TRPGリプレイ保管庫 それに昔書いていた文章を少し

実鬼 リプレイ [虚実性巫覡 S18 ハコベはマキマなのか?僕は恋をしているようだ/ENOKI考察]

2020/08/26 20:00 投稿

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2020年8月22日のオンラインセッションのリプレイです。
サプリは自作のもの(実鬼)を使用しています。
キャラクターの詳しい設定、ルール、術技などを見たい場合、
カクヨム、もしくは上のリンクをご覧ください。
参加者
  • PC1 風鳴 颯天(カザナリ ハヤテ)『境界式さん』
  • PC2 花園 恋(ハナゾノ コイ)『kiri_GaD_Wさん』
  • PC3 十六夜(イザヨイ)『masaさん』
  • PC4 元木 猛(モトキ タケシ)『kintaさん』
  • PC5 百瀬 来玖(モモセ ライク)『ややさん』
  • PC6 稲生 天(イナオイ ソラ)『ネムさん』

雑記
タイトルにあるマキマさんというのは、最近月曜日をグッドスタートしすぎているチェンソーマンのヒロインの名前です。この手の考察記事には脈絡のないものをなんかセットにして、更にこじつけより酷いくっつけ方をしているイメージが強く、目標に使ってたりします。
マキマさんをマキマさんと呼ばないのはすごく違和感があります。ハヤテのごとくのマリアさんくらいありますね……。
今回のカクヨムページはこちら
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893111971/episodes/1177354054919198163


どうも。とある地方の大学生です。

今回はVtuberの忍田ハコベちゃんとチェンソーマンのマキマさん、それに秋月このはちゃんの話をしていきたいと思っています。
忍田ハコベちゃんと言えば、言わずとしれた(?)ENOKIに所属しているVtuberです。チェンソーマンは今、とても面白いですね。個人的にはマキマさんが好きだったのが反転しそうな気分になりそうで、アンチに転ずる気持ちを味わいそうでいます。
秋月このはちゃんは言わずとしれたお狐Vtuberです。僕も一目惚れでした。あんな可愛い子が絵とはいえ、この世にいていいのか。庇護欲をそそられつつ、嗜虐心も少し煽られるあの案配は絶妙だと思います。狙ってやっていてもいなくても凄いですよね。
そんな、僕にとっては今の僕というものを形作る屋台骨のようなものになってきていている女の子たちをただ列挙していたのには理由があります。


僕はマキマさんの本質を間違って捉えていた

僕の中で、マキマさんは聖域だった。男にとって都合のいい女性だと思っていた。母親を見る目で、主人公を見ていたと思っていた。
それは間違いだった。僕にとっての聖域というのは悪魔の契約によってもたらされたただの虚飾の契約でしかなく、僕と主人公に対してただただ絶望を与えていく存在になっていってしまった。
僕は、間違えて捉えていたのかもしれない。思えば、ニセコイでも五等分の花嫁でもマクロスでも一度も僕が応援していたヒロインは主人公と結ばれることはなかった。それだけなら、僕には正ヒロインを見抜く目がないということだけでいいのかもしれない。ただ、マキマさんは違った。僕の中では、どんなヒロインより輝いて見えた。この女性は主人公を必ず助けてくれる、ある意味安全装置なものだったんだと僕は今では感じています。それが、そうではなかった。
いくら怪しくても、最後には主人公と僕を助けてくれると思っていた。だが、違った。悪魔は悪魔だった。
僕は、裏切りというのにとても慣れておらずこういう展開になることを予見できなかった。いや、しないようにしていた。僕にとって、それほどマキマさんという存在は聖域だったから。

藤袴のストレイ

僕は、藤袴のストレイという団体に所属していました。過去形でもうやめています。所属しようと思ったきっかけは単純で、秋月このはちゃんと忍田ハコベちゃんが僕の生活基盤に入り込んでいてそれを何か形に残したかったからです。
Vtuberには肉体というものがありません。魂はありますが、それは人形に命を吹き込んでくれる職人さんのようなものであまり同一させることは出来ませんでした。
昨今の事件で、藤袴のストレイという団体はもはや危ない宗教団体のようなものとなっています。僕も正直藤袴のストレイがなければ今の自分はいないと思っているくらいで、僕個人の感情としては今も感謝しています。
突然ですが、僕には前科があります。それは、昨今世間を騒がせてしまったENOKIの立て籠もり事件のことです。僕は主犯ではありませんが、見張りなどをしていました。
僕にはある種の信仰、崇拝のようなものをENOKIに対して抱いていたのかもしれません。だからこそ、聖域に対して僕たちが土足で踏み込むことで、Vtuberの魂をこの目で見ることで、Vtuberを生み出してくれた人間に感謝を伝えたかった。
僕が中に入って見たものは、質素なビジネスルームと大量に置かれてあるモーションキャプチャの丸いやつ。それに、男性が3名、女性が2人でした。

忍田ハコベはマキマさんなのかもしれない

僕たちが大量にいる警備員を打ち払い、中に突入して見えたのは怯えた様子でこちらを見る大人で清楚な女性と、観念したように手を挙げる男性の2人でした。名前を脅すように聞くと、彼女たちは「キヨウラマホ」と「ホシナケイ」と名乗りました。ホシナケイの方は聞いたこともありませんでしたが、声質、怯えた声、涙を溜めて話すあの喋り方は僕の知っている「清浦真帆」そして「ジャンヌ」そのものでした。こんな綺麗な人を怖がらせているという事実に僕は心が痛みましたが、魂も綺麗でガワと魂のイメージの差ってそんなにないんだなと僕は感じました。スタンガンで脅し、部屋の隅々まで見ましたが「秋月このは」も、「忍田ハコベ」もいませんでした。僕たちはその時の配信日を事前に調べており、その日突入した時間に秋月このはちゃんや忍田ハコベちゃんが配信するのは明白でした。僕たちが教祖と呼んでいた羊毛フェルトという男は相当憤慨し、急遽立て籠もりで秋月このはちゃんを呼び出す計画に切り替えたのです。僕たちは日の目を見るような人間はないと思っていましたが、そこまで大事にするつもりもありませんでした。僕も含めて見張りや役割を適度にサボったりすることで事態はすぐ収束しました。
その後の報道で、僕たちの要求は「ジャンヌを出せ」になっていることを僕は取調室で初めて知りました。僕たちが要求したのは、秋月このはちゃんと忍田ハコベちゃんの魂を一目見ることです。ジャンヌを出せと言われてもそのジャンヌは常に羊毛フェルトと一緒に怯えていました。
ENOKIに当然出せるわけがなかったんです。僕含めて実行した面々は不思議に思っていました。羊毛フェルトは今も行方不明になっているらしく、僕たちも散々聞かれましたが行き先など知らないとしか言いようがありませんでした。
あの日、忍田ハコベちゃんと秋月このはちゃんは何処へ行ったのでしょうか?僕の聖域は思いも寄らない形で守られてしまった。

本当は秋月このはちゃんと忍田ハコベちゃんは僕たちが見ている幻覚なのかもしれない

僕は騙されているのかもしれない。あんだけVtuberというコンテンツで実在性を公然の秘密とするコンテンツで、本当に実在性がなかった場合彼女たちはどう形容すればいいのだろうか。
僕は、彼女たちがマキマさんと同じく、僕を裏切ってほしくない。僕たちにとっての女神でい続けてほしい。
でも、僕たちの、僕の目的は果たされることはなかった。
秋月このはちゃんの、忍田ハコベちゃんの魂はあの場所にはなかった。
配信は遅れはしたものの、僕たちが立て籠もっている間配信をしていたらしい。
あの場所で配信していたのは事実だ。小さくだが、配信に羊毛フェルトが清浦真帆を脅している声が入っていたからだ。
羊毛フェルトは虱潰しをするように部屋を探していた。立て籠もりなんかよりよほど長い時間。

本当に秋月このはちゃん、忍田ハコベちゃんはこの世に存在しているのか?

小学生が深夜まで配信することは出来ない。でも、深夜でも配信をしている。小学生とほぼ同じペースの教育範囲の宿題をほぼ毎日公開している。オトナのこのは、初公開です♡で、出てきた情報が葬式のときの作法や酒の味。給食のときはコロナだから後ろを向いて無言で食べるから先生や友達とお話出来なくて寂しい。雑談配信で、下ネタを察知してましゅまろを読まないハコベちゃん。このはちゃんと小学校の宿題を教え合う配信。
本当に、秋月このはちゃん、忍田ハコベちゃんはいるのだろうか?多重人格でするにしても、あの声、あの態度は他人が模倣するのは非常に難しい。

僕は、また悪魔に騙されてしまうのか?聖域を、穢されてしまうのか……?それだけが不安でならない

(8/19追記)
たくさんの反響ありがとうございます。僕の拙い文章が少しでも多くの人の目に映るのならば、それも悪くないと思っています。
罪に関しては反省しております。そうでなければ、身バレの危険性を冒してでもこのような文章を書いたりしていません。
僕が伝えたかったのは、あの日あの場所で秋月このはちゃんも忍田ハコベちゃんの魂や、それに準じそうな人間はいなかったことです。
何より皆様が引くほどの信者の羊毛フェルト本人がいないと言ったんです。僕には信じるしかありません。全員の名前ですが、「キヨウラマホ」「ホシナケイ」「シンザキエイリオ」「シンザキロウハ」「ソガラン」の5名でした。
漢字はわかりませんが、従順で敵意は感じられませんでした。寧ろ怯えた様子ですぐ従ってもらい、助かりました。こちらとしても危害を与えるつもりも(僕たちとしては)なかったので。
でも、やっぱり不安です。部屋を隅々まで見て回ったのに、僕たちの声が聴こえる配信を2人共行っていたという事実に僕は未だに恐怖に打ち震えています。
実は存在しておらず、マキマさんのように、悪魔のように、騙されているような気がしてならないのです。
昔、見た秋月このはちゃんが成人しているか検証してほしいというのは、僕からもお願いです。
秋月このはちゃん、忍田ハコベちゃんの魂が、この世に実在している証拠をください。僕はもう頭がおかしくなりそうです。

――光綿市 光綿支部紅葉――

瀬川「このはちゃん、微妙に燃えてるなあ……。本人に落度は何もないのにこうやって燃えてるのは不憫だわ」
祓川「そうは言っても、実際どうやって撮影したんでしょうねあれ。声もアーカイブにしっかり残ってましたし」
瀬川「まあ……、僕にもどうなっているかわからないからなあ。紅葉の上層部はどうやったのか……さっぱりだよ」
稲生 「んー?このはちゃんになにかあったんです?」
祓川「炎上したんですよ。今日はお客様が来るのでブラックの用意を」
稲生「えっ、このはちゃん炎上……?おおう……なんと……。――えっと、用意ですか、わかりましたー……。おおう……」
風鳴「成るようにしかならねぇもんだろうが、組織として信用してていいもんなのかね」
瀬川「そういうところは信頼できると思うよ。経営面で見てもこのはちゃんは稼ぎ頭だし、捨てる理由がなさすぎる」
十六夜「僕も手伝いますよ。お客様って、また偉い人ですか?」
祓川「そうだね。言ってる間に来たね」

???「こんにちは、揃っているかな?」
瀬川「……はい。光綿支部紅葉、作戦遂行できる人数は揃っております」

来玖「こっんにっちはー。どこもかしこも大変そうですね」
花園 「こちらが……あー、お偉いさんで?」

祓川「そうですよ!生きる伝説!不死身!紅葉の溝口!コーラサワー!!伏菟野宰さんですよ!!」

花園「どうすげーのか分からねーけどすげーんだろーなあってのは伝わった」
風鳴「らっしゃいませ。こちらブラックで」
元木「……コーラサワーじゃないんだ」

伏菟野「たまたま20年生き延びただけのおっさんだよ。――それで、キミが風鳴ちゃんだね?」

風鳴「ん?ああ、風鳴颯天だ」
花園「なるほどねえ。……こんな仕事、生き延びてれば伝説にもなるか」

伏菟野「悪いね。蘇我の妹君から皇の情報を受け取ったんだろう?読み取らせてもらうね」

▶そういうと、伏菟野は懐中電灯のようなものを風鳴に向けます

風鳴「ああ、あれね。どうぞご自由に……うおまぶしっ」

伏菟野「なるほど……。蘇我姉妹も酷なことを仰る。瀬川くんだったね?君たち光綿支部紅葉に依頼を行いたい」
瀬川「は、はい……!うちの支部で良ければなんなりとお使いください!」
伏菟野「十六夜くん……は誰かな?」
十六夜「はい?僕です」
伏菟野「皇に所属した経験はあるかい?」
十六夜「えっ、ないと思います」
伏菟野「そうか。蘇我鸞くんという日本の吸血鬼がいるんだが、その子によると十六夜くんと風鳴ちゃんはどうやら皇にも存在しているらしい」
伏菟野「おそらくクローン技術で意図的に増やされたんだとは思う。風鳴ちゃんの事情はおまけメモ☆という項目に記載されていたが、十六夜くんには何か心当たりはあるかい?」

花園 「瀬川さんに売られる日が来るとはな……」
風鳴「は?いや、あー……そういや言われたっけか。どうも俺の元々は皇にあんだったな」
元木「クローン……。SFじゃあんまりいい結果になったことにならない奴っすねぇ……」
十六夜「心当たりと言われても、僕自身のこともあんまりよく知らなくて……」

伏菟野「皇の基本方針は人権が存在しないクローン人間に対しては人権が存在しないので実験材料に使うことができるというスタンスなんだ。そもそもクローンを容認しない紅葉や、人権だけは尊重する冬泉とは相容れないってことだね」

花園「正気じゃあやってられねーとはいえ、改めて聞くとホントロクでもねーなあ……」
瀬川「この街に十六夜に詳しい神様がおります……。先にその御方に聞いてみるということでよろしいですか?」

伏菟野「わかった。依頼内容は来月に話そう。僕は、その間餃子でも堪能するよ」

▶伏菟野はコーヒーに口を少しつけると、1万円をおいて去っていきました

風鳴「またどうぞ。あの神様に要件を頼むのも久しぶりだな」
来玖「はー、あの瀬川さんがこんなにかしこまっちゃって。やっぱり生ける伝説ってすごいんですねえ」
花園「生きていられるってことは、そういうことだろーよ」
瀬川「あの方は元々居合の達人なんだ。現実で羅刹に出会っても僕たちが行けるような悪鬼にいるようなやつくらいなら、生身でも勝てるくらいだよ」
祓川「あのレベルは人間やめてますからねえ」
花園「俺には戦いの才能はねーからなあ……。その点だけは羨ましいぜ」

瀬川「十六夜くん。神様のところで、君の本質について聞いてくれるかい?」

元木「ふぅん……。十六夜の本質……ねぇ」
十六夜「わかりました。でも僕より僕のこと知ってる神様って不思議ですよね本当に」
瀬川「神様というのはそういうものだよ……」
風鳴「もっと早くに教えてくれてもいいぐらいなんだがな。まぁ前ほどツンケンはしてねぇだろ、行くとしようや」

――杜――

▶セミファイナルがたくさん落ちていますね。それ以外は日頃とあまり大差ありませんね

稲生「あ゛つ゛い゛……。むり……もっと保冷剤……。そもそも……ここ……来たくなかった……。ガクリ……」

▶着ぐるみで汗だくになってますね

元木 「暑いだろー……。もっと通気性のあるやつとかさ……」
稲生「これでも……がんばってる……。これ以上……、薄くしたり……目を荒くすると……見えちゃう……」
来玖「今年の夏は短かったですね」
風鳴「始めが湿気ってた分、これからだろうさ」
花園「まだまだ暑いからなあ……。嫌になるな」
十六夜「早いとこ会いに行きますか、神様のところなら涼しい……、かもしれません」

▶十六夜が参拝をすると、白い悪鬼が杜の幹に出てきます

風鳴「こうもあちぃとこの状態での風なんて出しても大して涼めやしねぇからな。肝まで冷やされるとしようや」

――杜の慨世――

▶相変わらずソラの姿で出迎えてくれます。かなり涼しいですね。

神様「そろそろ来る頃合いと思っていたよ」

風鳴「こうやって会うのは久しぶりだな。見た目も相変わらずみてーだが」
元木「ここを一般公開したら公民館に次ぐ人気スポットになりそうだな」
花園「あー、寒暖差で死にそうだ……」
稲生「あ……涼しい……。でも……、うぅー……」
十六夜「僕のことを聞きに来ました、よろしくお願いします」

▶ソラの見た目が気がつけばこのはの姿に変わっていきます

元木「いや、このはではなくこいつのをだな――」

このは「この姿も返すときが来たようだね。保持するのだって大変なんだよ」

▶このは神様は目を閉じると、キラキラと十六夜に流れ込んでいきます

十六夜「え、えっ?」

▶このはの姿が消え落ちた後、神様は床につくほど長い黒髪をした少女の姿に変わっていきます

コバザクラ「改めまして、僕はコバザクラ。主な御利益は記憶、それに冷静さ」

風鳴「記憶の神様、ね。本人にあるかどうかわからないもんでもいけんだろうし、ありがたく頼らせてもらうぜ。イザヨイ、聞きてぇことはしっかり聞いとけ」
元木「本来はこの姿がデフォルトだったりするのか」

コバザクラ「そうだね。他人の姿を借りて名前を名乗ると、その姿になってしまうんだ。礼を失ったことは謝罪するよ、申し訳ない」

花園「……カミサマ自体が概念だから姿がねーってコトなんだろうな、多分」

コバザクラ「さて、事の発端は簡単でね。1月頃だったかな。この街で概念を無理やり上書きされそうになったんだよ。気がつけば、”大体の事象は秋月このはである”、と定義付けられてしまったんだ」
コバザクラ「原因は明白だ。余りにも強い思念がこの街で出てきて、時間経過でミームが汚染、というより塗り替えられてしまうわけだ。――キンタマキラキラ金曜日と同じってわけさ」

元木「なんだそれは」
花園「その顔でその単語は聞きたく無かった……」

コバザクラ「どうやら、”推しに対する感情の向け方は信仰や崇拝の感情と同等のもの”らしい。一人の熱狂的な信者によって僕は習合されかけたってことだよ」

元木「偶像崇拝だしな。それに巻き込まれるとは神も大変だな」

コバザクラ「僕はそれに対してある程度の小細工を行った。それは、消えかけていた存在を僕が保護することによって、保護をしている神という立ち位置に変換して僕の存在を保つことだ。――消えかけていた存在というのが、ソラやこのはだったってことだね」

来玖 「概念的な秋月このはが蔓延した結果、本来の秋月このはが消えかけてたってことですかね」

コバザクラ「そうではない。先程この者に返した秋月このはは、秋月このはそのものだ」
コバザクラ「人は誰しもが悪感情を招くものだ。それがどんなに聖人であったとしてもな。当然、あの秋月このはにだって悪感情を抱くようなこともある。そうして出来た不純物の魔物、それがこの少年だ」
コバザクラ「魔物は悪感情を抱いた原因に類似した特徴を持って生まれてくる。秋月このはは少年に対して、悪感情を抱いてしまったんだろうな」
コバザクラ「そうやって現実に降り立った魔物、いや……羅刹と呼ぶべきか。羅刹は私の力を少し借り入れることでその存在を変質させ、今の今まで生き永らえて来たわけだ。もうひとり、似たような者がいただろう?」

来玖「秋月このはも難しいお年頃なんですねえ……」

コバザクラ「本来の力を発揮するには、まだ少し足りないだろう?ハコベと名付けられた秋月このはの破片がもう一つあったはずだ。そいつを早く受け取りに行くがいい」

▶そう言うと、コバザクラは空間に液晶のようなものを出します。液晶には駅が映っていますね

コバザクラ「未だここに徨っている。――行き場のない思いが、霊と呼ばれるようになるのだ。早く行ってやるとよい」

花園「……面倒くせーことになったもんだな、また」
元木「あたりまえに『このは』を返されたことについて、何かないのか? 十六夜」
十六夜「いやちょっと、驚きが過ぎて今はちょっと……」
稲生「消えかけた存在の保護……。もしかして、ソラを……守ってくれてた……」
風鳴「何やってんのかと思いやそういうことか。神様だったり羅刹だったりで忙しいだろうが、ハコベの存在が必要って話ならまずは迎えに行くってことでいいだろ」

コバザクラ「僕に感謝すると良いよ。信仰して掃除もしてもらいたいね」
コバザクラ「そうそう、山の上に黄色の悪鬼があるはずだ。そこに彼女はいるはずだよ」

稲生「ん……、うん……。ソラを守ってくれて、ありがとうございました……でも、夏の間は、ごめんなさい……。――暑さが……」
花園「はー……全く。とっとと終わらせて帰って仕事の続きといきてーもんだ」
元木「さっきの駅はなんだったんだ」

コバザクラ「心象風景なんてものは何処にいたって思い浮かべれるものさ。駅にいるから駅のことしか考えないわけではあるまい?」

元木「地縛霊とは違うってわけか。山だな。迎え行ってやるとしよう」
風鳴「あるかもわからねぇきさらぎ駅なんて話だったら尚更か。あいつが呼ばれた山だろうな、ありがとよ。――行くぜイザヨイ、ちゃんとケリつけてスッキリしようや」

――山城公園:山頂――

▶魔法陣の上に、黄色い悪鬼がありますね

花園「ぜぇ……ぜぇ……。山頂まで来るのも楽じゃあねーな……」
稲生「……も……だめ……。こおりも……みずも……、ない……。げん、かい……」
元木「こうして悪鬼の前に立って入るぞ、ってのも久しぶりな気がするっすね」
風鳴「確かに、飛ばされたりいつの間にやら迷い込んでたりが多かった気はするな」
十六夜「入った先がまた涼しいことを祈るしかないですね」
稲生「……ぅぁー……」
花園「この暑さはな……」

――きさらぎ駅変異――

▶中に入ると、ところどころに秋月このはの身体が埋め込まれ、道路や壁にめり込むように腕や足が刺さっているように見えます。また、血塗ろで元の駅らしさは見る影もありません。駅名標にかろうじてきさらぎ駅と書かれているので、どうやらきさらぎ駅なのだろうと察することが出来ますね

稲生「うっげぇ……。あつさのせいの……、幻覚ー……?――幻覚じゃない……?もっとヤバいじゃん……、おろろ……」
来玖「来るたびに中身が変わってますねここも」
風鳴「駅自体にゃ用はねぇんだがな。そもそも、ちゃんと見るのは初めてな気がするな俺は」
花園「悪趣味なこったな……」
十六夜「何が起こったらこんなことになるんですかねぇ……」
元木「なにがどうなったらこうなるんだろうな。――さて、ハコベを探すか。まさかこの中に居るなんてことないだろうな……?」

▶外側を見ると、血の雨が降っていますね。また、血でわかりにくいですが所々から煙が出ており、人の焼けるような匂いもします
▶トンネルの方角はどうやらこのはちゃんの四肢と見られるもので埋め尽くされ、通ることができなさそうです。小屋があった方角は山火事のように燃えており、こちらも入ることは難しそうですね

風鳴「あっちのトンネルと見える小屋は無理か。かえって探しやすいんだかしにくいんだが分かったもんじゃねーな」

▶十六夜 聞き耳で判定
 成功
▶花園 テンプレ察知で判定
 成功
▶きさらぎ駅の中に駅員室がありますね。そこから音がします

十六夜 「ん、あっちの方から物音がしますね。あそこは……駅員室、ですか」
元木「行ってみるか」
花園「……行くかぁ」

――きさらぎ駅:駅員室――

▶駅員室に入ると、ゴソゴソとした音がします。そこには青肌で、蝙蝠の羽根、狐耳のもう人間か怪しいのが部屋を漁っていますね。彼女はこちらを見ると、笑顔で話しかけてきます

???「あっこんにちは!そちらも探索にこちらへ?」
結凪「あっ、私、戸田結凪《とだ ゆいな》って言います。伊良原さんの使魔みたいな感じの人間です??――で、通じますか……?」

花園「……人を人とも思わないロクデナシってことか?」
元木「残念だが通じてしまう。人探しと言ったところか、先に来ているなら他に誰か居たかみてないか?」
花園「若い身空でそんな人生捨てたような身にならなくてもいいだろうに……」

結凪「あの人は人使い荒くて他人なんてモルモット以下だと思ってますけど、それなりに人情はありますよ!ロクデナシって言えるのは、私くらいになってから言えるんですよ!!」
結凪「ドヤァ……!」

花園「うーん同類」
十六夜「よくわからないけど二人の世界があるんですね……、たぶん」

結凪「それはともかく、ここのこのはちゃんの身体あるじゃないですか。ちょっと食べてみたんですけど、豚肉の味するんですよ!!カニバリズムってちょっとオトナ!って感じで試してみたかったんですけど、合法的に試せてよかったです!」

花園「どうする?関わるの辞めるか?この手合は面倒だぞ、多分」
元木「……紅葉関係者の名前が出るなら、同業者だ、問題は無いだろう」

結凪「あーそっか。えっと、このお肉、じゃなかったこのはちゃんの肉塊をどかしたら地下に通じてるみたいなんですよ。ちょっと食べ切れなくて私一人じゃ入れないから困ってたんですけど」

風鳴「こっちは人探しをしてんだがな。しかし地下か」
稲生「おろろろ……」
花園「……どかせばいいだろうに何故食べたんだ?」

結凪「オトナ!!って感じじゃないですか。1回試してみます?炙りくらいなら出来ますよ?」

十六夜「それがオトナならずっと子供のままでいいかなぁ……」
花園「――元木、ぶっ飛ばせそうか?」
元木「BBQをしに来たわけじゃない、どいてくれ。闇に消えろ!ダグ!」

▶元木は魔法でこのはの肉塊を吹き飛ばします。ロッカーの下の場所に階段がありますね

結凪「あーすごいじゃないですか。私、逃げてばっかりで戦うのは得意じゃなくて。助かります!」

花園「…………さ、行くか」
風鳴「肉以外の収穫があるといいな」
元木「地下に行くんだろう?行こうか」

結凪「あっ私、退路確保しておきますね!みなさんが戦える感じなら。私いても邪魔ですし。お留守番してます!」

▶結凪の下半身がスライムのように溶け、魔法で飛び散った血や肉を溶かして綺麗にしていますね

元木 「わかった、便利なものだな。――羨ましくはないが」
花園 「女の子……女の子?……がそういうことをするもんじゃねーぞ……」
風鳴「後ろの心配がなくなるのはいいことじゃねーか。行こうぜ」

――きさらぎ駅 地下――

▶降りると広い空間に出ます。中央で秋月このはの顔に大量に剣が刺さり、顔の真ん中から肉が剥がれ落ちている5m強の化け物が暴れまわっていますね。苦しんでいるようにも見えます。端の方で、見知ったハコベがぷるぷると震えてしゃがんでいるのが見えます

元木「いたぞ、だが、こいつもなんとかせんといかんらしいな」
来玖「でかすぎんだろ……」
稲生「こういうのを……悪夢って……、言うんだろうなぁ……。うっぷ……」
風鳴「どうやったらこんな場所でああなるんだか」
花園「厄介そうだな……いけるか……?」
十六夜「的が大きいと考えればちょっとはやりやすそうじゃないですか」
元木 「ハハ!強気だなイザヨイ!」

▶戦闘前行動 きさらぎこのは 何も悪いことしてないのに(全体の消費量を2倍に変換する)
▶戦闘前行動 元木 橙 うどんげ 鈴瑚
▶戦闘前行動 十六夜 庭火[星、明星]お姫様ティアラ[鹿島×5、隠名]
▶戦闘前行動 稲生 イスティドラール
▶戦闘前行動 花園 ハートオブライト

▶きさらぎこのは 
疑われるようなことをしてたんじゃない?(全体精神魔法12d18)
火のない所に煙は立たぬって言うし(火全体精神魔法12d18)
最近調子に乗ってたしいい薬でしょ(3人対象物理16d17)
▶稲生 元木 花園 戦闘回避
 成功 放棄 放棄 120ダメージ[庇う[守護者(鉄壁・きた!盾きた!メイン盾きた!・心の中の王子様・仁王立ち・パリィ・かざぐるま・コットンガード・ファーコート)] 105ダメージ 129ダメージ[元木:窓の板]
▶きさらぎこのは 
どうせ淫売商法してたんだから報いだろ(恋5人精神物理12d19)
児ポだったしまあ無理もないでしょ(恋5人生命魔法19d18)
リアル小学生でも詰みだし、BBAでも終わり。このは終わったな(影4人精神物理19d19)
▶来玖 元木 稲生 十六夜 花園 風鳴 戦闘回避
 放棄 放棄 放棄 放棄 放棄 133ダメージ[庇う[守護者]] 150ダメージ[庇う[守護者]] 140ダメージ[庇う[守護者]] カウンター[当て身投げ 足刀蹴り[上段足刀蹴り]薙ぎ払い[真空破斬]植物操作[マンドラゴラ]燕返し[フレームカット]]成功 214ダメージ マジックカウンター[当て身投げ 足刀蹴り[上段足刀蹴り]薙ぎ払い[真空破斬]植物操作[マンドラゴラ]燕返し[フレームカット]]成功 229ダメージ[隠名]7ダメージ 13ダメージ 9ダメージ

▶来玖 剛招ビート[力への渇望 ヴァイト・ルインフォース] 座禅の教え[妖精王の天秤 チアリング]  バランスで判定 目利きで判定
 成功 成功
▶元木 アニヒレート 霞二段 すいすい ナズーリン[厚い薄い本] 夜鷹の爪跡[バーストグレネード(星屑の破者 キッコロ)]煙雨[マジカルシャワー[精神陣形[精神強化陣]]][エレメントボム[エレメントトラップ:ルーミア][二段撃ち][


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