競馬道OnLine・パーフェクト通信

今週の重賞データチェック!  京都記念(G2)

2015/02/09 10:03 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません

第108回 京都記念(G2)
2月15日(日) 京都競馬場 芝2200m

 春の天皇賞と同じ京都競馬場の芝外回り、そして宝塚記念と同じ芝2200mで行われる京都記念。春の古馬G1を目指す馬が数多く参戦するレースだ。加えて海外遠征を控える実力馬の参戦もあり、毎年のようにハイレベルの戦いが繰り広げられている。そんな中から07年の優勝馬・アドマイヤムーンは春にドバイデューティフリーと宝塚記念を制覇。また、同馬が秋にジャパンCも制したほか、10年のブエナビスタが秋の天皇賞、13年のトーセンラーがマイルCSを制するなど、秋のG1で活躍する馬も見られる。一方で、昨年は後に年度代表馬となったジェンティルドンナが6着に敗れる波乱もあるこの一戦。今年はどんな結果が待っているのか、過去の傾向を見てみよう。

Check1
上位人気の信頼性は高い
  過去10年、1番人気は連対率70.0%、2番人気は複勝率70.0%と安定。3番人気も複勝率50.0%と上々で、上位人気の信頼性は高い。先に触れたように昨年は断然人気のジェンティルドンナが6着に敗れたが、2番人気のトーセンラーは2着を確保。1~2番人気が揃って連対を外した年は、過去10年では一昨年の1回のみである。また、連対馬はすべて6番人気以内。多頭数になる年も少ないが、連対のチャンスがあるのは、おおむね人気上位半分あたりまでとなる。

【人気別成績(過去10年)】               
人気    成績    勝率    連対率    複勝率
1    4-3-0-3    40.0%    70.0%    70.0%
2    2-2-3-3    20.0%    40.0%    70.0%
3    1-2-2-5    10.0%    30.0%    50.0%
4    0-1-1-8    0.0%    10.0%    20.0%
5    1-1-1-7    10.0%    20.0%    30.0%
6    2-1-0-7    20.0%    30.0%    30.0%
7    0-0-1-9    0.0%    0.0%    10.0%
8    0-0-0-10    0.0%    0.0%    0.0%
9    0-0-1-9    0.0%    0.0%    10.0%
10    0-0-0-9    0.0%    0.0%    0.0%
11~    0-0-1-21    0.0%    0.0%    4.5%

   
Check2
牡・セン馬の6歳に注目
 Check1で触れたように上位人気が安定しているレースだが、特に1~3番人気に推された4~6歳の牡・セン馬は大崩れがなく、4~5歳は複勝率66.7%。そして6歳は同88.9%で、着外1頭も10年前のシルクフェイマス(10着)と、非常に安定している。人気を問わない性齢別でも、牡・セン馬の6歳は複勝率37.5%と一歩リード。同じベテランでも7歳以上は苦戦傾向にあるが、6歳馬への注目は欠かせない。





Check3
大幅プラス体重でも軽視は危険
  馬体重の増減別成績では、プラス10~14キロの馬が【5.4.4.13】で連対率34.6%、複勝率50.0%と抜群の好成績。絞りづらいとされる冬場、そして休み明けの馬も多いレースで大幅なプラス体重は疑問視しがちだが、プラス体重だけで取捨を判断するのは避けるべき一戦だ。
 一方、マイナス体重の馬は全体的に今ひとつ。特に478キロ以下の馬については、プラス体重なら【5.1.3.19】だが、マイナス体重や増減なしは【0.0.0.10】。中~小型馬ならプラス体重が好走への必須条件になっている。



Check4
前走G1組が中心に
 前走クラス別の成績を見ると、海外も含めたG1出走馬が【7.4.6.22】連対率28.2%、複勝率43.6%と安定した成績。この組が安定している結果として上位人気の好成績(Check1)に繋がっているとも言えるが、いずれにしても前走G1出走馬は軽視できない。前走G1組の1~3着独占も10年で3回。10年2着のジャガーメイル(ダイヤモンドS取消)の前走を香港ヴァーズとすれば4回になる。また、以前は有馬記念か香港組ばかりだったが、12年以降は他のG1からでも好走馬が多く出ている点には注意したい。





Check5
坂路追いは2~3着まで
 パソコン用調教分析ソフト「競馬道 調教マスター」で過去7年の追い切りを分析すると、勝ち馬7頭はすべて栗東のコース追いだった。栗東坂路で追い切った馬は31頭を数えるが、【0.3.3.25】と好走しても2~3着まで。連対率9.7%、複勝率19.4%と、同じ栗東のコース追いに比べ好走確率も低くなっている。ここ2年連続で馬券圏外に敗れた1番人気馬も、一昨年のジャスタウェイ(5着)、昨年のジェンティルドンナ(6着)ともに栗東坂路で追い切られた馬である。



【競馬道チャンネル入会方法】

PCで閲覧されている方
この画面の右&下に表示されている『チャンネルに入会して購読』から入会手続きにお進みください。ご利用はPC・スマホ両方可能です。

スマートフォンで閲覧されている方
この画面下に表示されている『チャンネルに入会して購読』から入会手続きにお進みください。ご利用はPC・スマホ両方可能です。



※ご利用料金は月額540円(税込)で、今なら継続入会で月額会員費が1か月分無料になります。
※決済手段には、クレジットカード、ドコモケータイ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いがご利用いただけます。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

競馬道チャンネル

競馬道チャンネル

このチャンネルの詳細