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ナッキー(ケーシー高峰)の屁理屈。

人気生主や実況者たちがテレビに呼ばれない理由。

2014/11/08 14:41 投稿

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何となく唐突に思ったんですよ、そういやネットじゃ公式仕事引っ張りだこの有名人でも、テレビからお呼びがかかるってあんま聞かないなって。私が知ってるのってドグマ風見さんが一時期テレ東にレギュラーあったのぐらいで、んで時々「ネットじゃこんな人が有名らしい」って感じて単発で取り上げられるぐらいで。

まあネット民からすりゃ、テレビになんぞ呼ばれんでもええわって話なんですが、たぶん呼ばれにくいのって、一応理由の傾向みたいなのはある気がするんですよ。

まず第一に、殆どフリーランスな状態だって事、一部ゲーム実況者は代理店と契約してるみたいですが、言うても芸能事務所じゃないですし、そんなテレビ局とのパイプが太い所って無いような気がします。浅草キッドの水道橋博士いわく、「事務所枠」ってのが当たり前に存在している芸能界で、そんな後ろ盾のない素人がぽんぽんテレビに出るってのは簡単な事じゃない気がします。

そして第二の理由、これが一番それっぽい気がするんですが、環境適応力が無いって事だと思うんです。

ネットの有名人って往々にして「お山の大将」なんですよ、自分がコントロールできる配信・動画を軸に視聴者を楽しませる世界なんで、最初から「俺のターン」なんですよね。ガヤから始めてひな壇で名を売って成功してやっと冠番組、みたいな徐々に俺のターンを増やしていくスタイルとは違うんです。

だからネットの有名人って、公式番組とかに呼ばれる最初の頃って往々にして面白くなかったり、ファンからすると「何か今日の●●さん、いつもと違うな」ってなったりするんですよ。それは自分のターンで番組を進められないって事が大きいからだと思うんですよ。

近年はチームを組んで実況する人たちが多いですが、そういうチーム実況の強みって、ひな壇芸人同志の横のつながりの面白さってあるじゃないですか、「アメトーク」に出てくる芸人たちの同じ趣味を持つ人同志の競い合いとか連帯感が面白いみたいな、そういう「内輪なんだけど楽しそうな空気」ってのがメンバー内だけで成立するんですよね。だからどんなゲームを実況しても、そのメンバー内の内輪トークの面白みで配信・動画の質が安定するんですよ、一人でやるとゲームの面白みに結構左右される場合があるんですが、その点の不安要素が少なくなる気がするんですよ。

でもこれって逆を言えば、メンバー以外の人が入ると輪が崩れる可能性があると思うんですよ。以前ニコニコ超パーティーで、MSSPと最終兵器俺達とチーム湯豆腐が一同に介したゲーム実況コーナーがありましたけど、私が見る限り、ほとんど「混じりあった面白さ」じゃなかったんですよね、その三組すべてに目を配っていたのは湯毛さんぐらいで、後はみんな好き勝手に自分のペースでやってしまっていたので、結果的には三組の「相乗効果」みたいなのって無かった気がしました(もちろん個人の感想です)。

誰もがみんな自分のメディアを持ち、お山の大将になれるニコ動の世界って「フリーダム」が面白みの一つになる事が多いと思うんですが、それは逆に言えば、フリーダムを共有できない状況におかれると通用しなくなる、って事だと思うんですよ。ドグマ風見さんがそんな中で地上波テレビでレギュラー仕事できたのって、「フリーダムの使い分け」が出来てたからだと思うんですよ。彼が出てた番組って百花繚乱さんとか田村淳さんとかAKBの石田晴香さんとかいましたけど、誰の顔も潰す事なく、相手を立てた上で自分のキャラを押し出していたと思うんです。

生主系に多いと思う、俺が俺が系の人ってのは、相手も俺が俺が系で、似たもの同士で火花を散らすって構図の方が面白いと思うので、やっぱりそういうのはネット向きだと思うんですよね。テレビって色んなキャラの人を配分する事が多いんで、バランスを取ろうとしない人は難しい気がします。

エガちゃん(江頭2:50)は俺が俺が系じゃないの?って思う人もいるかもしれませんが、彼にアンチが少ないのって、皆さんエガちゃんの中にあるバランス感覚を解っているからだと思うんですよね。ちゃんと番組として統制が取れた上でのフリーダムしかやっていない筈です。だから芸能界干されないんだと思うんですよ。

芸能界ってのは、ありとあらゆる人種と権力がひしめいている、まさにカオスな世界です。ネットだってそうなんですが、前述した様に、ネットの場合は自分がお山の大将にいきなりなれるので、ハナから苦手なものは回避できるシステムになっています。で、それでトップクラスの人気になれたりするんですよ。だってHIKAKINさんとマックスむらいさんってネット動画界ではトップクラスの集客数でしょうけど、別に彼らって何でもこなせるマルチタレントじゃないですしね。

「好きなことで、生きていく」ってようつべのキャッチコピーでありますけど、それは強みでもあり、弱みでもあるんです。好きなことしかやらないって事は「領域が広がらない」って事なんですから。まあ横には広がらないぶん、縦に深めるって方法もありますけどね、一部のゲーム実況者とかプロゲーマーってそういうやり方ですし。

という事で、メディアの違いから言って、ネットからどんどんテレビタレントが生まれるって事はそうそう起きにくいんじゃないか、とは思います。まあそもそも最初に言いましたが、テレビなんぞどうでもええわってのが多数だと思いますけどね。

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