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NEXT TOJ 〜TOJの歴史を振り返る〜 Vol.91

2017/05/05 09:00 投稿

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2009年 ツアー・オブ・ジャパン 堺ステージ
この年の堺ステージは1周2.7kmの新コースで開催されました。

今回からは2009年の第13回大会になります。

■日程
5.17(日)大阪ステージ 大仙公園周回コース 102.6km
5.18(月)奈良ステージ 東大寺大仏殿前 → 布目ダム周回コース 121.2km
5.19(火)美濃ステージ 旧今井家住宅 → 横越 → 美濃和紙の里会館前周回コース 164.7km
5.20(水)南信州ステージ 飯田駅 → 下久堅周回コース → 松尾総合運動場前 148.0km
5.22(金)富士山ステージ ふじあざみライン入口 → 富士山須走口5合目 11.40km
5.23(土)伊豆ステージ 修善寺駅 → 日本CSC周回コース 96.0km
5.24(日)東京ステージ 日比谷シティ前 → 大井埠頭周回コース 112.7km

■栗村コメント
伝統の大阪ステージが仁徳陵古墳前を周回するコースに刷新され堺ステージと名称を変えた2009年大会。ちなみにこの年は現在のUCI規定で定められている「周回コース=10km以上」というルールが厳密に適用されておらず、タイムトライアルではなくてマスドレースとしてステージが開催されました。
そして前年に引き続きオーストラリア勢が大暴れします。ステージ優勝を飾ったリー・ハワード選手は2016年までIAM CYCLINGで活躍し、ツアー・オブ・オマーンやツアー・オブ・ブリテンなどでステージ優勝を挙げています。

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 堺ステージ
雨の中、急カーブの多いコース。厳しい状況の中で飛び出したのはリー・ハワード選手(チームAIS)、鈴木真理選手(シマノレーシング)、西谷泰治選手(愛三工業)、ラファエール・インファンティーノ・アブルネ選手(アミーカチップス・クナウフ)の4人。

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 堺ステージ
最期まで逃げ切ったのはハワード選手。

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 堺ステージ

2009年 ツアー・オブ・ジャパン 堺ステージ
ハワード選手は「今回のステージのような平坦コースは得意。後続集団に追いつかれた時、監督からアタックをかけるよう指示があった。天候が悪かったけれど、走力のある4人で走れたのが優勝という結果につながった。」とコメントしています。
■「NEXT TOJ 〜TOJ歴史を振るかえる〜」とは……
今年でツアー・オブ・ジャパンは第20回大会を迎えます。
国内でも有数の歴史を誇る、TOJをみなさんに楽しんでいただければと思い、写真と共に振り返ります。

コメント

うわー、色々有ったアミーカチップスだ。

No.1 84ヶ月前
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