【今週の目次】
1.NEWS & TOPICS
2.デブラージへのオープンレター
3. Featured goods
4.Kダブreview
5.Q&A
6.今後のスケジュール
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1.NEWS & TOPICS
前回に引き続き、20周年ANNIVERSARYでリリースするリマスター版「空からの力」のプロモーションもかねて、アルバムレビューの続きを!

星の死阻止
この曲はタイトルでまず韻を踏んでいることに注目してほしい。そして題材も今まさに問題となってる地球温暖化についての曲で、ヒップホップでは珍しいエコロジーラップになっている。ギドラは宇宙からの来訪者というコンセプトだったので地球を俯瞰して見ていると同時に、空からの力が天災を起こし自然を支配していることを伝えたかった。

スタア誕生
これはオレのソロでデモにはもともと別の曲があったんだけど、アルバムを作る途中でこの曲に変更した。この時はストーリーラップがやりたくて、わりと短時間で書き上げた記憶がある。トラックも他のビートだったんだけど、レコーディングの時にスタジオで作った新しいトラックに差し替えて録音した。特にモデルはいなかったけど、ありがちな話を想像して書いた。

行方不明
このビートはアルバムの中で唯一オレ名義の曲で、夢を大切にしてた昔を懐かしむリリックを乗せて、あきらめたら人生がつまらなくなってしまうんじゃないかというメッセージを届けたかった。ファンク色の強い全体のサウンドから比べると、あえてソウルフルな味を加えたかった。トラックもコンセプトも自分だったので、フックはジブラにやってもらった。

真実の弾丸
アルバム最後の曲。このアルバムで一番シリアスで現実的な内容のライムをハードでファンキーなビートに重ねた、おそらくこの曲でギドラの社会派的な部分が一般的に印象付けられたと思われるコンシャスラップソング。無責任な大人たちによって、若者の現状や将来が不安定になっているという真実をリスナーたちに知らせることで、世の中を変えたいと立ち上がる人を増やしたかった。
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初めて行ってみたニコ生超会議

幕張の駅に着くとそこは何万人ものマニアックな人々だらけで、ちょこちょこコスプレしてる男女も混ざっていた。会場は室内だったので数々の音が反響しあっていて、近距離の人の声も聞こえずらい感じで、生出演時も後ろから音楽が鳴り響き、横のステージでも大人が何人も大声で議論しあっているので、今回パートナーの岩崎さんの声すら聞こえずらかった。まあオレの耳もヘッドホンの聞きすぎで難聴ぎみになってるのも原因なんだけどね。
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