真夏到来につき「怪奇真夜通信」をアップしていく。

 通信Vol.10では、先ごろ話題になった首相公邸の幽霊話について、世間で言われているのとは違う角度から解説した。今月発売の雑誌『怖い噂』にもさらに別の角度から書いている。

 思えば小渕元首相が亡くなったとき、物凄い落雷があった。その瞬間は小渕さんの死去を伝えるニュースにも偶然映っていたが、まさに首相公邸怪談を象徴するような現象だった。

 首相公邸に夜な夜な響く足音や、ドアが勝手に開くという話などは、果たして〝幽霊〟のことを言ったものなのか。そんなことも少しは考えてみたいものである。

 通信Vol.11では、先日見せてもらった心霊写真にまつわる話をした。夏の心霊写真特集みたいなものも考えたが、特に夏っぽい話でもないので、あまり枠にはめないことにした。預かったまま放置している写真もいろいろあるから、見直して〝発見〟があればまた紹介しよう。