先シーズン通りの実力であれば確実に予選は突破し8位以内入っていた日本女子チームパーシュート。
オリンピックシーズンが始まり、これからというところで大きな失敗が起きてしまった。
何と、女子チームパーシュート予選で日本は4分38秒119で15チーム中15位という最悪な結果となった。

これを踏まえて、中距離ヘッドコーチのイアン・メルビン氏にレース後インタビューした。
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日本女子チームパーシュート レース中


イアン・メルビン

今回の女子団体追抜の結果を受けて。どうしてこのような結果になったのか

「わからない。昨日までのトレーニングを含め、今日のトレーニングでもとても調子が良く、前回のミルトン大会のようにはならない、今回は本当に大丈夫だろうという状態だったので、だからこそ何が起こったのかわからない状態です。けれど、“何が起こったかわからない”では駄目なので、それに対してはきちんと(理由を)見つけないといけないし、今後話し合いをしながら、そこを直していこうと思っています」


選手たちはイアンコーチの指示を100%理解し、実行できているのか

「言っていることに対しては理解をしていますが、それを確実に出来るかというとそうではありません。何人かの選手はパフォーマンスに精神的なものが追いつかなくて、なんとなく出来ないというような気持ちになったりしていますが、そこはやはり出来るようにならないといけないので、話し合いをしながらやっていくしかないですね」


今後について

「次は今日のようなレースが起こらないようにするしかない、今はそれしか言えないですね。これまで精密に計算されたトレーニングをやってきて、その結果、メンタルもパワーも数値も、すべてにおいてすごく上がっていただけに、今回の結果は選手たちもそうだと思いますが、自分にとっても本当にどうしてなのかわからず、とてもショックです。だからと言ってここで止まっていることはできないので、メンタル面、フィジカル面で何が起こったのかをきちんと分析し、何がその背景にあるのかを確かめ、一刻も早く解決方法を見つけたい」
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