっかりだし、逆に緊張しませんでしたね」
●吉田の番手の志智俊夫が2着
「吉田さまさまですね!」
●捲った吉田敏洋が4着
「考えるよりも身体が動いているんで、調子は悪くないですね。バンクが3コーナーからがたがたでスピードに乗り切りませんでした。それがなければ3着には残っていたと思います」
小林が吉田をあてにしていたという話を聞くと「ふざけるな、若手、お前が行けっ!!(笑)」と言っていました。いつも若いレースを見せてくれる吉田さん尊敬です。
■4レース
●松本を交わして1着の渡部哲男
「作戦とは違ったけど、貴治がよく行ってくれましたね。約800m近くですからね、きつかったと思います。久しぶりに勝ち上がり1着取れてよかったです」
●2着に先行した松本貴治
「作戦ではもう少し楽に行く予定だったんですけどね。2車で長い距離踏んできつかったけど、でも2人で決まってよかったです」
●3着の和田真久留
「行こうと思ったところで落車があって、避けて脚いっぱいできつかったですね」
■5レース
●捲って1着の宮本隼輔
「征治が行ったところで3番手で休もうかと思って、(渡邉)一成さんを一回決めたと思ったけど、また内から来られて、焦って行きました。諸橋さんに止められるかと思ったけど、乗り越えられてよかったです」
●先行した黒沢征治の番手の諸橋愛は2着に
「悪い方に出てしまいましたね。宮本も外並走で止められにくいところ上手く走られて止められませんでした」
●3着の嶋津拓弥
「展開が向いてラッキーでした」
■6レース
●捲って1着の野原雅也
「もうすごい緊張しちゃっていて、もう無我夢中でした。落車あけで、久々のレースだったし、すごいドキドキしてました。これで落ち着いたので、また明日から頑張ります」
●2着の稲川翔
「僕も雅也も緊張し過ぎていましたね。車券的には僕から売れていたので、お客さんには申し訳ないことをしましたけど、なんとかワンツーを決められて最低限はできたと思います」
■7レース
●吉田は交わして1着の鈴木竜士
「吉田のレースはよく見ているし、大丈夫だなって思って見てました。もう何もしなくても、吉田は自分で残ってくれた感じでしたね(笑)。2人で勝ち上がっていきたいですね」
●先行した吉田拓矢が2着
「脚がたまる前だったので、きつかったけど、行ってしまえば竜士さんが何とかしてくれると思っていました。2人で勝ち上がりたいですね」
■8レース
●捲って1着の新山響平
「なんか気持ちがふわふわしちゃって、弱気な作戦になっちゃいました。脚の感じはよかったですね。明日は先行できるように組み立てたいと思います」
●2着の守澤太志
「あれは何回走っても抜けないですね(苦笑)」
■9レース
●松井の3番手取って、そこから追い込み1着の松岡貴久
「この展開なら松井は楽勝で捲るだろうと思って。今日は練習よりも楽でしたね(笑)」
●2着の小原太樹
「みせるレースをするか、勝ちたいレースをするか坂井がどんなレースをするかわからなかったので、松井に気をつけるように言ってました。松井は強かったですね」
●捲って3着の松井宏佑
「3番手になっても早く行こうと思ってました。ちょっと木暮(安由)さんの横を通るのが怖かったけど、乗り越えてよかったです。あんなにおいしい位置についたのは2回目くらいかも。それでも早く行こうと思ってました」
■10レース
●捲り追い込んで1着の郡司浩平
「もう少し早く自分のタイミング取れたら、もっと早く行けたと思います。脚がたまっていたし、最後行けましたね」
●2着の村上博幸
「やっぱりお客さんがいないのはちょっとテンションに影響しますね。残り1周にワーっていうのがないと自分的には大きいです。大きな声援が選手として成長させてくれるので、ないのは状況的にしょうがないですけど、残念です」
●捲った稲毛健太が3着に
「先行しようと思っていたけど、嵯峨(昇喜郎)は先行すると思ったし、3番手でいいかなと落ち着いていきました。ちょっと車間が空いたんで、つめていって、最後は脚いっぱいでしたね」
■11レース
●先行した野口裕史の番手から捲っていって1着の岩本俊介
「小松崎大地さんに粘られるかとも思ったけど、野口さんが思い切って行ってくれました。野口さんは自分よりも年上なのに、あんなに徹底先行で頑張っていて、見ているといつも力をもらえますね。」
●2着の松坂洋平
「いい感じで行ってくれましたね」
●3着の佐藤慎太郎
「(小松崎)大地を信じてました。大地が行くの待っていたけど、行きそうにないなって思って。最後は岩本と松坂の間を割っていく脚はなかったですね。番手捲りのそこをいくのは困難ってわかっていても、それでも行くんだって思って頑張っていかないと成長しませんからね」
■12レース
●逃げて1着の清水裕友
「うーん、着ほど調子はよくないですね。徐々によくなると思うんですけど、…なんとか修正していきたいです」
●2着の原田研太朗
「踏み出しが本当にすごかったです。さすがタイトルを獲った人は違いますね。今日の走りを見て、明日は前で走るなんて言えません(笑)」
●3着の柴崎淳
「位置を取ったけど、厳しかったですね。清水があがっていって、原田も車間をあけて、きつかったです」
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