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今週の重賞データチェック! チャンピオンズC(G1)

2014/12/01 13:00 投稿

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第15回 チャンピオンズC(G1)
12月7日(日) 中京競馬場 ダート1800m


 秋のダート王決定戦・チャンピオンズC。昨年まで阪神競馬場のダート1800m(07年まで東京2100m)で国際招待競走として行われていたジャパンCダートを、一般の国際競走に変更するとともに、中京競馬場に舞台を変えて行われる。ジャパンCダートの時代には、カネヒキリやヴァーミリアン、エスポワールシチー、そしてトランセンドなど、時代を代表するダート王が優勝してきた一戦。新たな舞台で今年はどの馬が優勝馬に名を連ねるのか、過去の傾向を見てみよう。






Check1
大崩れのない1番人気、2番人気は不振
  過去10年、1番人気は【5.2.2.1】で馬券圏内を外した一昨年のローマンレジェンドも4着と、常に上位争いを演じている。一方2番人気の好走は、前々年に優勝実績のあった11年エスポワールシチーの3着のみで、2番人気馬としては唯一、単勝3倍未満(2.8倍)の支持を受けた馬だった。単勝3~6倍台の馬は、1番人気馬を除くと【0.1.0.12】に終わっている。
 6番人気以下は勝ち馬こそ2頭にとどまるが、3着以内の好走馬は計12頭。2番人気や、単勝3~6倍台の馬が今ひとつの分、人気薄の出番もある程度は見込まれるレースになっている。なお、東京の06年までと、阪神の07年以降で人気の傾向に大差はなく、中京に替わっても同様の可能性も十分にあるだろう。


人気    成績    勝率    連対率    複勝率    東京    阪神
1    5-2-2-1    50.0%    70.0%    90.0%    2-2-0-0    3-0-2-1
2    0-0-1-9    0.0%    0.0%    10.0%    0-0-0-4    0-0-1-5
3    1-1-0-8    10.0%    20.0%    20.0%    0-0-0-4    1-1-0-4
4    2-0-0-8    20.0%    20.0%    20.0%    1-0-0-3    1-0-0-5
5    0-2-0-8    0.0%    20.0%    20.0%    0-0-0-4    0-2-0-4
6    1-2-0-7    10.0%    30.0%    30.0%    0-1-0-3    1-1-0-4
7    1-1-2-6    10.0%    20.0%    40.0%    1-0-2-1    0-1-0-5
8    0-1-1-8    0.0%    10.0%    20.0%    0-0-1-3    0-1-0-5
9    0-0-1-9    0.0%    0.0%    10.0%    0-0-0-4    0-0-1-5
10    0-0-0-10    0.0%    0.0%    0.0%    0-0-0-4    0-0-0-6
11~    0-1-3-54    0.0%    1.7%    6.9%    0-1-1-21    0-0-2-33



   
Check2
JBCクラシック組は5歳以上・3着以内
  前走レースで複数の好走馬を輩出しているのは、JBCクラシック【3.6.4.24】連対率24.3%、武蔵野S【2.2.1.26】同15.6%、みやこS【2.1.2.16】同14.3%の3レースのみである。
 このうち、JBCクラシック組は好走馬13頭中11頭が5歳以上。3~4歳は【0.1.1.9】連対率9.1%で、好走した2頭はG1で3連対以上の実績馬。5歳以上は【3.5.3.15】同30.8%の好成績だ。また、年齢を問わずJBCクラシック3着以内が13頭中12頭に共通する条件になる。





Check3
3~4歳も好走可能なG3組
 主要ステップの残る2レース、武蔵野S組とみやこS組は、3~4歳が【2.1.2.18】連対率13.0%、5歳以上は【3.2.1.24】同16.7%と、JBCクラシックほどの差はついていない。また、こちらは4着以下から巻き返した馬が11頭中3頭と、JBCクラシック(13頭中1頭)に比べれば、馬券圏外からでもまだ巻き返すチャンスは残されている。
 なお、10年のみやこS創設後、武蔵野S組はやや劣勢だったが、チャンピオンズCになった本年からは中京ダート1800m戦。同じ左回りの武蔵野S組が盛り返すか、同距離のみやこS組の優勢が続くか、今後の見極めが必要だ。






Check4
中京ダート1800mの1枠は厳しい?
 12年のコース改修後、中京ダート1800m・1000万条件以上の全17レースについて枠番別成績を見ると、2~8枠からは勝ち馬が出ている中、1枠だけは【0.1.3.25】で勝ち馬なし、2着も1回で連対率3.4%の不振である。同コースで行われるG2・東海Sで1枠を引いた馬も、昨年は3番人気のハートビートソングが7着、今年は2番人気のグレープブランデーが8着と、上位人気馬が掲示板外に敗れ去っている。
 その東海Sの結果は、13年が8→5→3枠(15→9→6番)、今年が7→6→2枠(14→12→3番)。2年連続で外の馬から内の馬へという1~3着で決着している。


Check5
栗東の坂路・CW以外は消し?
  パソコン用調教分析ソフト「競馬道 調教マスター」によると、過去6年の好走馬の追い切りは、栗東CWコースが8頭、栗東坂路コースが9頭で、この2コース以外は栗東Bコース・10年3着のアドマイヤスバルのみ。好走馬はすべて関西馬で、美浦での追い切り馬は【0.0.0.10】。また、栗東でもPコース追いは【0.0.0.9】で、09年に4番人気サクセスブロッケンが4着になるなど、5番人気以内だった3頭も馬券には絡めていない。
 好走馬の追い切り強度はまちまちで、09年1着のエスポワールシチーはCW良で85.7-69.4-54.2-39.5-11.8(強目)と終い重点。しかし昨年2着のワンダーアキュートはCW稍で81.4-66.8-52.7-39.0-13.2(一杯)と、まったく異なる内容だった。坂路組でも同様だ。また「馬ナリ」は好走馬こそ少ないが、栗東のCW・坂路にかぎると【1.2.0.5】連対率37.5%(他コース【0.0.0.6】)と好走確率は高いため軽視はできない。




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