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ナッキー(ケーシー高峰)の屁理屈。

SMAP解散をさほど悲しめないことで実感する「思い入れ」の正体、そして「メディア依存度」について。

2016/12/28 13:55 投稿

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最初に申しておくが、私は37歳なので「夢がMORIMORI」あたりから、つまりSMAPが有名になる所をリアルタイムで見てきている。

だが、そんな私はある時期から生活環境の変化もあり、映像メディアの依存度が著しくネットに偏っていった。端的に言えば極端なニコ厨だった。愛してやまないタモリさんの番組だけは録画していたが、いずれそれすら行われなくなり、とうとう数ヶ月テレビ視聴時間0、100%動画サイトという時期も珍しく無くなった(なお現在は若干のテレビ回帰ムーブメントが自分の中に起きている)。

そんなメディア依存状況によって影響を受けるのは、タレントへの思い入れ、認知状況である。

人は往々にして「認知し続ける事によって思い入れを深める」傾向があり、認知する機会が失われていけば、もしくは元から少なければ思い入れは薄くなっていく可能性がある。間違いなくある時期以降において私はジャニーズ系を含めたテレビタレントよりもネットタレントの方に思い入れが移っていった。それは失礼を承知で言えばネットタレントに実力があったからではない。テレビタレントに実力が無かった訳でもない。ただ単純に「よく見る人」だったからである。

メディア環境に話を戻す。
特にニコ厨の方々なら言わずもがなだが、ネット番組に出ないタレントなんていくらでもいる。特に大御所、テレビ業界に強いタレントはその傾向が強い。テレビ業界で確かな存在感を持ちながらネットで個人配信を行っていたロンドンブーツ田村淳さんはある意味異例な存在であろう。

ここまででお察しの方も多いだろうが、そう、ジャニーズ系の方々はまさにこの影響をダイレクトに受けている。ネット番組どころかAmazon等に作品のジャケ写すら載せないジャニーズ事務所の肖像権管理の徹底ぶりにより、もはやネットでジャニーズ系タレントの顔を見ればそれは無断アップロードだと言えるんじゃないかという状況になっている。

そしてその影響を、視聴者としてモロに受けたのが他ならぬ私である。SMAPに限らず、私がテレビを観なくなって以降にデビューないし有名になっていったジャニーズ系タレントは殆ど知識がなく、思い入れもほぼ無い。当然ながらリリースされた作品もあまり知らない。テレビというメディアを失ったことにより、私は同時にジャニーズ王国という世界の影響下からも外れてしまったのだ。

唯一思い入れが続いているのは、その活動の一挙手一投足がネットに拡散されるTOKIOぐらいのものである。そう、TOKIOだけは有志によって異常に広範囲にその姿が拡散されているのである。あまり「THE芸能界」的なもの毛嫌いする印象のあるネット内論者たちが「TOKIOだけはガチ」となるのは、そういった印象の流布が絶え間なく行われている事が大きいのだと思っている。

何はともあれ、私にとってSMAPはある時期から「いつも存在していて当たり前」ではなくなっていた。「SMAPのいない人生」数年前から生きていた私にとって「SMAPロス」はほぼ無いに等しい。繰り返すがそれはSMAPの実力云々の問題ではない。ただ単純に「いつも見ている存在」では無くなっていたからだ。

こうして私は典型的なネット時代の人間になった。テレビの向こうのスターよりネットの身近な人に思い入れを感じる様になった。だが、そんな方々は当然の如くテレビ業界の有名人ではないため、我が両親のようなテレビ依存の人からすれば「誰?」な存在でしかないだろう。

この「誰?」な状況は同じネット依存の高い視聴者であっても起こる。というのも動画サイトはそもそも観たいものだけ観る、という「オンデマンド性」の高いメディアだからだ。テレビの様な「想定外の出会い」が発生する機会が少ないため、知名度の広がりが狭かったりする。ニコ厨と言っても良い程にniconicoばかり観ているのに、ニコニコ超会議、闘会議、超パーティーの出演者を見ても全く知らない人がいる、なんて事は恐らく皆さんも普通にある筈だ。

テレビ業界に確固たる存在感を示しているジャニーズ事務所が、果たして今後ネット界隈を意識した動きを見せるのか、その可能性は低いのかもしれないが、ネットメディアへ進出するテレビタレントも確実に増えており、ネットだからネットタレントが強い、という時代でも間違いなく無くなっていく、いや、もう無くなっているのだろう。

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