先日は、山梨と東京でイベントがあったため動画休んでしまいました。
すいませんなn。
さて前からずっとですけどギリシャが大変なことになっていますね。
今回借りてた金を期限までに返さず、むしろ開き直るくらいの勢いです。
ギリシャは国民投票でEUが求める緊縮策を受け入れないことを決めました。
ユーロ圏抜けるのか抜けないのかみたいな話も出てきますし、もうめちゃくちゃです。
ギリシャの首相は緊縮策に反対しろと呼びかけました、これでEUとの関係はさらにこじれるでしょう。
ただ例えばドイツとかフランスはすでにギリシャの国債を結構買っているんですよ。
なので単純にギリシャが潰れると余波がくるので放ってもおけないという状況になっています。
そうしたことを見越しているのでしょう。
EUとの交渉材料として国民投票を使おうという魂胆でしょうか。
でも賛成して新たに支援を受けたとしても、国民もやる気をださないとどうにもならないでしょう。
気候的問題もあるんでしょうけど、これでは…ねぇ。
昼寝って本当かよっていう感じです。
ギリシャやばいやばいいいますけど、じゃあどれくらいやばいのかっていう話ですよね。
ギリシャのGDPは2008年の3540億ドル(約43兆円)から、2013年には2420億ドル(約30兆円)へ、と30%近く減少しています。
当然失業も深刻ですよ。この6年間、景気の後退によって100万人が失業したと言います。
ちなみにギリシャの人口は1100万人程度です。恐ろしい話ですよね。
失業率はEU加盟国の中で最も高いと。
EUの統計機関ユーロスタットの最新の数字では25.6%に達し、ユーロ圏の平均失業率11.1%と比べると2倍以上に及んでいる。
こうした失業率の急激な上昇は、ここ数年でぐっと進行した。
不況に見舞われる前の2008年の時点で、ギリシャの失業率は7.8%だった。
しかも若者の失業率を見るともっと悲惨なことになってきます。
15歳から24歳のギリシャ人の失業率ってどれくらいだと思いますか?
え?33.4%?違います。
なんと49.7%ですよ。ちなみに2008年の時点では21.9%でした。
これを考えるとどれだけ悪化しているんだという話です。
しかし若者の失業率はEU加盟国だとスペインが一位という有様です。
ギリシャもやばいですけど、他の加盟国でも怪しいところあるわけです。
そんななか絶望した若者たちは国外に出国する例もあると言います。
この五年でギリシャから脱出したのは20万人を超えると。
日本も景気が悪い悪い言われてますけど、国外に脱出っていうのはあまり聞きませんよね。
参考文献:
ギリシャ、デフォルト危機 苦しさが分かる8つの数字
ハフィントンポスト 2015年07月02日
ギリシャをドイツは放棄したくない。
安全保障上、ドイツが見放すとロシアが手を出すからだ。
クリミア半島ですら問題になったのに、
ギリシャにロシアが手を出し軍港をつくるなら、
クリミアの比ではない。
経済問題よりも安全保障問題の方が大きいのだ。
経済問題にくらべ安全保障の問題のほうが取り戻せないのだ。
( 和 田 )
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