コラボ配信で解説した「ゾンビタバコ」の話、続きです!
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ハイハイハイ! くられ先生です。
先日、かなえ先生とのコラボで「ゾンビタバコ」なるものの解説をしました。



解説しきれなかった部分とか、また、配信で聞いただけでは覚え切れん、という人もいるかと思いますので、こちらのブロマガで、改めてテキストにまとめておきましょう。

◆◇◆ゾンビタバコ、沖縄で出回る◆◇◆



まず、事の発端は2025年に入ってのこと。
沖縄で、吸うとトリップする電子タバコ(VAPE・ベイプ)用のリキッドが出回ってるぞという話でした。

「沖縄で変なドラッグが流行しているぞ」

という噂は、自分もこの頃に耳にしており、個人的には、THC系の亜種だろうなと、そう思っていたのです。
しかし、

「意識がぶっ飛ぶ」

ということで、ちょっとコレは大麻系の成分や聞き方とは異なるなぁ……と。
そう思っていた最中、今年の7月ごろ、沖縄タイムスで「若者に乱用広がる『ゾンビたばこ』」として初めてニュースになり、

遅ればせながら、その主成分がエトミデートという成分であることを知った次第です。

エトミデートって薬物は自分は一切知見がなく、分子構造を見てもなんぞこれ……イミダゾール環あるな……くらいの印象で、ぱっと見、水虫の薬かと思ったくらいです(笑)。

実際に、イミダゾール環を持つ、ミコナゾールとかクロトリマゾールとかの抗真菌剤が、水虫(白癬菌)やら、カンジダ膣炎とかの治療薬に使われているわけで、

それが意識を消失させる「静脈麻酔」だって話がなかなか衝撃的でした。

そんなわけで、いろいろ調べたところ、

正体が見えてきました。

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