ナッキー(ケーシー高峰)の屁理屈。

すべての想いも物語も作品とパフォーマンスに昇華していくエビ中の新曲「なないろ」の凄さ。

2017/05/21 02:16 投稿

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アルバムに収録される私立恵比寿中学の楽曲「なないろ」のPVがアップロードされた。



おそらくファンだとピンとくるのだが、「なないろ」は数字をあてると「716」、これは先日あまりにも早くにこの世界から旅立ってしまったメンバーの松野莉奈の誕生日(7.16)である。
「この恋はなないろ」と彼女への想いにも感じられる言葉を、ファンだけに解る文脈にはせず、しっかりと普遍的な恋の歌として成立する形で並走させているのだ。恐るべきレキシ池田貴史(作詞作曲編曲)の楽曲構成手腕である。

曲が良いだけではない。いくら楽曲が良くても、その楽曲が求める技術レベルより下の表現力しかメンバーが持っていなければその楽曲は曲の持つポテンシャルを引き出されること無く残念な曲として無駄遣いされてしまう。

だが彼女らは違う。圧倒的なパフォーマンス力でこの楽曲が持つ魅力を全て引き出している。感情が込もっているのは彼女らの体験したものの重みから言えば当然なのだが、その重みに負ける事無く強い表現力で全てを出し切っている。

私は芸能人というのは「すべては作品とパフォーマンスでお返しする」のが本筋だと思っている(もちろん異論はあってもいい)。そういう意味で言えば本作は完璧なまでにエビ中が抱える事になった物語やあらゆる感情をすべて作品という形で昇華し、そしてそれを一切劣化させる事無くパフォーマンスするという最良のパターンを実現しているように感じる。

全てを引き受けて乗り越えていくエビ中の未来が希望に満ちていることを願ってやまない。


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