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最近めっきり寒くなりました。今年は葉物野菜が安いらしく、家にたくさん届きます。
冷凍庫の問題で消費するには鍋くらいしか大量に食べれないので、ここ最近はお鍋続きです。
まだ大量に残っているので、まだまだ鍋シーズンは続きそうです……
さて、この話のカクヨムリンクはこちらです
https://kakuyomu.jp/works/1177354054935421722/episodes/1177354055084333488
番外があるので、先にそちらを掲載します
――照葉市 寂れた雑貨ビル1F:星を見る――
衣笠「あの陰険商人に素材を盗られたからなあ……。いやうーん……」
▶衣笠は喫茶店の内装を整えていますね。時折額縁を見て溜息をつきます
衣笠「でもなー……これ、割の良い資金率ではあるんだよね。この、ベルとかいうやつもなーんか見たことあるし」
暁星「現金増やしたいなら株とかやったらいいんじゃないか。報酬で見ず知らずの人間に、あれだけぽんと渡せるんだ。相当持ってるんだろ?」
衣笠「商才はないのよねそれが。あったらこんなところでお店出してないわ」
勇聖「じゃーあれだ、また適当に素材を取ってくればいい」
衣笠「それしかないかなあ。少しピンハネして素材もらって交換するしかないかしらね。それで、今日の定期集会は集まりどんなもん?」
葦名「今ガードしたでしょうが!いい加減にしろ!!(ダン!!!)一撃でやられる体力しかないのが問題???うるっせぇですわ!!!こっちは数フレームの間見計らってボタン押してんですの!!電気信号の入力誤差のせいですわ!!!!居合切りなんてクソアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
(ブレンドが飲みたいですわね……)
恋塚「んしょ、どもー。今日こそはぶれーんどを飲みたいですがー?」
樟穫「あ、こんにちは……。その、今日は、普通にコーヒーを飲みに来ました……」
衣笠「ブレンドね。うちのやつはこれだけはちゃんと金かけて豆買ってるのよ。碾くから待ってね」
葉生「しつこいって。知らんし。付いてこないでって聞こえない?」
???「いやーそれは自覚してるんだけど、具体的な目印とかないと迷うんだって……お願い人助けだと思って!」
▶人の良さそうな青年が葉生に食い下がるように、ほとんど一緒に喫茶店に入ってきますね
葉生「いやそれならそれで別の人に聞きなよじゃあ。この際こんなとこまで入ってきたのは置いといて、いっぱいいるよ、人」
??? 「ん?あ、ホントだ!いやー本当にありがとう!良いめぐり逢いが出来たなぁ」
恋塚「あらー、なにかお探しでー?」
樟穫「あ、葉生ちゃん……だれ、その人……?」
葉生「屋内入る前に気づけっての。良かったですわねいい出会いに恵まれて。そんで来たら来たで芽生までいるし、はぁ……」
衣笠「いらっしゃい。おすすめのブレンドがありますよ。ブレンドしかないんですけどね。こういうものなんですが」
▶国見と名乗った青年に、トレイの上に乗ったカップを見せます。ブレンドの上になにかお魚がぴょんぴょん跳ねていますね。そのまま葦名のテーブルに置きます
葦名「ハァ…フゥ……。あら、ありがとうございます。衣笠さん。スコーンは……、ないですわね」
樟穫「ただの迷子?で悪い人ではない……?それならいいけど……」
国見「あ、喫茶店かなにかだったのか……?えーと、手品かなにかなのかな。歓迎は嬉しいですけどそれなら普通のコーヒーをお願いしたいです」
勇聖「あと二人分も持ってきたよー。あれ、二人増えたならまだ要る?」
樟穫「ん……ありがとう、ございます………。ぅ……お砂糖とミルク、ありますか……?」
暁星「へー普通じゃないってさ。残念なのかおめでとうなのか……どっちなんだろうな?」
葦名「まぁ、初見プレイだからですわ。もうタイミングは読めましたし、お前の命もここまでですわ。イッッッッッッッッッッッデエ!!!!!!!!!!!!!」
▶カップに跳ねてる魚に噛みつかれて呻いてますね
衣笠「これはね。寝てるカモくんの髪の毛毟って粉末にして少し入れたやつ。そこのお兄さん、少しお暇?少し招待したい場所があるのだけど」
勇聖「聞いてないけど!?!?えっいやなんでそれでお魚が跳ねるのこわぁ……」
国見「あ、そうだコーヒーは奢らせてよ、お詫びってことで。それでどなたでも良いのでちょっと道を……あれ?実は悪質なやつ……?」
衣笠「じゃあ決まりね。お兄さんこっちこっち」
▶国見の腕を掴んで、エレベーターに乗せます。他の面々にも手で来るように促していますね
国見「うっわ何!?え、何の声!?え、どっち!?」
葉生「こんなボロビルに入る人間に付きまとうって、お兄さん相当見る目ないと思うんだけど。1周回って心配なってきたわ」
恋塚「おひとよしかおんなずき?」
――照葉市 寂れた雑貨ビル2F――
七歌「臨!兵!闘!者!皆!陣!列!在!ぜーーーん!!ハッ」
七歌「その……急に来るのはちょっと……」
暁星「ネタが豊富だな」
恋塚「リンピオトーシーカイジンリッツァイゼーン?」
葉生「いい加減部屋に鍵でもかけな。年頃なんだし」
七歌「エレベーターが扉だから……その……」
葉生「それにしたってカーテン作るなり、仕切り置いとくなりさ……」
勇聖「きっとそのうち慣れるようんうん」
▶悲しそうな顔をして魔法陣を修正し始めます
国見「どうしよう……。今日は諦めてホテルで寝てればよかったなぁ……有り金だけで済むかなぁ……うぅ」
七歌「フッフッフッフッフ……ハッハッハッハッハ」
▶青い裂け目が出来るよ。かなり形が歪ですが入ることはできそうですね
葉生「これも慣れるといいね」
七歌「作法だから……」
樟穫「今日はただコーヒー飲みに来ただけなのに……」
葦名「こうしてまた投入されるのですね」
▶魚が口に噛み付いたままですね
勇聖「いい加減その魚取らない?その、邪魔だよねそれ……?」
葦名「それもそうですわね。ここに置いていきましょうか」
▶息で弾き飛ばしてヒールの踵で踏み潰します
勇聖「んんん扱い!いやでもそれ大事にされても困るな?困るか。じゃあいいや」
暁星「んじゃ、ひと稼ぎしますか」
恋塚「おにーさんもごゆるりとー?」
国見「あのー、これからどうなるんでしょうか……。せめて、せめて情けが欲しいんですが……」
七歌「ステゴロしてお金をもらうバイトだから安心安心安全安全楽しい楽しいの健全なやつですよ」
国見 「ステゴロ……?思った以上に暴の方なのか……。どうしよう身一つでなんて、もう帰れないのか……」
樟穫「とりあえず……身構えておいたほうが、いいとは思いますよ……」
葉生「思った以上になんの説明もされないの不憫に思えてきたけど、いいの?こんなんで」
葦名「血が……、うめーんですわ……」
国見「血かぁ、俺も飲み慣れるのかなぁ。ああ自分なのか相手なのか、考えたくないなぁ……」
恋塚「同じ赤ならいちごのあまあまがよいかとー?」
七歌「さあ突入突入ですよ!ほっといたら私たちじゃ勝てなくなりますからね!」
――オリ柱――
▶中に入ると、学校の校舎裏のような場所ですね。風呂敷のようなものをマントのように羽織った少年少女が立っています。少年少女はかなりドス黒いオーラを見える色で纏っています
少年「夢の呼吸!!オリックス柱!!!柱……どこ……ここ……?」
▶金属バットを振り回したり勝手に落ち込んだりしていますね
恋塚「あぁ?なんだってんだコイツ?」
国見「……え、本当にここどこ!?さっきの部屋は!?」
七歌「天光満つる処に我は在り 黄泉の門開く処に汝在り……」
七歌「インディグネイション……!」
▶凄まじい雷撃で片割れにいたおしぼりを咥えた少女と、三角コーンをかぶった少年、それに力尽きた七歌が倒れます
七歌「後はよろしく……」
国見「あ!それ知ってるよ!でもなんで雷が落ちて子供が倒れたの!?なんで君も倒れるの!?」
勇聖「わかった?やらないとやられるよさあガンバッテ!」
恋塚「おーおー、オツカレサマだな。――ところで、今日は誰が運ぶんだ?」
葦名「あの居合切り……。ゲームの敵にできるなら私にもできるのかしら……。まぁ、アケコンなのでレバーもって振り回すくらいですけど」
国見「せ、説明!できれば1から10まで!具体的な頑張り方とか!!」
樟穫「ここ、夢とかじゃなくて……。怪我したら、本当に怪我しちゃうんで……気をつけてくださいね……」
暁星「気合10割、根性でなんとかなるさ」
恋塚「死にたく無かったら精々足掻け!壊せ!殺せ!ヒーハハハァ!」
国見「そうだね夢だったら良かったと思うよ!ってならないって!?え、ああお願いもう1回助けて!」
葉生「はあ、しゃあない。ちょっと携帯貸してみ」
▶葉生は引っ手繰るようにスマホを奪い取り、勝手に操作していますね
葉生「そんなびーびー喚いててもみっともないよ。とりあえずこのアプリ起動して、自分の中で強そーーーーーって思ってるもの想像してみ」
国見「俺もそう思う!!ええと、起動して強そうなの……それでどうなるのさ」
葉生「さあ?まあなんとかなるよ。がんばれ」
国見「いやそれでなんとかなったら苦労しないでしょ」
樟穫「葉生ちゃんが人助けしてる……えへへ、やっぱり優しい子だね……」
恋塚「目の前の敵をぶちのめしてやれ!」
国見「ぶちのめしたくはないんだけど……やってみるよ……」
▶スマホの光に包まれ、黒い三角帽子に、対照的な白い服、黒いコートにマントを羽織っていますね。杖のような意匠が施されたラッパも持っています
国見「あー、こういう感じなんだ。なんでラッパなんだろう。これどういう仕掛け?」
勇聖「なりたいと思ったらなれるし出来ると思ったら出来るみたいななんかそういうやつだよ」
国見「そっかー。世界は広いんだねぇ……。ってならないって言ったじゃん!?」
樟穫「よし、アズちゃん、出番……!あっ……!?コーヒー飲みに来るだけの予定だったから……お留守番させてきちゃった……」
声柱「私の声で援護するから!山本くん!頑張って!」
オリ柱「俺は……水と炎を両方持ってるぞ!――来い!」
国見「あとあっちがいかにも鬼滅の刃って感じなんだけど、あれはどういう。倒しちゃうの!?あの煉獄さんみたいな感じの人!?」
▶戦闘前行動 葉生 急に歌うよ[朝倉×5]
計57ダメージ
▶戦闘前行動 オリ柱 劇場の呼吸(自分の生命が半分以下になった時、任意発動できる。行動値の最遅のタイミングで行動数を2回増やす)
▶暁星 アニメで判定 通常攻撃[導引][深赤 闃然 鏗鏘 砂錫 鉱滓 雷汞]
成功 94ダメージ
暁星「さくっと倒れてくれよな!」
オリ柱「戸柱が逝った……!まだまだ!」
▶オリ柱 水の呼吸:ブルーウェーブ(目の前の対象に5回物理3d4。回避可)
▶暁星 戦闘回避
全成功
[声の呼吸:麗声癒快(敵全体に6d8の生命回復)]
25回復
▶勇聖 世間話で判定 通常攻撃
失敗 失敗
▶樟穫 アニメで判定 通常攻撃
クリティカル 成功 13ダメージ[追撃]7ダメージ
▶国見 世間話で判定 残像
成功[人脈]
恋塚「ヒューッ!やるじゃねえか!」
オリ柱「やはり鈴木がいないと……」
樟穫「私も、もっと、強くなるんだ……てやーっ!」
勇聖 「お隣失礼、続けて発射ぁ!――あっ外れた」
国見「な、何も疑問が解決しないまま進んでく……っ、頼むなんか起これ!」
▶声柱 声の呼吸:ハイパーボイス(対象2名魔法3d5)国見樟穫
10ダメージ
▶葦名 通常攻撃
成功 13ダメージ[追撃]7ダメージ
▶葉生 霧雨
[劇場の呼吸(行動値1を2回設置)]
声柱「走れ疾風のように~」
葦名「居合切り!」
▶アケコンをぶん投げてますね
▶恋塚 通常攻撃[足刀蹴り×3、細流×3、闃然×3、鏗鏘×3]
通常攻撃[足刀蹴り×3、闃然×3、鏗鏘×3]
成功 23ダメージ[追撃]6ダメージ 7ダメージ
成功 35ダメージ[追撃]8ダメージ 5ダメージ
[セ界に打ちのめされて(死亡時発動、ランダム1人に物理4d7)]勇聖
12ダメージ[所有]
▶暁星 通常攻撃[深赤 闃然 鏗鏘 砂錫 鉱滓]
クリティカル[人間振り直し]83ダメージ 83ダメージ
恋塚「ヒーハハァ!燃えろォッ!虫ケラァッ!」
暁星「よし、これで終いだ。チェストォ!」
オリ柱「下妻後逸……俺、息苦しいよ……」
声柱「どうしたって打てないいつも変わらない今も」
▶黄色の羽織を羽織った少女が倒れると空間がゆっくり崩れていきます
恋塚「いいねえいいねえ!後は逃げるだけだなァ!」
樟穫「ううん……私、役に立ててるのかな……?」
国見「逃げる……そうだよな、やっぱり人を殺したんだから逃げないと……、――共犯か」
勇聖「大丈夫大丈夫あれ人型なだけで人じゃないから。まあ僕もだけど」
国見「え、なにそれ……」
▶倒れ伏した少年少女を見ると、ところどころレインボーに発色したり、角が生えてたりします
葉生「人外アピールにも程があるっしょ程が」
葦名 「『お前にレインボー』ってやかましいですわ」
国見「あー、そうなんだ……よかったぁ……いや何もよくなくない?」
勇聖「いいんだよ倒さないと帰れないし。大和さーんおつかれこれあげる」
暁星「回復薬もくれるのか?非常時の換金手段じゃなくても良さそうだな……サンキュー」
勇聖「丁重に扱うがよいぞ!!」
▶葦名が少年少女の羽織などを適度に蹴りつつ毟り取っていますね
▶恋塚 回復薬G
▶暁星 回復薬G
▶脱出判定
[恋塚]10ダメージ
[暁星]17ダメージ[所有×2]
[勇聖]8ダメージ
[葉生]6ダメージ
[葦名]13ダメージ
[国見]7ダメージ[所有]
[樟穫]12ダメージ[所有×2]
暁星「ぼちぼち帰るかー。はぁつかれる……」
恋塚「んじゃ、コイツはアタシが運んでくぜー!」
七歌「これ……受け身の覚悟の準備をしないと……」
葦名「魚ほどではありませんね」
葉生「頑張って出口まで走ってね」
国見「帰りは走りなの!?待ってよー!」
――照葉市 寂れた雑貨ビル2F――
恋塚「とうちゃくー」
七歌「ゥゥッ……角はきつい角は……」
恋塚「……だいじょぶ?次からやめときま?」
樟穫「ん……全員、抜けられたみたいですね」
葦名「はっ!!さっきの魚が身を挺して私のクッションに……!?――服が汚れたんですけど!!!!!!!!!」
国見「はぁ、はぁ……。なんっだよ、この体験……」
暁星「ドサッと落とされるのはちょっと可愛そうに見えるな」
七歌「いやでも……仕事はちゃんとしないと……いやでもいたい……」
恋塚「運ぶのは他の人が良さげっぽいのでは?」
衣笠「素材はエグってきた?」
勇聖「たっだいまー」
衣笠「別にコレでもいいけど、最近かいわれ感を見出してきてるのよね」
恋塚「だれかがおはしらさんをむしむししてましたがー」
暁星「素材なら、あいつが粗方毟ってたぞ」
国見「……なんだか大事な話をしてるみたいなのでこれで失礼します!コーヒー代は置いてから帰るので!」
暁星「おっと、まだ帰るのは早いからそこで待ってような?」
恋塚「お話あるのでちょいとおまちー?」
▶国見は両腕を掴まれて動けなさそうですね
国見「お、お構いなく!俺にはないです!」
勇聖「でもでも、あれ一杯いくらか知らないでしょ?もうすんごいんだよ」
国見「……そんなに?ボッタクリ……いやでもちゃんと見合ってるなら……でも俺から頼んだわけじゃないのに……」
葦名「ではこちらの竜胤の雫をどうぞ。無病息災のお守りを込めて剥ぎ取りましてよ」
衣笠「なんか鬼滅っぽいわねコレ……。まあ、手触りも独特だし、発色するし……。1人頭120万円くらいでどうかしら?」
暁星「こっちは問題ないよ。さっきの商才無いって話聞いてるとどんぶり勘定で渡して破産しないか不安になるけどな」
衣笠「最悪そこのかいわれ売ればいいから問題ないわ」
勇聖「ちゃんと手間暇かけて育てなきゃダメだよ!」
恋塚「そもそも売るのがダメですがー……」
国見「違う世界って感じだなぁ……。あの~、もう俺いいですか」
衣笠「ええ。報酬は後で振り込んでおくからね。今、口座番号だけ教えてね」
――照葉市 寂れた雑貨ビル1F:星を見る――
衣笠「ブレンド出すかー……。カモくん出してー!あっそうだ売ったんだわ」
葉生「ああついに……。可哀想に……、ちゃんと美味しいもの食べてあげるからね」
影美「結局売っちゃったんですね。まぁペットは連れていけない店もまだまだ多いですしね」
衣笠「維持費考えるとやっぱね。売れるタイミングで売るのが一番いいわ」
衣笠「今日はあれよ。あの胡散臭い商人から呼び出し来てるから、コレそうなやつ呼ぶ定期集会あるよ。もうちょいいてね」
1時間後
平「オッス!用事ってなんだ!?呼び出しってとこまで読んできたけどさ!」
恋塚「お呼び出しと聞きましてー?」
樟穫「こ、こんにちは……今日も、また何か……?」
アズラク「……b」
衣笠「ご報告、カモくんは600万で売れたわ。まあそれはいいとして、あのドブ商人から呼ばれたんだわ」
アズラク「勇聖さんいなくなっちゃったんですか……」
平「新しい飼い主見つかるといいな!まぁまた会えるだろ!」
衣笠「今回はあの対人ゴミカスのあれ連れてくといいようにされちゃうから、私がついていくわ」
恋塚「ワワワワワワ、ワタシも売ります?」
衣笠「そのうちね。ってことで待ち合わせしてる場所があるのよ。ここね」
▶そういって衣笠はiPadから地図を出して、見せてきます
▶地図で判定
成功
▶見ると、近くの廃墟のようですね。知っている限りその地区は人が誰も住んでおらず、近所の子供には肝試しスポットで有名です
影美「ここって確か肝試しするのに使ったりする場所でしたっけ?私は行ったこと無いので本当かどうかは知りませんけど。まぁ確かに幽霊みたいな人でしたもんね、あの人」
衣笠「ま、どこでも胡散臭いっちゃ胡散臭いんだけどちゃんと金はくれるからいい人よ。カモくん売っても嫌な顔ひとつしなかったし」
恋塚「ぷるぷる……売っちゃダメダメでは……?」
アズラク「ええ……、幽霊がいるんですか……。怖いのは苦手です」
衣笠「じゃ、行くわよ」
樟穫「ひぃ……やだなぁ……。こわいし、あぶなそうだし……」
平「へいへーい!」
――照葉市 瀬田地区――
▶見た目だけは綺麗なニュータウンですね。ただ、人の気配が一切しないのに加え、錆が多く、草木の手入れもしていないのでかえって不気味な印象ですね。そのうちの一つ、家だけは小奇麗な一軒家の手前に黒い手が手招きしているのが見えます
平「お、あれじゃね?あそこ住んでんのかな?」
衣笠「あーわっかりやすいわね。薄く見える感じだけど、やっぱキモいくらい見える感じ?あれ」
恋塚「ぷるぷる……だいじょぶなので?」
影美「住んでるにしては色々手入れしてなさ過ぎじゃないですか?そういうのに無関心な人かもしれませんけど」
衣笠「そもそも廃墟だからなあここ。住んでるというより、勝手に入ってったじゃないかなあ」
葉生「まあわかりやすく手招きしてるんだし、入るしかないんじゃない?」
――照葉市 瀬田地区:空き家――
▶埃の詰まった部屋で、氷取沢がニタニタ笑いながら、備品の椅子に勝手に座ってますね
氷取沢「いやあやあやあ。よく来てくれた。あの珍獣はまあまあな値段で売れて儲けさせてもらったよ。ロリコンはいい金づるだねえ」
衣笠「あれ男かもよ。確認してないけど」
平「オッス!新しいご主人がいいやつだったらいいな!で、今日は何の用事なんだ?」
葉生「あ、本当に売ったんだ……」
樟穫「ええ……なんてことを……」
氷取沢「売れた商品の詮索はしないのだ。さて、今ここで人身売買がされてるのはご存知かな?」
平「カモっちを人っていうなら知ってるけどよ。そうじゃないんだろ?」
影美「難しいですよね。あの人を人間に数えて良いのか……」
恋塚「ご存じないですがー……」
氷取沢「あれは珍獣だ。そこの液体と一緒でな。それはともかくだ。最近、女子高生を対象にハイエースして売り払う事件が多発していてな。私のシマでそんなことされると私の流通も面倒になるのだよ」
恋塚「ワ、ワタシは大半イチジクなのでにんげんですがー……」
樟穫「ひえ……。葉生ちゃん、気をつけてね……?なるべく1人にならないでね……」
平「普通に事件じゃねぇか、犯人の目星はついてんのか?」
氷取沢「それでだ。犯罪の手口としてはハイエースをして、あー、セカイに閉じ込めた後ほとぼりが冷めた頃に商品となるよう調教して売り払う手口だ。警察に足がつかないから家出として扱われ、被害届も出ない」
葉生「あそこってそんな良いように悪用できるんだ。案外本当に家出に使えるかもね」
氷取沢「一般人にセカイへの適合がされない場合気絶し、夢の中と思い込むように出来ている。だからこそ、中にいる魔物さえ無力化できれば本当に便利な虫籠みたいな扱いをされている。お前らにはセカイそのものをぶち壊してもらい、私は代わりに流通を取り仕切る。お前たちは金が手に入り正義で酔える。私は儲かる。ウィンウィンだとは思わないかね」
恋塚「ぴぎ……ソイツはまた調子に乗ってんなァ!こんな身体じゃなきゃあテメエ共々アタシがブチ殺してやりてえくらいだ」
平「結局売られるのかよ……。あんまり正義には酔えそうにねぇな……」
氷取沢「バカを言うな。人身売買は犯罪だろうが。商人は信用第一だ。人権があるなら売れん」
葉生「聞けば聞くほどかもっち不憫だな」
平「お!わりぃわりぃ!そうだよな!じゃあ完璧に正義の味方ってわけだ!」
恋塚「ヒーハハァ!スラ子ごと売られちゃあたまらねえからなァ!さっさとブチ……のめし……倒しに行きますのでー?」
氷取沢「どうやらこの街のセカイの何処かに隠しているらしい。そこで、だ。運のなさそうで、適度におじさんウケがしそうな女子高生数名に、予めGPSを仕込んでおいたのだ。なんかちょうどよく攫われる運のなさといい、神がかっているな」
氷取沢「コレを渡しておく。近づくとマナーモードのように震えたりするぞ」
▶氷取沢は葉生に機械を渡します
衣笠「ま、金がもらえるなら何でもいいわ。私は価格交渉しておくから、ちゃんと働いてきて」
平「振動式か!任せとけ!絶対助けてやるからな!」
恋塚「酷い目に遭う前においそぎせねばー?」
影美 「近づくと震えるってハイテクですね。将来は近づいただけでスマホに通知が出るようになったりするんでしょうね……」
葉生「ほら、スマフォでコロナチェックするやつとか」
――セカイ――
▶一方その頃、どこかの球場のようですね。グローブやバットなどが無造作に置かれています。入口近くに無造作に女子高生やかわいい男子高生が気絶しているようです。そんな中、一人だけ目を覚まします
???「……あぅ……うう…………んんん……?」
▶少し遠くにものすごいガタガタ震えているピッチングマシンがありますね。ものすごい勢いでボールを打ち出していますが、なにか見えない壁で目の前にボールがオチていますね。それを拾っている男がいます
男「起きたか。――面倒だな」
???「は……?なに、ここ……?」
男「もう一度眠ってもらうぞ」
▶安全靴で寝ている少女の腹を蹴ります
6ダメージ
――照葉市 瀬田地区――
▶空き家を出ると、振動を薄く感じました
樟穫「……?なんだろう……。ちょっと揺れた、ような……?」
葉生「なんか微妙っすね。これ自分の足で探すのにも限界がある気がするんですけど」
恋塚 「ゆれゆれー?」
樟穫「うーん……。アテもないし……誰かに聞いたりしたほうがいいのかな……?」
――セカイ――
▶鞄をあさり、生徒手帳を確認し、少女の名前が金澤結衣と言うのを興味なさげに見た後バットを構えます
男「ふむ。殴れば気絶すると思ってたが、面倒だな」
男「傷物はあまり売れないんだが……。そういう需要もある、か」
結衣「な、……なんなんですか。それ、それは……」
▶フルスイングして床に叩きつけます
6ダメージ
結衣「ぅうぅっ! あぁっ!」
――照葉市 海沿い――
▶横浜に近いこともあり、コロナで自粛の気配がしていてもそれなりに人がいますね
▶全員判定
葉生 ファンブル[影美の関係性を変更]
▶聞き込みをしていると、塾の真面目な子が急に家出をしたりしているみたいな情報を聞けます。どうやら、西側地区で多発しているようです
平「よっしゃ!サンキュな!おいみんな!どーやらあっちの方が臭いぞ!」
影美「戦うのも大変ですけど、こういう聞き込みも中々大変ですね」
樟穫「西側かぁ……皆さんと離れないようにしなきゃ……」
葉生「いやこの人数で動いててはぐれるってどんな方向音痴よ」
――セカイ――
結衣「なんで、こんなこと、……するの?」
男「趣味じゃないが、仕方ないか」
▶バットでひとしきり叩きつけた後、何かブツブツ詠唱を始めます
男「来い。お前はこいつと遊んどけ」
▶大型犬のような生物が魔法陣のようなものから出てきます。縛られた金澤の皮膚を食い千切ってきます
10ダメージ
男「こっちの世界だと妙に頑丈だが、死ぬなよ。外傷だけは後で治してやる」
――照葉市 住宅街――
▶閑静な住宅地ですね。金はないけど自称横浜市民を名乗りたい面々がプライドと引き換えに暮らしている地域ですね
▶全員聞き込み判定
成功
▶この地区の周辺では家出が多発しているのがわかりました。振動も強くなっています
葉生 「お、結構近づいてきてる。えみつんどだった?」
影美「えみつん……?まぁいいです、この辺で家出が多いみたいですね」
――セカイ――
結衣「んんんー……。も、もう、ゆるして……」
▶服ごと食い千切り、獣の爪や側面についている棘が返しのように刺さります。獲物のように爪を食い込ませ、涎が顔に落ちてきます
精神22ダメージ[オンリーイベントカタログ]
――照葉市 住宅街――
▶振動を頼りにして、裂け目の場所を探します
▶全員探索判定
成功[影美:宿題]
▶野球に使うネットがある、既に引っ越して誰もいない民家に、真っ赤な裂け目と、青い裂け目の2つが見つかります
影美「それで……どっちに入りましょう?」
葉生「えぇ……、爆弾処理かよ……」
樟穫「みるからに……危険色……」
恋塚「掠って閉じ込めるならあんぜんなほうでは?」
葉生「いやいやいや、赤はやばいって言われてなかったっけ?それに、閉じ込めとくんなら青のほうが安全なんじゃない?商品らしいし」
平「冴えてんなハズキチ!じゃあそっちだ!」
恋塚「入るならぼんばーさん呼びま?」
平「ああ、ななっちか、来てくれっかな?」
▶七歌に電話をしてしばらくすると、自転車でぶっ飛ばしてきました。肩で息をしていますね
葉生「まあ急いで駆けつけてくれたのは嬉しいんだけど、それ帰りどうすんの?倒れてない?誰かが押してきゃいいか」
七歌「青です!!!赤いほうの裂け目があたりだったらもう無理です!!」
平「帰りはいつも倒れてるだろ、心配すんな!」
アズラク「じゃあ青い方に突入しましょー」
影美「青いほうだと祈るしかありませんね」
――セカイ――
▶全身ズタボロで服も散り散りですね。ほとんどボロ布で、ほぼ全裸になってます
4ダメージ 精神4ダメージ
結衣「も、もう……。はやく……助けて……」
男「――侵入者か。潮時だな、こいつは諦めるか」
▶気絶した女子高生2人を抱えて、男は消えました。消えた瞬間、謎の壁に阻まれていた独りでに動くピッチングマシンがパチンコレベルでボールを発射します。グラウンドの壁にあたるとピンボールのように跳ねていの一番に入ってきた七歌に突き刺さります
七歌「さて来たよ!見てろ化け物ォグホアァッォ」
七歌「痛いぃ……なんでぇ……」
平「奇襲なんて聞いてねぇぞ!大丈夫かななっち?」
樟穫 「なんというか……不幸体質……?」
葉生「まあ……、これなら歩いて帰れるんじゃない?いつもと違って。知らんけど」
七歌「萎えた……。私気絶してる人助けてるから……」
アズラク「七歌さんいつもの仕事はー?」
恋塚「んでェ?アタシはどいつをぶっ飛ばせばいいんだァ!?」
結衣「あ……あっ……たす、けてくださいーーーー!」
樟穫「要救助者……発見……」
平「起きてる、っておいえーみ!上着貸してやれ、めぐみんもハズキチも保護してやってくれ」
影美「上着……ああそうですね」
七歌「助けるも何もボール危険すぎて行けないッカハゥ……」
葉生「ちょこまか動くより隠れといたほうが安全なんじゃなーい?」
恋塚「ヒーハハァ!つまりはアイツをぶっ壊せってことだなァ!」
平「仕方ねぇな、行くぞ!……ポ」
▶戦闘前行動 暴走ピッチングマシン
キティストレート(敵行動前に生命固定ダメージ5)
カーブ押したのにストレート(1マス移動時に生命固定ダメージ5)
▶戦闘前行動 アズラク トップベース
▶戦闘前行動 急に歌うよ[昼目×2、其駒×2、朝倉]
10ダメージ
▶[キティストレート]平 剛招ビート
5ダメージ
▶暴走ピッチングマシン
全力ストレート(対象1人に3D6の物理。回避可)
スローカーブ(生命が一番多い対象に3D6の物理。回避不可)
▶恋塚樟穫 戦闘回避
成功 12ダメージ[水郷]
▶[キティストレート]樟穫 スポーツで判定 小型ボム
5ダメージ 失敗 21ダメージ
▶[キティストレート]結衣 動物知識で判定 回復薬
5ダメージ 失敗[人間振り直し]
▶[キティストレート]アズラク 時の刃
5ダメージ 13ダメージ
アズラク「いま助けますよー! ソードダンサー!」
樟穫「いったい……。的確にボールが……避けきれない……」
結衣「ちからがでない……」
葉生「いやあれ、人としての尊厳保ててないけど。本当に商品?」
アズラク「「神罰!」」
▶[キティストレート]葉生 スポーツで判定 蒼天
5ダメージ クリティカル
▶[キティストレート]恋塚 性知識で判定 魔神剣[足刀蹴り×2、激湍、闃然×3、鏗鏘×3]魔神剣[足刀蹴り×2、激湍、闃然×3、鏗鏘×3]
5ダメージ 失敗 成功 23ダメージ[追撃]5ダメージ 5ダメージ
成功 32ダメージ[追撃]5ダメージ 8ダメージ
▶[キティストレート]影美 ヒール[お祈り[柳浪、裂帛]][神籟]
5ダメージ 32回復
恋塚「ヒーハハハァ!燃えろォ!虫ケラァ!」
影美「大丈夫ですか?良くなりますように……。――これでほんとに良くなるんですから、不思議ですよね」
平「ポ」
恋塚「ゲホッ……。助かったぜ……この身体も戻るのは見た目だけってことだなァ……」
▶魔獣 生命or貞操の危機(対象1人に、正気度判定2回か、生命3D7ダメージかを選択させる)
▶結衣 生命を選択
9ダメージ[オンリーイベントカタログ]
結衣「あぅ……。は……、んんん……」
▶[キティストレート]平 ブルーキャンドル[柳浪、裂帛、気魄、絵姿]剛招ビート
5ダメージ 19回復
▶暴走ピッチングマシン 全力ストレート スローカーブ
[檜扇]成功 成功
アズラク 「「は、鳩さん……当たってない!?」」
恋塚「やるじゃねえかァ!見た目からは想像できねえなァ!」
平「ホーホッホウホーホー」
『たまたまだ、球だけになっ!』
▶樟穫 小型ボム
27ダメージ
▶魔獣は最初からいなかったかのようにかき消えました
▶アズラク 毒付与 恋塚 アズラク
樟穫「とりゃああー……!」
結衣「あっ……あっ……ありがとう……ございます……!」
アズラク「「犬倒した! あとはこの機械だけ、いきますよー!」」
葉生「ねえ、そこのガール、起きてる?」
結衣「私のこと、ですか……?」
葉生「意識あるんだ。うーん、この状況どうにかしたい?いやしたくないならそれで良いんだけど」
結衣「え……?」
葉生「はぁー、なんか最近こんなんばっかだな……。まあいいや、ちょっと人助けだと思ってさ、アプリ開いてあるからさ、スタートボタン押してよ」
結衣「は、……はい」
葉生「あ、押すときはなんか強そうなもの思い浮かべてね。あとは頑張って」
▶スマホが光りだすと、ボロ布が白とベージュのチュニックブラウスに姿を変え、頭にはアニメでもやらないような橙色のリボンと、軍配が出てきます
結衣「わ、わあ……! ……服が出てきた。ありがとう、ございます……」
平「ポオ」
『よかった!これで安心だ!』
▶恋塚 通常攻撃[足刀蹴り×2、激湍、闃然×3、鏗鏘×3]
通常攻撃[足刀蹴り×2、激湍、闃然×3、鏗鏘×3]
成功 49ダメージ[追撃]6ダメージ 4ダメージ
成功 62ダメージ[追撃]6ダメージ 6ダメージ
[エクスプロージョン]
178ダメージ
恋塚「覚悟しろ虫ケラッ!森羅ッ!万象ッ!燃え尽きろォッ!」
▶ピッチングマシンを破壊すると、じわじわと空間が崩れていきます
恋塚「ゲホッ、ゲホッ……。あー……スッキリしたってモンだァ……」
結衣「はわぁ……。はっ……!みなさん……、助けてくださって、ありがとうございま、す……?」
平「ポ」
『いいって事よ!多分これから仲良くしていくことになると思うぜ?』
結衣「はと……?」
恋塚「ヒーハハァ!巻き込まれちまった以上、これから大変になるぜェ?」
葉生「まあ、変人……変人?多いけど仲良くしてやって。もう会わんかもしれないけどね」
▶葉生 快晴
▶影美 治癒絆創膏[柳浪、裂帛]恋塚結衣[神籟]
51回復
▶樟穫 にゃーん
4回復
七歌「人質持って帰るので、先に失礼しますね……おもたい……」
平「ホ」
『人質っていうか被害者だけどな大丈夫か?』
七歌「看板見てる余裕ないです……」
影美「あなたも早くここから出たほうがいいですよ」
結衣「出たほうがいいと、いわれても……」
アズラク「「こっちですよ! 走って走って!」」
▶脱出判定
[影美]9ダメージ
[恋塚]14ダメージ
[結衣]10ダメージ
[樟穫]12ダメージ
[平]15ダメージ
――照葉市 住宅地――
七歌「はあ……はあ……。力抜いた人間って重い……」
恋塚 「おてつだいできなくてもうしわけなさー……」
七歌「ところで……結局、そちらの人は誰です?」
▶全裸で座り込んでる人間を見ていますね
結衣「ひっく……。服は、あのときだけ、だったのね……」
平「えーみここは頼む、俺は先に店に戻ってる」
影美「そういえばそんな話もありましたね。えーと……そんな格好だと、お体にさわりますよ?」
恋塚「上着どーぞで?」
樟穫「いてて……。でもとりあえず助けられてよかった……」
▶上着でとりあえず隠す程度には服を着ることが出来ました
アズラク「元気出してくださいね」
結衣「ごめんなさい……。ありがとう……もう、だいじょうぶ、です……」
七歌「とりあえずこの痴女青葉型パイセンのとこまで運びましょうか。精算含めてそっちでしましょう」
恋塚「いきましょー」
――照葉市 寂れた雑貨ビル1F:星を見る――
七歌「コブラせんぱいー。泣きわめく痴女拾いましたー」
衣笠「えー。売れる珍獣以外は野にかえしてきなさい」
恋塚「被害者の方なので犯人さんの顔見てるやも?」
結衣「ごめんなさい……。私、何も……」
アズラク「幸いでしたよー。命あっての物種です」
衣笠「これ痴女じゃないな??その寝てるやつら含めてそこのソファに転がしておきなさい。ココア出すから七歌は私の服持ってきて。そんな原始人みたいな格好してたら痴女扱いもやむなしだわ」
七歌「はーいタタッコ先輩」
恋塚「あー、服びりびりでわんわんさんのっかりかけだったのでー」
葉生「ブレンド以外もあったんですねー。結局犯人は分からずじまいっすけど、触手おじさんには何言ったらいいんすかね」
樟穫「根本的解決はしてないかぁ……。葉生ちゃん、離れないようにしようね……」
衣笠「客に出すやつじゃないけどね。それと、裂け目潰すのが契約なので後は知らんわ。金ふんだくって、それで終わりよ」
ということで、人員が揃ってきたS3でした。
赤の他人同士だったのが、少しづつ同士になっていく瞬間が私は結構好きで意図的にそうなるようにしているような感じがします。
それでは、
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!