偉い人の名前が、何故か酷い言葉に変わっていきます
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どうも、薬理凶室のケダモノ、亜留間次郎です。
最近になって、AIは理解しているフリをしているだけだ、と言われ、これを「ポチョムキン理解」と呼ぶようになりました。

日本人には聞き慣れない、この「ポチョムキン」という言葉は、いったいどこからやってきたのでしょうか?

ポチョムキンの由来は、ロシア帝国の人物、グリゴリー・アレクサンドロヴィチ・ポチョムキンです。
貴族としてはポチョムキン=タヴリーチェスキー公爵とも呼ばれ、当時のロシア皇帝エカチェリーナ二世の愛人であり、秘密結婚の相手だと言われています。
36歳の時に、10歳年上のエカチェリーナ2世と結ばれ、

「女帝エカチェリーナ二世の生涯唯一の真実の夫」

とまで言われています。
そしてポチョムキン公爵は、クリミア半島をロシア帝国に併合した軍人でもあり、一人で陸軍元帥と海軍元帥を兼任したほどの実力者でした。

今日は歴史と共に多彩な意味を持つことになったポチョムキンについて解説します。

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