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オレが昔から憧れている音楽プロデューサー、Rick Rubin(リック・ルービン)のインタビュー記事を読んで共感する部分が多かったので、解説をしながら背景にも迫りたいと思う。面白かったのは最近リックはサウナにハマってるらしく、サウナの中で汗をかきながら、途中で何度か氷水風呂に入るというユニークな取材になっている。そこでプロデューサーの仕事について自分の方針を語っていて、凄くためになる話が聞けた。
※Rick Rubin(リック・ルービン)とは・・・
リック・ルービンと言えば、何よりオレにとってはDef Jamの創設者ということだけで、とてつもなく影響を与えられてはいるのだが、それは30年前のことであり、その後の仕事っぷりにももちろん刺激を受け、常に触発され続けている。わかりやすいとこでは、Run-DMC、 Beasties、PEなどのラップアルバムを手がけていた初期から、Red Hot Chili PeppersやAudioslave、Linkin Parkのオルタナロック、そして最近だとAdele、Ed SheeranなどのポップアーティストからMetallica、AC/DC、Black Sabbathのロックレジェンドに加え、Kanye WestやEminemのラップのプロデュースもこなした。実はDef Jamのロゴもデザインし、オールラウンドな才能の持ち主だということにも感服していて、目標にしてる人物の一人だということも特筆しておきたい。
今回のインタビューで語っているのは、アートに対する姿勢とアーティストに促す心がけについてで、全てのクリエイターが聞いておいて全くソンのない金言だと思った。リックはアーティストの能力を最大限に引き出すことで名高いのだが、その方法がまた興味深い。ここでは商業主義に芸術のじゃまをさせるなという意味で "Heart VS Head" と言っていて、心の中で湧き上がる感情を優先し、そのあとに何が必要で、何を切り捨てるのかを頭で考えるべきだと主張している。アーティストは人がどう思うかということは後回しにして、自分の中の声に忠実に作品に向き合えと繰り返す。
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