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ナッキー(ケーシー高峰)の屁理屈。

「愛着」さえあればYouTuberもゲーム実況者も芸能人も変わらない。

2018/01/18 20:40 投稿

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学生時代はテレビだけが人生で(動画サイト自体が無かったので当然と言えば当然だが)
社会人になり、動画サイト時代がやってきて以降はネットが人生の大半になった。
その結果、「芸能人」ばかり見ていた昔に比べ、今は圧倒的に世間で言う所の「YouTuber」や「ゲーム実況者」といった「ネットタレント」な存在に接する比率が高くなった。

そんなある日、SMAPの解散を知った。
だが、恐ろしい程に悲しみは無かった。それなりに彼らを観て育ったというのに。

理由は明確だ。彼らは「テレビ文化圏の人」だったからだ。私がネット中心の生活になった時点で、「SMAPを観ない人生」が始まっていたのだ。彼らへの依存度、言い換えれば「愛着」が薄まっていくのは必然だったのだ。

この「愛着」という概念は重要だ。ウィキペディアによると愛着とは「慣れ親しんだ物事に深く心を引かれ、離れがたく感じる事」だそうだ。

この「愛着」の重要なポイントは、誰でも感じさせる事が可能だという事だ。超絶美男美女である必要は無い。カリスマ芸人のトークスキルを持つ必要もない。比類なき「個性」を持つ必要も無い。自分の身の回りにいる友人・知人・身内を思い出して頂きたい。そんな卓越したスキルを持った人ばかりじゃない方が多い筈だ。

意図的か否かは不明だが、この「愛着」が生まれるシステムを上手く利用してジャニーズなどのアイドル・タレントは確固たる人気を得ている。思い出して頂きたい。最初から卓越したスキルに満ちていた人がそんなにいただろうか。むしろ私には「未熟」な印象の方が強い。

だが未熟だからこそ魅力的だったりもする。だが芸能界で未熟なまま表舞台に出すことが出来る事務所なんてそうそう無い。だがジャニーズなら出来る。だからジャニーズは強いのだ。未熟だが「原石」の可能性を秘めた子を表舞台に出し、愛着を生ませ、経験値を積ませる。すると次第に「愛着だけの子」が「愛着と実力を兼ね備えた存在」になっていく(全員ではないが)。芸能界である程度の評価を得ているジャニーズの人はそうやってキャリアを積み重ねてきたのだ。

そしてこの構造が、ひょっとしたらネットメディアでも起きているのではないか。YouTuberやゲーム実況者がネットタレントとして有名になっていく状況を見ていて、そんな事を考えたりしている。

ネットで有名になっていく人は往々にして「素人のくせに」と揶揄されたりもするのだが、その批評じみた言葉はあまり意味を成さない。前述した通り素人で結構、愛着はプロじゃなくても生み出せるからだ。

しかもネットメディアの場合、「ホームゲーム」だけで有名になったり生き延びていけたりもする。YouTuberの動画を見れば一目瞭然で、多くは自分ひとり、ないし仲間ぐらいの出演者で動画が成立してしまう。番組ゲストという「アウェー」な状況の中で自分の魅力を発揮して名を上げていく芸能界&TVメディアとは構造に違いがあるのだ。

だからネットメディアはより一層「国民的」な誰もが認める人気みたいなのは生み出しにくい可能性がある。そういう人が生み出せるならとっくにネット発でTVメディアでも引っ張りだこみたいな人が出てもいい気がするが、HIKAKIN&SEIKIN兄弟やはじめしゃちょー、マックスむらいといったトップYouTuber勢ですらそうなっていない。司会進行力が高くMC仕事の多いドグマ風見さんですらその気配はない。

それどころかネットメディアに続々芸能人が進出し、司会進行など番組のクオリティに関わる重要な役割は芸能人に任せるという流れすら感じる。まもなくAbemaTVでゲーム専門チャンネルが開設するが、番組キャストは圧倒的に芸能人が多い。そのあたりはAbemaとテレビ朝日繋がっているからだろうか。

とまぁ色々と書き殴ってみたが、実は結構芸能人もネットタレントも構造的に変わらない部分があったりするのだ。私がほぼネットオンリーの動画生活で何の物足りなさも感じていなかった様に、むしろ素人と揶揄されるネットタレントの番組が日々の楽しみになっていたりするように。「愛着」さえ抱けば大切な存在になり得るのだ。

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