ナッキー(ケーシー高峰)の屁理屈。

「ダイヤのA」「月刊少女野崎くん」で知った人の為の「大石昌良/オーイシマサヨシ」講座、的なもの。

2014/07/13 18:16 投稿

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無駄に人生長く生きていると、多くの芸能人やらアーティストやら、色んな人がデビューしては消えていくのを目の当たりにする。中には消えたことすら後で知る場合もある。

私にとって大石昌良というアーティストは、危うくその「消えたアーティスト」になりかけた人だった。その話をするには、まず彼の経歴を振り返る必要がある。


大石さんは1980年1月5日生まれ、愛媛県宇和島市出身。神戸商科大学(現在は兵庫県立大学に統合されているため存在しない)に進み、1999年、同大学の軽音楽部の仲間であった川原洋二さん、沖裕志さんとバンド「Sound Schedule」(サウンドスケジュール)を結成する。

バンドは2000年にインディーズデビュー、翌年にはメジャーデビューと、結成からおよそ2年半でメジャーデビューしており、プロ志望のバンドマンとしては実に順調なキャリアを進んでいた。21歳という早いデビューではあるが、その作品のクオリティは高く、デビュー時のバンドなんて未成熟な部分がありそうなものだが、既に独自の世界も風格もあった。


そして2002年12月11日、私がバンドに心酔するきっかけとなった曲「ピーターパン・シンドローム」がリリースされた。
曲名の印象だと子供っぽい大人の曲だと思われる危険性があるが、楽曲としては大人に”なってしまった”自分が失ってしまったものへの後悔みたいなものを歌っている。ただ後悔は感じられるが、楽曲自体はポジティブな精神性で幕を閉じている。

私の主観だが、たぶん社会経験をして行き詰まり感を感じている人、もしくは挫折してしまった人が最も琴線に触れる歌だと思う。実際私も新卒で入った会社で行き詰まりを感じていた時期にこれを聴いて、あまりにも自分の感情とシンクロするのでかなり泣けた。


その後に出した曲も私の感性のツボを突くものばかりで、自分の中ではもはや間違いの無い信頼のアーティストになっていた。







だが、多くのバンドが長く続く訳では無いように、サウンドスケジュールもまた解散の時を迎える。そしてバンドのラストシングル曲は「アンサー」という曲だった。



「君のいない物語」と始まるこの歌は基本的には失恋ソングであるが、喪失感という意味では様々なシチュエーションと感情がシンクロする歌でもある。これをバンドのラストシングルにもってきたというのは、当時は「あまりにも出来過ぎたよ…こんなの」(泣)と思った記憶がある。

現実ではバンド解散後に大石さんはソロ活動に移っているので、大石さん自身は別にキャリアが途切れた訳ではないのだが、私はバンド解散のショックに加え社会人なりたてで余裕が無くなってしまったため、大石さんのソロは熱心に追うことが出来なかった。これで大石さんがソロ活動もやめて業界から去っていたら完全に「消えた人」になっていた事だろう。

だが嬉しい事に、人の縁は繋がり続けていた。数年のソロ活動を経て2011年、再びバンドは動き出した。だがメンバーの川原さんは音楽ディレクターとして、沖さんは社会人(Webクリエイター)として活動していた為、バンドは期間限定の復活にする予定だったそうだ。

だが、一時の流行りモノのように愛されたバンドではなく、ちゃんと作品とパフォーマンスを愛していたファンは、彼らの復活を心から喜んでいた。その反響は当のメンバーの想像を超えていたようで、彼らは考えを改め、個人の活動と並行しながら、バンドも続けることを選んだ。

そしてここから、アニメファンの方が知る領域に入ってくる。音楽家のTom-H@ckさんとのユニット「Tom-H@ck featuring 大石昌良」としてアニメ「ダイヤのA」のOPテーマ「Go EXCEED!!」「Perfect HERO」を歌った。この関連でアニラジやニコ生にも出演している。





上記2曲は完全にボーカリストとしての参加だったが、次に担当したアニメ「月刊少女野崎くん」のOPテーマ「君じゃなきゃダメみたい」は完全に作詞・作曲・編曲まで本人が行なっている楽曲である。そしてこの曲より、アニメ・ゲームタイアップの際のアーティスト名義を「オーイシマサヨシ」とする事を発表した。


とまあ、こんな感じで大石昌良さんの音楽家としてのキャリアは現在も続いている。すっかりニコ厨になってしまった自分としては、アニメ界隈で大石さんの存在が知られる事は実に嬉しい事である。

今後も良い楽曲を出してくれるのを期待するとして、やはりバンドのファンとしては、今度はサウンドスケジュールとしてもアニメ界隈で楽曲提供して欲しいなと思っている。何だったら最近だとスキマスイッチの「奏」がカバーされたように、バンドの名曲が再評価されるのも面白いなと思っているのだが、果たして今後バンドがどうなっていくのか楽しみである。

>関連リンク
大石昌良公式サイト
サウンドスケジュール公式サイト

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