梅雨入りとなり、「雨の宮杯」の季節となってきました。雨の開催は関係者や選手は望んではいませんが、宮記念杯だけは気持ち的に雨も難なく受け入れられます。時期的なものやキャッチフレーズ的になっている「雨の宮杯」のフレーズがそうさすのだと思います。

 ただ、びわこ競輪場が無くなり持ち回り開催になってからは、そんなイメージも薄れてはきていますね。歴史と伝統と言う言葉が一番似合っていたGIでもあります。

 その由縁は高松宮家ゆかりの近江神宮。

 その参道脇にあるびわこ競輪場に殿下が冠を授けて頂き始まった特別競輪であるからです。

 そして独特の東西対抗戦。
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 以前は勝ち上がりで東西全てのレースが別れていました。

 ゆえに、準決勝は2つ。

 決勝で初めて東西対抗となる形式でした。特色のあったGIでした。それも歴史であり伝統を作り上げてきた要因でしょう。

 私はプライベートでゴルフをします。そして他のスポーツ観戦もテレビではありますが良く見ます。勿論、自転車のロードレースもそうです。歴史があり成功しているスポーツには伝統があります。その伝統は主催者による所が大きいと感じます。そして選手やファン加速させ出来上がって行くのだと感じます。そこにはぶれない信念がある。

 ロードレースの世界ではステージレースの頂点をツールドフランスなどのグランツールであり、ワンディレースの頂点は世界選手権になっています。確かにオリンピックにも