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NEXT TOJ 〜TOJの歴史を振り返る〜 Vol.94

2017/05/08 09:00 投稿

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2009年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ

2009年 第13回ツアー・オブ・ジャパンの成績は下記のものになります。

[個人総合時間賞]
1位 セルヒオ・パルディーヤ(カルミオーロ・Aスタイル)
2位 ゴン・ヒョソク(ソウルサイクリング)
3位 ドミトリー・フォフォノフ(カザフスタンナショナルチーム)

[個人総合ポイント賞]
1位 リー・ハワード(チームAIS)

[個人総合山岳賞]
1位 マティア・クバシナ(アミーカチップス・クナウフ)

[団体総合時間賞]
1位 カザフスタンナショナルチーム

■栗村コメント
前年総合7位に終わった韓国のゴン・ヒョソク選手が総合2位でフィニッシュしていますね。ちなみにゴン・ヒョソク選手の富士山ステージのタイムは40分50秒で、歴代日本人選手のベストタイムを大きく上回っています。翌2010年のツール・ド・ランカウイでも総合2位となり、アジア最高レベルのステージレーサーとして活躍していました。2016年には韓国ロードチャンピオンに輝いており、自身2度目のナショナルチャンピオンジャージを獲得したものの、2017年の所属は不明となっています。

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ
ステージ優勝はチームAISのリー・ハワード選手。ハワード選手は堺、美濃に続き、この東京で3つのステージを制しています。またチームメイトのジャック・ボブリッジ選手は南信州と伊豆のステージを獲得しているため、チームAISは5つのステージで優勝しています。

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ
富士山ステージをコースレコードで優勝したカルミオーロ・Aスタイルのセルヒオ・パルディーヤ選手。

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 富士山ステージ
カルミオーロ・Aスタイルの監督であるジャンフィリップ・デュラカさんはTOJの初代チャンピオン。今大会は当初より富士山ステージで勝って総合を獲得する作戦だったようです。

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ
個人総合時間賞を獲得したパルディーヤ選手。

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ
ポイント賞はチームAISのリー・ハワード選手が獲得。並んでいるのはツール・ド・フランスで3回総合優勝に輝いたグレッグ・レモンさん。

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ
山岳賞はアミーカチップス・クナウフのマティア・クバシナ選手。ジャック・ボブリッジ選手と逃げた前日の伊豆ステージで山岳賞を確定させています。

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ
団体総合時間賞はカザフスタンナショナルチーム。
■「NEXT TOJ 〜TOJ歴史を振るかえる〜」とは……
今年でツアー・オブ・ジャパンは第20回大会を迎えます。
国内でも有数の歴史を誇る、TOJをみなさんに楽しんでいただければと思い、写真と共に振り返ります。

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