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今週の重賞データチェック! 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)

2014/12/08 11:00 投稿

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第66回 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
12月14日(日) 阪神競馬場 芝1600m


 その年の2歳女王を決する阪神ジュベナイルフィリーズ。牡牝混合の「阪神3歳S」から、1991年に牝馬限定の「阪神3歳牝馬S」となり、今年で24回目になる。その牝馬限定となった初回の優勝馬・ニシノフラワーは翌年の桜花賞を制覇。以降も続々と活躍馬を輩出し、過去10年ではウオッカ(06年)、ブエナビスタ(08年)、アパパネ(09年)といった、歴史に名を残す名牝が優勝馬に名を連ねている。昨年は、本年の桜花賞でも2、1着を占めたレッドリヴェールとハープスターが、ハナ差の大接戦を演じたこのレース。2歳女王の座に就くとともに、クラシックに大きく前進するのはどの馬か。過去の傾向を見てみよう。







Check1
勝ち馬は5番人気以内も、波乱に注意
  過去10年、1番人気は【2.2.2.4】とまずまずの成績。ただ、冒頭に触れた馬では、06年のウオッカが4番人気、09年のアパパネが2番人気と、必ずしも翌春の主役が1番人気に推されていたとは限らない。また、外回りコースになった06年以降の8回にかぎれば、勝ち馬は5番人気以内から出ている。
 一方で、ここ5年は毎年、馬券圏内には4番人気以下から2頭、6番人気以下から1頭以上が食い込んでいる。一昨年の3連単304万馬券は極端にしても、人気通りには決着しづらい傾向だ。1着候補は上位人気から選ぶとしても、3連単や3連複を上位人気だけで固めるのは避けたい。

【人気別成績(過去10年)】                   
人気    成績    勝率    連対率    複勝率    外回り・06年~
1    2-2-2-4    20.0%    40.0%    60.0%    2-2-1-3
2    1-0-3-6    10.0%    10.0%    40.0%    1-0-2-5
3    1-2-0-7    10.0%    30.0%    30.0%    1-1-0-6
4    2-1-1-6    20.0%    30.0%    40.0%    2-1-1-4
5    2-1-0-7    20.0%    30.0%    30.0%    2-1-0-5
6    0-0-1-9    0.0%    0.0%    10.0%    0-0-1-7
7    0-0-0-10    0.0%    0.0%    0.0%    0-0-0-8
8    2-2-2-4    20.0%    40.0%    60.0%    0-2-2-4
9    0-1-0-9    0.0%    10.0%    10.0%    0-0-0-8
10    0-0-1-9    0.0%    0.0%    10.0%    0-0-1-7
11~    0-1-0-79    0.0%    1.3%    1.3%    0-1-0-63




   
Check2
差し、追い込み馬中心の組み立てを
 外回りコースで行われた過去8年について、競馬道GT8で脚質別の成績を調べると、「差し」が【7.3.4.62】と他を圧倒。さらに後方の「追込」も【1.2.2.29】で、この「差し」「追込」で好走馬24頭中20頭を占める。
 こういったタイプでは、16番手から差し切った08年のブエナビスタや、昨年ハナ2着のハープスター・4角14番手など人気馬の印象が強いものの、人気薄でも08年8番人気2着のレーヴダムール(4角15番手)や、12年10番人気3着のレッドセシリア(同16番手)といった好走例がある。いずれにしても、ゴール前に坂の待つ長い直線でも、しっかりと脚を使えそうな馬が狙いだ。






Check3
前走2着でも要注意、1600m組なら1着馬
  同じく外回り過去8年について、前走着順別の成績を調べると、馬券に絡んだ馬はすべて前走4着以内で、24頭中22頭は前走連対馬だった。特に前走2着馬は【3.1.2.11】連対率23.5%の好成績。どうしても前走1着馬が注目されがちだが、一昨年の優勝馬・ローブティサージュ(前走芝1400mのファンタジーS2着)などの例があり、2着馬でも警戒は怠らないようにしたい。
 ただ、前走が今回と同距離・芝1600mだった馬は、好走した10頭すべてが前走1着、うち9頭は1番人気での1着だった。前走芝1600m組なら1着が条件、他の距離では2~4着馬でも好走可能という傾向だ。







Check4
1着候補は助手騎乗の追い切り馬から
  パソコン用調教分析ソフト「競馬道 調教マスター」によると、過去6年の優勝馬の追い切りを見ると、一昨年のローブティサージュを除く5頭は追い切りで調教助手が騎乗していた。うち3頭は「一杯」に追い切っているため、レースへ向けて落ち着きを保つための助手騎乗だとは言い切れない面はあるものの、1着候補選びで迷った際には注目したいデータだ。
 なお、2着馬は6頭のうち、騎手での追い切りが5頭(うちレース騎乗騎手4頭)、そして3着馬は騎手2頭。2~3着については、調教助手での追い切り馬だけに注目する必要はなさそうだ。




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