前評判通り、脇本雄太選手が優勝しましたね。

本当に強かったです。

今、レースの流れは先行は残れないのが普通だと思います。

世界のKEIRINでも先行は不利です。そこを先行逃げ切りしてしまう脇本選手の先行力は世界も認める本物だということ。ですね。

脇本選手は東京オリンピックに向けて、競輪は走らなくなると思いますが、走った時は圧倒的な先行力を見せて欲しいと思います。

兎にも角にも、おめでとうございます！

決勝レース　ダイジェスト

表彰式でゲストプレゼンテーターの八代亜紀さんにハグされる！
渡邉一成選手も浅井康太選手もハグされていました。

《ダッグアウト》

■11レース　決勝戦

●優勝の脇本雄太

「浅井さんのヨコを通り抜けるのが一番難関でした。とにかく最終ホームからガムシャラに踏んでいたので、後ろがどうなっているか確認出来ない状態で、もう最終4コーナーまで気が抜けませんでした。誰よりも優勝へ強い気持ちで走ったと思います。これで心置きなく先行日本一と言いながら、レースに臨めます。東京オリンピックでケイリンでメダルを獲りたいという強い意志の中で、日々集中して練習している結果だと思うので、これからも気持ちを切らさずに頑張っていきたいです。アジア大会でも結果を求められると思うので、しっかり結果を出したいですね！」

●2着の浅井康太

「ムチャクチャ苦しかったです。ワッキー1回じゃ止まりませんでした。ワッキーにいかれては、僕らも終わるので、止めにいったけどきつかったです。初手は後ろからの予定だったのでそれは想定外だったと思うけど、雄作は1コーナーから行くって、そこから勝負したいって言われていたので、後ろからでも前からでもでした。ワッキーが強かったですね」

●3着の渡邉一成

「全て読み通りでした。でも、浅井の村上さんへのブロックのあおりがききました。優勝以外負けは負けなので…。優勝だけ考えて走っていたので悔しいです。彼の強さを知っているだけに、もっとなんとかしないといけなかったけど、脇本は11回GIの決勝に乗って、いつ獲ってもおかしくないと思っていたし、自力でつかんだ優勝をまずは祝福したいと思います」

●4着の山崎賢人

「届くかなと思ったけど、全然届きませんでした。でも、決勝に乗れてよかったですね。また、ここに乗りたいって思ったので、また頑張ります!!　これからマークされるようになると思うけど、それを乗り越えていかないですね。もう一回決勝を走りたいです」

●5着の中村浩士

「最後はもう少し踏みたかったけど、アンコになっていたし、それ以上は危なくて行けませんでした。でも、課題が見つかったことが今後につながるし、千葉勢が強力になってきたので、今年後半、来年、再来年が楽しみですね。誰かが花咲かせて、グランプリという夢はあきらめてないし、皆で頑張っていきたいです」

●6着の古性優作

「脇本さんの位置を確保しなきゃいけないのかなって内を見た瞬間に、脇本さんが伸びていきましたね。最後まで、最後まで、最後まで、最後までちゃんとついていかないとあかんかったです。あれをリカバー出来る脚があればよかったんですけどね。村上さんついてもらったのに申し訳ないです」

●7着の竹内雄作

「合わせたという感覚はなかったので、外外くるだろうなとは思っていました。スピードがちがいました。でも、一歩ずつなんで！　自分はまだGI決勝で先行したことなかったし、ワッキーは大きい舞台で何回も先行しているし、その分だと思うので、自分もまた頑張ります」

●8着に落再入の金子貴志

「また決勝戦に乗れるように頑張ってきます」