TRPGリプレイ保管庫 それに昔書いていた文章を少し

実鬼 リプレイ [虚実性巫覡 S4 ヒナ「え!?みんな授業中テロリストが立て籠もるみたいな妄想したりしない!?!?するよね!?!?」]

2019/02/23 20:00 投稿

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  • 虚実性巫覡
2019年2月08日のオンラインセッションのリプレイです。
サプリは自作のもの(実鬼)を使用しています。
キャラクターの詳しい設定、ルール、術技などを見たい場合、
カクヨム、もしくは上のリンクをご覧ください。
参加者
  • PC1 宇佐木 紫杏(ウサキ シアン)『hayuさん』
  • PC2 稲生 天(イナオイ ソラ)『ネムさん』
  • PC3 浅倉 紬(アサクラ ツムギ)『らむださん』
  • PC4 元木 猛(モトキ タケシ)『kintaさん』
  • PC5 花園 恋(ハナゾノ コイ)『kiri_GaD_Wさん』
  • PC6 百瀬 朋花(モモセ トモカ)きっずさん』
  • PC7 早乙女 愛(サオトメ アイ)『CheeseDeHappyさん』
  • PC8 夕宙 来玖(ユウゾラ ライク)『ややさん』

雑記

自宅謹慎してるのに花粉症になりました。おかしい……外に出れていないのに……
この話のカクヨムページはこちら。キャラ設定等もあります
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893111971/episodes/1177354054894158757
今回のシナリオは、いつもの通り伏線を整える為の伏線のような回です。
番外もあるので、先にそちらを掲載します。
少年の飼い方

――光綿市 光綿支部紅葉――

帯刀「それにしても……。本当にいるんですか?神様とか」
帯刀「私無宗教ですよ?」
瀬川「いるよ……。僕の足の怪我は神様にやられたものだよ」
帯刀「ひゃー。そんなに強いなら一度殺し合いしてみたいですね……!」
風鳴 「どこまで猪なんだよあんたは……。しかしまぁ、神様か……。そんなのともやり合うたぁ、夜叉ってのも大変だな」
瀬川「僕は二度とごめんだけどね。足の踏み場もない状況で命からがら、なんとか生きてたくらいだし」
帯刀「そんなに強いなら道場破りしてこようかな……!最近雑魚ばっかりで身体鈍ってるんですよね」

▶帯刀がウキウキで出ていくのと同時にお客が入ってきますね

花園「うーっす、――なんか物騒な話してんなあ」
浅倉「こんにちはー……ありゃ、思ったより人が少ない」
風鳴「よーおせんせ……じゃなかったな、レン。それにツムギも。招集も掛かってないだろうに真面目なもんだな」
花園「レンじゃなくてコイなんだが……。――まあいいか、どっちでも」
浅倉「いやまあ、家とかにいるよりはマシだし……」
瀬川「普通、招集もしてないならそんなものだよ。そうそう、この辺の神社は……、ってもういない……」
風鳴「ありゃ、そうだったか。そいつはすまねぇ」
瀬川「本来喫茶店だからね……。好きに溜まってくれて構わないよ。ワンドリンクくらいは頼むね」
浅倉「ああいや、別にいいんですよ。あんまり気にしないでください、関係ないことだと思うんで……」

百瀬「ごめんくださーい。暇なのできましたー」
夕宙「こんちはーっす。だいたい同じでーす。」
早乙女「こんにちはーっと、今日はお客さん多いね」
稲生「あ……、こんにちは……。ちょうど用事終わりで通りかかったので……、一息つきに……」
百瀬「──なんというか、普段見てるはずなんだけど夜叉?になると見方変わるわ……」
花園「んじゃカフェモカ1つ、シロップとミルク多めで」
風鳴「お?見ない顔だが新入りか?」
夕宙「どうやらそういうことになるらしいですよ」
風鳴「ほーん、そういうことになんのか。じゃあ自己紹介だな、俺は風鳴颯天だ。ま、よろしくなえーと」
夕宙「僕は……、夕宙来玖っす。よろしく。」
百瀬「あー新人さん! 私は朋花、百瀬朋花といいます。よろしくねー夕宙さん」
風鳴「ライクか。オーケー、俺のことは颯天でいい。んじゃまぁ居候らしく手伝いにでも回るか」
夕宙「友達からなんかはコウって呼ばれてるんで、そっちでもいいですよ」
瀬川「よろしく頼むよ……。帯刀くんはもう行ったみたいだから、君だけがほぼ頼りなんだ」

――光綿市:神社――

▶街の片隅に自然が残っていて、人の気配もほとんどしない神社に帯刀は来たよ

帯刀「ボスボスボスーボスボスボスー」

▶神社のお賽銭のところに子供がいるのを見つけますね

帯刀「ボスボスボスー……?( ´・ω・)ン?ぼく、1人?」
???「はい……そうですね?」
帯刀「ぼく、もしかして強かったりしない?取敢えず斬ってみていい?」

▶刀をゆったり抜いて居合の構えを取ってますね

???「強い……?特にそんなことはないと思うので切るのはやめてもらえると……」
帯刀「うーん。見当違いかぁ……。やっぱ現実はうまくいかないよね。ぼく、名前は?お母さんとかと一緒だったりしない?」
十六夜「十六夜……、それだけ。――僕一人です、たぶん」
帯刀「ふーん……。警察にも強い人いるって聞いたし、犯罪でもいいかな」

▶さらっと後ろに回り込んで、少年を小脇に抱えます

帯刀「1人かどうかは誘拐しちゃったらわかるよね。さて報告報告~」
十六夜「わぁっ!?――お姉さん何を……?」
帯刀「取敢えずボスの代わりに私のペットになってもらうよ。私が今決めたからよろしくね十六夜くん」
十六夜「は、はぁ……ペット……」

――光綿市:光綿支部紅葉――

瀬川「はい。紅葉サンドだよ。こぼさないようにね」
稲生「ん……、おいしい……!今まで寄ったことはなかったけど……表はちゃんとした喫茶店なんだ……」
風鳴「ほれ飲みもん。――にしてもアンドロイドとはねぇ、夜叉ってのは何でもありだな……」
花園「あー、サンキュー。やっぱ仕事終わりには糖分が効くなぁ……」
夕宙「人間ですけどね……。人間なんで普通の高校にも通ってます。それ言ったら妖精って方もなかなか珍しいと思いますけど」
風鳴「らしいな……。ま、俺は他の妖精なんざぁ見たことねーんでな。珍しいっつーよりいるもんなんだなって感じだぜ」
百瀬「いろんなタイプの方々がいるんですねー……。普段はここ住まいなんです?皆さん」
風鳴「俺はこの前の件からここに居候だ。その前までは適当な山とか林の中でフラフラしながら、たまーに街に出るって生き方だったな。――よくよく思い返すと、今まであの猪に出会わずに済んだのは幸運だったな」
夕宙「僕はここからちょっとのアパートですね。なかなかいいもんだよ、一人暮らし。部屋の狭さに目を瞑れば……」
浅倉「一人暮らしとか憧れるなぁ」
百瀬「コウさん、一人暮らししてるんだ……。すごいなあ全部一人って……その、怖くない?」
夕宙 「怖い……、っていうのはわからないけど、まあ面倒くさいことはちらちらある。洗い物とか……」
瀬川「住んでくれても構わないが、どちらかというと従業員がほしいね。帯刀くんは、ほら……あれでね」
花園「ほったらかすと何やらかすか分からんから監視してんのか、大変だな」
稲生「従業員……?あ……、でも……。うーん……」
瀬川「まあでも、奴隷と猪武者と気づいたらいなくなってるのだとちょっと人手がね。僕は車椅子で小回りが効かなくて」
浅倉「奴隷じゃないですー。帰る家があるんだから帰ってるだけですー」
風鳴「お?ソラもトモカも、ここの世話になるか?――ほとんどおっさんに任せて手伝えばいいだけだ。楽だし何より華が出来るってのはいいもんだ。――――俺としちゃ歓迎だ、外ふらつく時間も増えるしな」
早乙女「天ちゃんと百瀬さん美人やけぇバイトするんなら通わんとなー」
百瀬「え、私もバイトですか? うーん……。今はENOKIのFA描きたいですし……。――あと家に近すぎ……」
稲生「あの……その。――瀬川、さん……。スーツアクターのお仕事もそんなに入るわけじゃないし……、ソラを着てもいいなら……アルバイトしても……。やっぱりダメ、ですよね……?」
瀬川「いいよ。ただ、ソラだけじゃなくてコスプレ全般でもいいならかな。ほら、あっちの方でゲーセンあるだろう?ラウンドコールに華があるといいなとは思ってたんだ」
稲生「えっ……。いいの、ですか……?あっえっと、ソラの面は外せないけど……そこに色んな衣装を着るのだったら全然……」
風鳴「っとなるとソラが決まりだな。俺とソラの新米双天コンビ結成、これで少なくともアレのことは気にしねーで済むな……」
瀬川「帯刀くんに着せたことがあるんだけど、あっという間にセクシーになってね……。はぁ……」
稲生「これで……。コミュニケーションも取りやすくなる……お休みとかの時は仕方ないけど……」
早乙女「そういや風鳴……さんやっけ?――なんて呼べばええ?」
風鳴「ん?俺のことは颯天でいいぜ、俺も名前で呼ばせてもらうからな」
早乙女「じゃあ颯天さんって呼ばせてもらうけ――」

▶ドアを蹴破るように帯刀が入ってくるよ

帯刀「瀬川さーん!これ飼っていいーーーーーー!????」

稲生「ひゃわっ……!?び、びっくりした……」
花園「あぶねえッ?!」
風鳴「……こういうことだよ」

▶ティーカップをひっくり返しそうになったのを風で落下を止めますね

浅倉「すっごい音したよ!扉大丈夫……ってなにそれ」
夕宙「現行犯では?」
十六夜「あ、えっと……こんにちは?」

▶瀬川は一瞬鋭い目つきになった後、元の優しげな顔に戻りますね

瀬川「ええと……。実は亜人だったりしないよね?」
帯刀「神社で拾った!」
百瀬「ええ……」
夕宙「不用意に物なり人なり拾っちゃいけませんよ」
早乙女「お姉さんついに犯罪者になってしまったんけぇ……」
花園「おいおい、俺達を犯罪に巻き込むんじゃねーぞ!まだ妹の学費やらなんやら色々あるってのによ!」
百瀬「あのお姉さん怖いわ……」
稲生「面倒事になりそう……?こっそり帰……、っても呼び出されそうだなぁ……」
風鳴「――どういう教育してんだよ。んで、亜人っつーのはなんだ?」
瀬川「それはともかく。きみ、名前とお家について教えてくれるかな?」
十六夜「十六夜……知ってたからたぶん名前。家は知らないです」
花園「あー、『訳あり』か……。――どうすんだ?」
風鳴「――しゃーねぇな。ほれ、連れて来られたもんはしょうがねぇ。とりあえず飲んで待ってろ」

▶風でココアを十六夜の目の前にふわふわと漂わせ、受け取らせるよ

十六夜「ありがとうございます、いただきます」
瀬川「なるほど……。やはり少しばかり負の気配がするし、人間ではないね……。となると……」
花園「知らないだけで案外いるもんだな、人外ってのは」
百瀬「――自分の街にこんなに多いとは思わなかったわ……」
浅倉「ぱっと見は人間なのに……。そこの妖精さんも、生っぽいアンドロイドさんも、含めてだけど」

▶瀬川は何処かに電話をかけるよ

瀬川「もしもし、今いいかい?そうだね、種族判別出来るものを送ってほしい。対価はそうだね……、サキュバスの鱗は?って持っているのか。なら魔神の髭を提供する。ああ、速達で頼むよ」
夕宙「ゲーム見たいなワードが飛び出してきたね。ここまで日常離れするとそう変わらないのかもしれないけど」
帯刀「私のペットだからよろしくね。いいもの拾ったよね」
花園「自分で面倒見れるのか?」
早乙女「お姉さん、捜索願いが出てたらちゃんと親御さんのとこへ帰さんといかんけぇよ」
帯刀「警察が来ても錆にするから見れるよ!」
稲生「それはいけない……。人として……」
花園「生活の!面倒を!見れるのかって言ってんだよ!」
夕宙「ご飯はもちろん、散歩やトイレだってお世話してあげるんですよ?」
浅倉「奴隷とペットだとペットのほうが人権なさそう……。かわいそうに……」
百瀬「――やっぱ怖いわ……」
帯刀「うーん……。じゃあこれでいい?」

▶お財布から10万円取り出して、十六夜に渡しますね

帯刀「今日の生活費!」
夕宙「雑ぅ~~!」
十六夜「えぇと……。これでどうすれば……」
早乙女 「とりあえず笑って流しといたらいいけぇ」
百瀬「見た感じ小中学生っぽい感じの子にぽんと渡す額じゃないですよ!」
花園「あのなあ、飼うならちゃんと自分の飼い主に許可を得てからにしとけ」
帯刀「いいよね????ね?」
稲生「むしろ……、帯刀さん自体がどうやって生活してるんだろう……?」
百瀬「帯刀さん、私達とそんなに離れてないですよね年……」
花園「後、金だけ渡して『面倒見た』ってのは育児放棄だぞ……」
瀬川「僕が餌付けしているよ。――さて、来たか」

▶店の中にコウモリが入ってきますね。なんか小さい機械をくくりつけられています

瀬川「おつかれ。3日くらいかけて帰るといい。僕がアリバイ作っておいてあげるよ」

▶コウモリは嬉しそうに帰っていきました

早乙女「わー。瀬川さん動物と話せるんけ?」
百瀬「コウモリかぁ……。まさか……、ね……」
花園「あーもー疲れた。飲まなきゃやってらんねえな……」
風鳴「話がどんどん混み合ってくな……、なるようにしかならねーさ。――んで、話は固まったのか?」
瀬川「もちろん……。――さて、この機械は種族によって色相が変わるんだ。例えばそこの妖精を覗くとだな」

▶風鳴の身体が緑に点滅しだします

風鳴「俺?……なんだ、この、気色わりぃな」

夕宙「大金を持ったらすることは一つ、とりあえずそれで誰かの頬を叩くといいよ。」
早乙女「コウくーん。てきとうな事教えちゃダメよー」
十六夜「本当ですか……?えい」

▶札束で夕宙をはたきます

夕宙「おうふ……。そうそれ!いい感じ。」
風鳴「気色わりぃな」
瀬川「ははは……。何にせよ、この色こそが妖精だという証拠みたいなものさ。これを十六夜くんに当てるよ。いいかい?」
十六夜「はい、大丈夫です」

▶十六夜の身体が黒金に点滅します。瀬川の目が鋭くなりますが、取り繕うように咳払いをしますね

瀬川「――――ふむ。身寄りもなさそうだし、帯刀くん飼っていいよ。ただ、人間の常識を教えること」
花園「教える?できるのか?」
浅倉「常識あるのかなあの人」
風鳴「こうも悲惨に思えるやつもそういねぇな……。決まっちまったもんは諦めてもらうしかねぇんだろうが……」
百瀬 「まともに生活させることできないのでは……」
稲生「結構な頻度で……誰かが監視してたほうがいいかもしれませんね……」
帯刀「ちぇー。警察との血みどろはまた今度か。よろしくね!十六夜くん!名字は私のあげるよ」
十六夜「よろしくお願いしますお姉さん。――あれ?結局僕は何だったんですか」
瀬川「――妖怪だよ。神社にいたし座敷童子じゃないかな?生まれたてのようだし、ある意味幸運だったね。僕が」
稲生「おお……座敷童子……すごい……」
夕宙「そういう意味でも、バイトの人数増やした方が良いのでは。やっぱり僕もお世話になってもいいですか?」
瀬川「女装必須だが……。そういう需要もあるだろう。よろしく頼むね」
夕宙「え”、まじですか……?やっぱちょっと考えさせ、えぇ……」
帯刀「なるほど……!――妖怪なら鍛えないとね!えい!!」

▶床の機械を蹴り飛ばすよ。青い悪鬼が出来ますね

十六夜「鍛える……鍛える?――え、なんですか、これ……」
浅倉「ねえ、あの人かってに悪鬼作ってるけどどうするの」
稲生「……やな予感……こっそり帰……」
百瀬「そうそう、今度絵を描かせてね!――コウさん、天さん!」
花園「絵ねえ……」
風鳴「まぁ常識の件は追々だな。おらソラ、早速仕事だ諦めろ」
稲生「……れませんよね……、やっぱり……。ぐすん……」
夕宙「絵?その今度っていうのがバイト中なら遠慮願いたいんですが……」
稲生「絵……ソラの時だったら、いいですよ……」

帯刀「えっと……雑多な負の感情を集めました。だって!雑魚だね!」
早乙女「そんな冷蔵庫の残り物みたいなの作らんでも」
瀬川「本来夜叉は雑多な負の感情を消すためにあるらしい。――本質的な業務だね」
花園「仕事ってんなら、やるしかねえな」
早乙女「そうなんけ? なら残り物料理をパクっと食べてしまうさー」
風鳴「つーかこの蹴って創る仕様、忘れてたぜ……。後頻繁にされても困るもんだな」
浅倉「まあ弱いならいいか。前回散々だった分の憂さ晴らししてやるんだ……」
百瀬「――今日はこれっ」
稲生「逃げられないなら……、やるしかないですね……」

瀬川「これから、悪鬼と呼ばれる空間に入ってもらう。特訓、とのことらしい」
十六夜「はぁ……。ところで、中では何を?」
帯刀「お姉さんがこれあげる。この首輪を見て私だと思いだしてね」
十六夜「首輪、ですか。これが必要なものなら、まあ……」

▶十六夜は首輪をするよ

花園「アンタは人を何だと……、ああもう……」
夕宙「常識を教える先生に常識を教える先生が必要かな……」
瀬川「いや……うん。気をつけてくれ」
風鳴「頼むからあんたが説得する自信をなくさないでくれよ……」
早乙女 「さーお昼過ぎまでに終わらせて夕方に家具見に行くけぇ!」
百瀬「悪鬼の光景も絵にしていいんかなあ……」
稲生「一息だけの予定だったのに……。――とやーっ……!」
十六夜「じゃあ、行ってきます?」
帯刀「気をつけてねー!!!」

――オフィス――

▶普通のオフィスですね。ただ、17時になってふらふらとタイムカードを切って再び椅子に座ります。こちらの様子には気づいてなさそうですね。しばらくすると、目の前に薄っすらと悪魔のような見た目をしたやつが出てきますね

風鳴「ほー、これが一般的な人間社会ってやつか」
花園「会社勤めなんざ、俺には向かねえから分からねえなあ」
夕宙「これが社会の常識、いや会社の常識かあ……」
百瀬「だいたいどこもそうなんでしょうね……」
浅倉 「やだなぁ、ブラック企業じゃん……」
稲生「これは……、確かに間違いなく負だねぇ……」

▶戦闘前行動 早乙女 プロテクター マジックプロテクト

 戦闘開始!

▶サビ残 タイムカード[17・12] すり抜け 手取り(所持金が100ベル以上なら6d6。未満なら1d4の魔法判定)労基封じ(対象を-10mにはじき飛ばし、落下4mと100ベル以下なら5ベル、より上なら80ベルのロスト) 浅倉 百瀬 風鳴 浅倉 風鳴
▶浅倉 風鳴 100ベル以上! 百瀬 100ベル未満! 
19ダメージ 4ダメージ 19ダメージ[風鳴:昔間畳] 14ダメージ
▶悪魔はニタニタと笑いながらそれぞれの財布を膨らませて破裂させますね。多めに持っていた人は破裂した衝撃でかなりの距離吹き飛ばされます。破裂させたお金をいそいそと拾っていますね

浅倉「ちょっ、いきなりはダメだって!キャァ」
百瀬「ひゃあ!――体浮かせるのは反則だって!」
風鳴「っと、不注意だった。反省反省」
花園「俺が弾ける量も限りがある!悪いができる限り自分で何とかしてくれ!」
十六夜「こんな殴ったり殴られたりを?これが仕事……?」
夕宙 「今どきヤクザでももう少しまともな仕事してるのに、僕らときたら……」
稲生「よくよく考えたら相当根強い闇だよね……。早くなんとかしないとヤバい……?」
夕宙 「えーっと、かばんに……。これこれ藍白!薄鈍!!」

▶夕宙 警醒の御札 時針の御札 力の盾 力の盾 浅倉 風鳴
 27ダメージ 30ダメージ 19回復 25回復
▶革鞄から染布を取り出し魔法を炸裂させた後、革鞄を地面に刺すように置いて緑色のフィールドを展開させるよ

夕宙 「こう、回復とかも使えたり……、しそうな気がするわ!よいしょ!」
風鳴「ってぇ、わりぃ助かったわ。狙われ続けてるとしんどいもんだ……」
浅倉「これも回復、なの?なら、私は攻める!」

▶浅倉 特攻魔法 フォトン
 17ダメージ

浅倉「よくわからないけど叫べば攻撃できるんでしょ。だったらさ、消し飛びなよ!」

▶タイムカード サビ残 確定申告漏れ(全体に技能経験値が残っている場合7d7。残っていないなら2d6の自然反応攻撃) 十六夜以外全員残りあり!
 28ダメージ[百瀬:蚊雷・オンリーイベントカタログ][風鳴:薄い本・昔間畳][稲生:蚊雷][浅倉:昔間畳×4] 7ダメージ
▶悪魔はオフィスから書類を取り出し丸め、バズーカのぶっ放しますね。そこから黒い悪意のようなものが身体に纏わりつき、じわじわと身体を溶かすように蝕みます

早乙女「なにこの攻撃ー!」
浅倉「そっちばっかり攻撃して、フェアじゃないんだよ!」
百瀬「こんな遠くから攻撃してくれちゃって……、もう……」
花園「くそっ、なかなかやりやがるな」

▶風鳴 足刀蹴り×2 魔神剣×2
 成功 成功 9+8ダメージ 7+8ダメージ 
▶風の刃を展開して、振り払うように腕を振ると悪魔の羽根がちぎり飛びますね

風鳴「こうなりゃ先に叩き切るしかねぇな……その距離なら届く!」

▶百瀬 麻黄湯 気力充填の御札 エーテル ポーション 仕事知識[シナリオアクションバフ:啓示]で判定 百瀬 風鳴

百瀬「あと一歩……、遠くて無理だ……。――やっぱ私は桃色の魔法少女になれないのね……」
十六夜「いきなりこんなところで戦えって言われても……。――うーん」
風鳴「そういや気にかける余裕もなかったな、つかよく生きてたな……。――ここは想いが力になる場所らしいぜ、なりたいものでも欲しい物でも浮かべりゃそれで戦えるってよ」
十六夜「変身……、んー」

▶十六夜は光に包まれ、あちらこちらにリボンがあしらわれたパステルピンクの和ロングワンピース。頭には水色のリボンカチューシャ、白いステッキを持っていますね。誰がどう見ても魔法少……年ですね!

十六夜「かわいい……けど、これ間違ってませんか!?」
風鳴「――人じゃなきゃ本来の姿っつーものが出るらしいな……。そういうことだったんだろ」
早乙女「可愛いーー♡♡ 間違ってない間違ってない!!」
百瀬 「すっごく良いですね!! かわいいよ!」
浅倉「なにさそれ、可愛くなっちゃって……。こんなかっこしてる私へのあてつけみたいだね」
夕宙「これもう僕じゃなくて十六夜くんを立たせたらいいんじゃないかな……」
ソラ「なるほど……そういうのもあるのか……」
風鳴「さっきまで死にかけてたのにどっから出てきたんだよその活気……」

▶花園は無言で空を見上げ、合掌していますね

夕宙「いやわからん、このくらいの歳だとまだ男女の見分けが付きにくい子もいるのかもしれない……」
十六夜「い、今はとりあえず……、こんななりなら魔法の一つくらい……」

▶十六夜 ホーリーライト
 15ダメージ
▶ステッキを振り回すと白い光がキラッキラッと出て、悪魔が浄化されていってますね

十六夜 「どうにでもなれ……!」
百瀬 「様になるなー」
花園「やるなあ……。――俺も同じくらいできりゃあな」
早乙女「コ……白銀の騎士様はみんなを守ってくれているけぇ役割分担さー」

▶花園 通常攻撃
 成功[人間振り直し] 10ダメージ

花園「どこでもいいから当たれえええええええ!」
ソラ「口上省略!お願い助けて不死鳥さん!こんな闇深いところ焼き払っちゃって……!」

▶ソラ サモン鳥
▶不死鳥 ファイア
 19ダメージ
▶燃え尽きるように悪魔が消えた途端、労基の人が監査に入ってくるよ。こちらのことは見えていないようですね。静かだったオフィスがバタバタしています

ソラ「よかったぁ、勝てた……!ありがとね、不死鳥さん……!」
夕宙「悪は滅びた……」
花園「――なんとかなったな」
風鳴「ふー……現代社会ってのは世知辛いもんだな」
百瀬「――紅葉はこうじゃないといいですね」
十六夜「終わりましたか……。これ、ちゃんと戻ってくれるんですよね?」

▶長いスカートの裾をつまんで、ぴらぴらさせていますね

浅倉 「戻ってなきゃみんなこの格好でいてたよ……」
早乙女「終わったさー。さー戻ってセキチュー行くけぇ!」
花園「どうなるかと思ったが、全員無事でよかったな。――さあ、帰るぞ」

――光綿市:光綿支部紅葉――

瀬川「帯刀くん、ちゃんとお世話して、定期的に神社にお散歩にも連れて行くんだよ。いいね?」
帯刀「うんうん、適度に悪鬼にも連れて行く!」
瀬川「悪いことしたら斬るんじゃなくて僕のところに連れてきてね」
帯刀「はーい」
十六夜「元に戻ってる……。よかった」
花園「戻ったぞー、そっちの指導は大丈夫そうなのか?」
瀬川「ああ。ちゃんと言うことを聞けるいい子だからね」
花園「――言うことを聞いてて今までコレだった時点で心配なんだが」
風鳴「こっちは無事に覚醒したみたいだぜ。まぁナリはちょっとばかし予想外だったみてーだが」
浅倉「どうせならこっちでもああいう格好したらいいんじゃない?」
百瀬「人気出ますよ!」
十六夜「いやぁそれは……ちょっと」
帯刀「十六夜くんは私に似てイケメンに育て上げるから期待しててね!」
稲生「ひゃぇー……こわかったぁ……」

▶へなへなと床に座り込んじゃいますね

早乙女「今何時けぇ?まだセキチュー開いているよね?――夜になってないよね?」
瀬川「まだ15時だよ。ゆっくりしていくといい」
早乙女 「楽勝やーん!ランチは……もう終わったけぇ、野菜ジュースとショートケーキ注文いいですか?」
花園「ん、じゃあ隅の席貰うか……」
百瀬「まだ配信時間までには余裕ありますね……。日替わりケーキとホットコーヒーください……」
稲生「自分も……何か、その……飲み物を……。――あ、それと……バイト、よろしくおねがいします……」
十六夜「僕は……。――さっきココア貰ったので、何か手伝いますよ」
瀬川「よろしく頼むね。女の子はコスプレで接客するっていう暗黙の了解があるから店員が本当増えないんだよね……」

携帯をパカパカと言ってももう伝わらない

ハコベ:
はい。こんばんは。ということで今回はですね、ぼくのなつやすみ2をやっていきたいと思います。まぁ……、私生まれてないんですけどね。令和生まれなので昭和にはバーチャルの気配なんて影も形もないなぁ、って思うんですけどやっぱりノスタルジックとか感じちゃうんですよね。こういうある意味理想のおねショタかつNTRが堪能できるのはぼくなつ2のいいところなんじゃないかな?って思います。そういうのって、やっぱりいいですよね……。取敢えず普通プレイということで、寝るだけとかはせずに普通にやっていきたいと思います。

――光綿市 光綿支部紅葉――

帯刀「本当にかわいいだけの配信っていいですよね……。延々見てられます」
風鳴「常にそうしてくれてた方が平和で助かるんじゃねーかこの店。まだ外は寒いな」
瀬川「あれでも店には一番大事な人材なんだよ……」
花園「あー寒い寒い……。何か温かい飲みもんねーか……コンポタとか……」
夕宙「い、い、いらっしゃいませ~。――って、はあ、恋さんか、良かった……。」

▶かなりスリットのえぐいチャイナドレスで接客をしていますね

帯刀「ああやって自然体なあざとさを手に入れるんだよ?はいどうぞ」
稲生「あ、いらっしゃいませー、って花園のおにーさんかー、やっほー」
花園 「こんな時間まで働いてんのか……大変だな」
百瀬「こんばんはー!」
風鳴「よおコイ。未成年をこんな時間まで働かせてる店にようこそ」
花園「ん、ありがとう。はーあったけえ。今は家にいてもしゃーねえからなあ……」
瀬川「労働基準法とか何故か無視されてるんですよね。他の場所だと10歳の子とか普通に働いてたりするんですが、気にも留められないですね……」
風鳴「未成年どころか半分じゃねぇか。恐ろしい業界だな」
浅倉「わーすごーい。ほんとに女装してるじゃん!」
百瀬 「おーおーみんな様になってるねーかわいいー」
風鳴「よかったじゃねーかライク。好評だぜ」
夕宙「他人の評価と自分の評価って違うから……」
稲生「おー、なんだか続々来るねー、いらっしゃいませー、百瀬と浅倉のおねーさん」
百瀬「おお、こんばんはー。そらさん、コーヒーとサンドイッチくださいー」
浅倉「そういえばおねーさんって呼んでますけど、私まだ中学生だから天さんのほうが多分年上だと思いますよ?」
稲生 「あれ、そーだった?ソラ的にはすごくおねーさんぽいと思ってたなー」
花園「俺が22だからなあ……、中学生とかになると大分差が……。うん?百瀬っつったか、それ絵ぇ描いてるのか?」
百瀬「どうも花園さん! そうですよーさっきのハコベちゃんをね……。──これ終わったら……、コウさん描こうかなぁ」
夕宙「描くならバイト中以外で勘弁してほしいっす……」
花園「はーん、なかなか上手なもんだな……」
百瀬「さすがにプロには全然及ばないですけど、これが生きがいなところありますからね。──そういえば本業さんでしたよね!!褒めていただけるなんてすっごく嬉しいです~」
花園「生きがい……、かあ。いいねえ。俺みたいに仕事にしたらしたで、大変なところがあるからな。好きでも無いモン描く羽目になったり……」
帯刀「そうそう、夜叉になると客扱いもされなくなるから、安心して注文するといいよ。前の職場だと刀抜かないとご飯も出てこないのにお金はしっかり取るし」
風鳴「飯は置いといても出すもんださねーのは問題だな、命あっての物種ってやつだろうに」
瀬川「他の場所のデフォルトは帯刀くんが4人厨房にいて、ご飯とかは全部バイト頼みの場所もあるから。夜叉じゃないバイトは21時には返しちゃうから……」
風鳴「――地獄絵図ってやつか……、ここはそうはなって欲しくねーもんだ。命がかからねぇ仕事ぐらい楽してたいしな」
瀬川「せっかく夜叉が暇そうに集まってきたんだ。帯刀くんの日頃やってる仕事、やってみないかい?」
浅倉「帯刀さんが普段やってる仕事?不良刈りとかですか?」
百瀬「怪しい人を見つけたら誘拐する仕事、ですかね……?」
瀬川「誘拐……はまあ間違っていないかもね。素質のありそうな人間をスカウトしつつ、自然発生してる悪鬼を街を回って潰す仕事だよ。そのためにどういう経緯で発生したかある程度確認する必要もあるんだけどね」
稲生「おまたせー、コーヒーとサンドイッチでーす、どーぞ、おねーさん」
百瀬「ありがとうですよー。──ああ、なるほど警邏ってことですか」
瀬川「そうだね。昔は町内会に混じって世俗を知るのも仕事だったんだけど、今はこれがあるからだいぶ楽になったらしいよ。はいこれ」

▶ボーダフォンのようなものを渡します

浅倉「教科書でみたことあるやつーだ。昔の電話だっけ」
瀬川「着メロの数字を本で買ったり……しないか……。まあ年代モノだけどこれを使えばある程度の負を探れるんだ。それで心構えをする感じだよ」
花園「あー、なんだ?レーダーみたいなモンってことか」
百瀬「見つけたときってどうやってわかるんです?」
瀬川「ガンダムの曲がかかる。探知までしてくれるスグレモノだよ」
稲生「おー、見た目は古いけど中身はそこそこ高性能」
夕宙「燃え上がれ~」
浅倉 「曲なんだぁ……効果音のほうがっぽいと思うんだけどなぁ……」
百瀬「それってもしかして三和音だったり……」
瀬川「そうだね……。聞く人が聞けばわかるよ……。取敢えずこれを持ってふらふらしてみてくれ。その間にスープはサービスでつけてあげよう」
花園 「はー……。んじゃ、腹ごなしに散歩にでも行くか?」
百瀬「わかりましたー……」
風鳴 「なんだかんだで結構やる気があるやつは多いんだな。来てそう経ってもいないだろうに忙しないもんだ」
夕宙「はぁ……、そいじゃちょっと着替えてきま……」
帯刀「だめだめ!!クリーニングしてもらわないといけないんだから!そのままそのまま!!!」
夕宙「えぇ……。店の中ならともかく外は、えぇ……うっす……」
花園 「こんな時間に歩かせんのもどうかとは思うが……はあ。悪鬼が出るんならそうも言ってられねえか」
稲生「あれ、もしかしてソラもこのまま?」
帯刀「そうだよ!そんなエグいスリットで夜を駆け抜けるのがいいんじゃん!」
夕宙「カッコよさは理解できるけど、自分がするのとはまた違うと思うんですケド……」
浅倉「巻き込まれて私まで変態扱いされたくないなぁ……」
瀬川「帯刀くんは置いておいて……。裂け目を見つけても黄色、まあないと思うけど赤を見つけたら入っちゃダメだよ。戻ってきて帯刀くんに場所を教えるんだ」
花園「――黄色と赤以外には何色があるんだ?」
瀬川「紫。後は赤が強すぎた黒かな……。どっちも見つかると僕たちの命はないから忘れてもらっていいよ」
百瀬 「自分の街に真っ黒が見えるのはさすがに怖い……遭遇しないことを願うばかりです……」
風鳴「そういう色に俺らみたいなやつがいる可能性はあるもんなのか?」
瀬川「あるんじゃないかなぁ……いたとしても即殺だと思うけど……」
稲生「うえー……おそろしい……」
風鳴「なるほど。じゃあ出会っただけ損ってことだな、青でも見つかることを祈ろうや」
帯刀「ほらほら!おじさんいじめてないで行った行った!」
百瀬「……私としてはなにもないほうが嬉しいんですけどね」
花園「俺達が入れるのは青色程度ってことか。――まあ、危険地帯にいきなり放り込まれても困るがな」
夕宙 「はぁ……、行きましょっか……。早いトコ……」

――光綿市:杜――

▶適当に紅葉から出て15分くらい歩いていると、住宅地の近くでボーダフォンが音を出しますね あーんなにいっしょだったのにーことばひとつとおらないー

百瀬「あっ鳴った。やっぱり和音でしたか……」

▶百瀬は携帯を開くと、メールを見ますね。『もう10年も妻と会話をしていない。帰っても冷めた料理がラップにかけられており、部屋も暗い。本当にあの妻はあの時愛した妻なのか』と書かれています

百瀬 「ついでにこんなメールまで届きましたよ……」
風鳴 「ほー、便利なもんだな」
花園「なんて嫌なメールなんだ……」
浅倉「この曲ってそういう昼ドラ的展開に使うものじゃないでしょ……もっとこう昔あった幼馴染が敵になってたとかそういう感じだよ……ミスマッチだ、あんまりだ……」
百瀬「ってことは……この近くにその、悪鬼があるということらしい……ですが……?」
花園「何処だ……?」
夕宙 「探そう……人の来ないうちに……」

▶近くに青い裂け目がありますね。悪鬼ですね

稲生「おー、青い裂け目だ。よかったー、よくはないけど」
浅倉「青、だと大丈夫なやつなのかな。昼ドラ的な陳腐な展開だからよわいとかそういう感じなのかな」
百瀬「気が早くないですか。今日の思い出は麻雀指南書……、あれ……?――――ううっ……、生きて帰ろう」
稲生「気を引き締めてレッツゴー」
花園「――青か。んじゃ、全員生きて帰るぞ!」

――暗いリビング――

▶かなり暗い部屋ですね。床に背中を刺された男が倒れています。男の後ろでおばさんが包丁を持ってわなわなと震えていますね

夕宙「うーん事後」
百瀬「普通に事件じゃん……」
ソラ「――っとおおう……。まさに事件現場……」
花園「あーあー、こりゃあやらかした感じだなあ」
風鳴「なんだよ。もうほとんど終わってるじゃねーか」

▶しばらくすると、景色が切り替わり、先程刺されていた男が玄関から入ってきますね。おばさんが震えながら、男の背中を貫き、倒れます。しばらくすると、また入ってくる、刺されるを繰り返していますね

浅倉「えっなにこれ、いきなり景色が」
花園「刺されて死んだ奴の感情と記憶が、ここに焼き付いて悪鬼になってるってことか?」
風鳴「ほー。凄いじゃねーかコイ。まるでもう博士かベテランって感じだぜ」
百瀬「二時間ドラマの一幕って思い込むことにします、精神衛生上」
浅倉「この場合ってどっちを倒せばいいのかな。とりあえず殺意のある方から倒して、ダメだったらもう一人かな!」
夕宙「死んでいる人間をもう一度殺すっていうのも、なかなか難しい注文じゃないかな……」

戦闘開始!

▶浅倉 特攻魔法 フォトン
 17ダメージ[包丁を持った妻:みんなのうらみ(ダメージを半減し、受けたダメージ全てを物理追加ダメージとしてストック)

浅倉「こういうのってどっちが悪いのかしらないけどさ。お仕事なんだからおとなしく倒されてよね!」

▶風鳴 観察力で判定 妨害結界
 成功
▶男の服を見ると首元に口紅がついているのを見つけますね。わなわなしているおばさんは化粧感もなく、すっぴんだろうなと思いました

風鳴「首に付いてんのは口紅か、ありゃ?んなもん知ったってどうでもいいんだが……。――ま、いつもどおり行きますか」

▶百瀬 麻黄湯 特攻魔法×2 気力充填の御札 観察力で判定[啓示] 盾殴り[闃然]通常攻撃[闃然・夜桜[ファイア]]
 失敗 成功 クリティカル 31ダメージ 13ダメージ 12ダメージ 43ダメージ
[風鳴:追撃] 5ダメージ 3ダメージ[包丁を持った妻:オーバーフロー(生命に10ダメージ以上食らった場合、それら全てを無効化し、物理追加ダメージに変換する)みんなのうらみ]

百瀬「私の知ってる魔法少女は踊って殴って燃やすんだあ!火の玉ストレート喰らえー!」
風鳴「火を使うんだったら手伝えるぜ、微々たる風だがな」
百瀬「素敵です!」

▶火を腕に纏わせ、放つようにおばさんに打ち込みますが、ダメージを受けている様子もありません。寧ろ男を殺す残忍性が上がってるような印象を受けますね

百瀬「ぐぅ……効いてない……?!」
風鳴「素直に返ってくる反応は良いもんだな。――しかし、あれの相手はどうしたもんか」
花園「ヤバそうな気配がギュンギュンしやがるなあ」
ソラ「うーん……。みんなの攻撃があんまり効いてない……?不死鳥さんは強いけど効かなかったら意味ないし……」

▶ソラ 観察力で判定 サモン鳥
 失敗

ソラ 「うー、とりあえず今日もお願い不死鳥さん!あんまり強く攻撃しないでね!」
夕宙「攻撃が効いてない?んだったらなんか他にあるんだろうか。」

▶夕宙 捜査で判定 観察力で判定[啓示]
 失敗 成功
▶ゴミ箱を見るとバラバラにちぎれた紙が入ってますね。よくよく見ると離婚届のようです。判子も押されてますね

夕宙 「……離婚届?」
ソラ「うーん、いつものは絶対まずいし……。かと言って突撃させても……、ここは様子を見たほうがいいのかな……?」

▶花園 観察力で判定[フラット][啓示]
 クリティカル
▶男のスマホがなりますね。画面がチラと見えると、『ゆうこ:今日はいつ帰ってくるの?息子が今日ハンバーグがいいっていうんだけど』っていうのが見えます

花園「あー、これは……どういうアレだ?」

▶そのうち、ループ通り男がおばさんに刺されますね。おばさんはわなわなと震えており、今までのループと違い、首をゆっくりとこちらを見ます

おばさん「――――――見ましたね?」
花園「―――――見ちゃったなあ」

▶包丁を持った妻 行動数追加を取得
▶花園 通常攻撃[導引]
 成功 3ダメージ

花園「あーヤバいなあ……これはヤバい」

▶包丁を持った妻 通常攻撃 
▶浅倉 戦闘回避
 成功[天運]
▶まっすぐ突進して包丁を突きつけてきますが、ひらりと避けますね

浅倉「それくらい避けてみせる!」

▶包丁を持った妻 10年の苦しみ(追加ダメージを分解して10d1で全体に魔法判定の精神攻撃)30ダメージ[百瀬:蚊雷・薄い本・縁故][夕宙:縁故][花園:縁故][浅倉:縁故][ソラ:縁故・薄い本]
▶突進したまま男の脊髄をおろすように首から下に突き刺し、血液が鉄砲水のようにこちらに向かって飛んできますね。血液が何故かわかりやすいほど真っ赤で、床に落ちた血が溶けていますね

浅倉「ひっ、やだだめ防げない。嫌死にたくない、死にたくない!」
百瀬「紬さん!そんなこといわないで!――絶対助けるから……!」
ソラ「おねーさん……!くぅっ……ソラが、なんとか……!」

▶チームワーク 浅倉 10より上
 成功 成功 2ストック精製
▶浅倉 精神安定判定
 ストック消費 成功
▶2人がかりでなんとか血の直撃を避けますが、あたった浅倉はそのまま胸を抑えだし、勝手に涙が溢れ出し、声にならない嗚咽のような声を出し気絶しますね

浅倉「たすけ、て……。おにい……」
百瀬「紬さん!!!――ぐぅ……」
ソラ「おねーさん……、浅倉さん……!ううっ……」
花園「チッ!厄介だなコイツは……!」
風鳴「毎度のことだが前に出すぎなんだよ。――まだ死んじゃいねぇんだ、前のあれちゃんと見てろ。いいな」

▶百瀬 特攻魔法×2 盾殴り[闃然] 通常攻撃[闃然・夜桜[ファイア]]
 ストック消費 成功 30ダメージ 18ダメージ 30ダメージ[風鳴:追撃] 3ダメージ 4ダメージ

百瀬「許さない……紬さんのぶんまで喰らえ……!――火の玉ストレート!」
花園「やったか!?」
百瀬「あっやめてーそれ言うとー」

▶血が少し残っていたのか、おばさんはもう原型のない男から更に血を絞り取りはじめますね

百瀬「──あぁ……。あと少し……あと少しが……」
花園「あー……なんか、スマン」
夕宙 「フラグはまあ、立てても折れば関係ないので……」
ソラ「よくも、やってくれたね……!――甦れ、不死鳥よ……聖なる炎で燃やし尽くせっ!」

▶ソラ サモン鳥
▶不死鳥 ファイア
 16ダメージ[風鳴:追撃]2ダメージ 8ダメージ

ソラ「燃やせ、燃やせっ……!こんな闇なんて……絶対に打ち払ってやる!」
風鳴「ちゃんと始末は付けるさ。疾風よ、焔を纏い熱風となれ。燃え尽きなぁ!」

▶倒れた男の血を全て蒸発させると、部屋に電気が付きますね。更に金色の光が出てきて、眩しいほどです。空間が壊れ、おばさんは包丁を取り落し、スマホに手をかけているようですね

夕宙「この通り」
ソラ「うっ……眩しい……。倒、したの……?」
百瀬 「倒した……!」
風鳴「柄にもなく良いところに手を出しちまったな。さて」
花園「なんとかなったが……。こんなしんどい目に遭うのはゴメンだな」
百瀬「紬さん……!」
ソラ「あっ……浅倉さん、浅倉さん……!――息はしてる……」
花園「起こしてやらなきゃな……」
夕宙「あー、急いで帰った方が良いのでは?崩れかけてるし。――
紬ちゃんは僕が連れて帰りますよ。どうせ僕の思い出も置けるほどなかったので」
風鳴「おいおい、大丈夫なのかそれで?――俺らにも起こす手段はねーからまじで任せるぜ?」
百瀬「──お願いするから、ね?」
ソラ「――任せても……、大丈夫……?夕宙さんも絶対無事に戻ってきてね……!」
夕宙「まあ、大丈夫でしょう。たぶん」
百瀬「絶対戻ってきてね……。気持ちだけでも……」

▶百瀬 エーテル 夕宙
▶夕宙と浅倉以外はそのまま思い出に縋っていきました

夕宙「どうもー。――さて、じゃあ頑張りますかね」

▶夕宙 脱出判定
 成功 成功 成功

――光綿市:光綿支部紅葉――

帯刀「いつも先輩たちが私を着せかえ人形にするの恥ずかしいなーって思ってたんですけど、これ楽しいですね!」
瀬川「そうかい……。ところで……、十六夜くんは?」
帯刀「特訓の為に悪鬼に放り込んで出れないようにしてます!」
瀬川「うーーーーん…………。特訓は終わりだ。今すぐ連れ戻してこい」
帯刀「はーい。いってきまーす!」
花園「戻ってきた途端にすげえやべー話が聞こえたんだが。まさか一人で放り込んでねえよな?誰か一緒なんだよな?そうだよな……?」
風鳴「物騒な話だったな……。――少なくともここ数日、あいつ以外がベタベタひっついてた記憶はねぇな」
百瀬「──大丈夫かな……」
稲生「戻って、これた……。大丈夫かな、浅倉さん、夕宙さん……」
風鳴「まぁこっちもこっちなんだが。――おっさん、違法労働させてる中学生が倒れたぞ。多分ライクが連れてくんだろ、診てやってくれよ」
瀬川「僕は治療は得意じゃないんだが……。まあ、見てからかな」
夕宙「もどっりまーしたー」

▶浅倉をおんぶして紅葉に入ってきますね

百瀬「ああ、よかったっ戻ってきてくれて……」
稲生「……っ!はぁ……。よかったぁ……」
花園 「今回はなんとかなったが、こんな調子じゃいずれ死人が出てもおかしくないな……」
瀬川「そういう仕事だからね……。えーっと、メンタルやられてるだけだね。若い子には厳しい辛さだったんだろうね……」
風鳴「なんつったってまだ青だからな。こりゃ全員黄色以上なんてお目にかかれるかも怪しいもんだ」
夕宙「脱出は思ってたより平気でしたね。何度もは……ちょっと嫌ですけど」

▶瀬川は車椅子の側面から杖を抜き、魔法陣を書いて呪文を唱えます

瀬川「心の安寧にはゆゆ式を ファーストエイド」

▶しばらくすると、浅倉が目を覚まします

浅倉「ん…………あれ?ここは……」
瀬川「紅葉だよ。親御さんにも連絡しておくから、今日は泊まっていきなさい」
百瀬「よかった、よかったよ……」
稲生「ほっ……。安心したら……、一気に力が抜けてきちゃった……」
浅倉「紅葉?――あれ、おかしいな。だって私さっきまで悪鬼に、いた、はずなのに……悪鬼にいて、それで包丁を持ったおばさんがなにか、してきて…………」
風鳴「ま、その辺の話は済んだ話だ。とりあえずそのまま横になってろ、欲しいもんは言え。――今なら選り取り見取りでサービスが受けられるぜ」
花園「これで目覚めなかったら夢見が悪いからな」
稲生「とりあえず、今日はゆっくり休もう、おねーさん……。――なにか飲みたいものとかある?」
浅倉「えっ……じゃあ、ココアください。甘いやつがいいです……」
瀬川「取敢えず帯刀くんがついでに見てくれてるだろうし、事後報告をしてもらう。それが終わればおそらくだけど70万程度の報酬を振り込もう。今日はお疲れだったね。浅倉くん以外も落ち着くまでゆっくりしていくといい。」

ヒナ「え!?みんな授業中テロリストが立て籠もるみたいな妄想したりしない!?!?するよね!?!?」

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ヒナ配信定期
安定のやべーやつ
このタバコの人いつもいるな

ヒナ:
うん、秋斗くん。こっちも大丈夫。こんばんわ!今日もヒナの雑談配信に来てくれてありがとー。今日はみんなの質問に答えていくコーナーだよ!ということで、最初のやつはこれ!『この間放送に乱入してきたナツノちゃんという子がかわいいです!ファンになりました!また出てください!』だって。えーっっと……、言っていいの?いいんだ……。えー……夏乃はあれだよ、えーっと……秋斗くんの彼女ですね……。日頃私の配信の裏方やってるのに嫉妬して出てきちゃったみたいですね!!そんなに私と秋斗くんイチャイチャしてたかなあ……。してたってことで!ということで次!『最近のナツノさん乱入配信の時から思っていたのですが、アキトさんとヒナさん、ナツノさんは昔からの知り合いなのですか?』んー……、そうだなぁ。2人共同級生だよ。なんだっけ、クラスにテロリストがやってきて占拠された時に一緒に学校解放した仲というか……いやいや!テロリストいるから!!そんなやばいもの聞いたみたいな反応しないで!!え!?みんな授業中テロリストが立て籠もるみたいな妄想したりしない!?!?するよね!?!?いや実際テロリストに立て籠もられたことあるんですよ!ニュースには……なってないんですけど……ホントなんだって!!!ホントだから!!!むぅ……、知らなーい……秋斗くん見てる人がいじめるーなぐさめてー……イチャイチャしてない!!!!いつもやってる!!いやいつもやってるのもどうかと思うけど……

三角関係プレイが捗る
百合供給までしていくスタンス
使える
せめてナツノの立ち絵をくれ
公然といちゃつくなこいつ
Vtuber思い出してくれ

――光綿市:光綿支部紅葉――

帯刀「次は~どうしよっかな~」
瀬川「一応ですが……十六夜くんは何処へ……?」
帯刀「青い悪鬼で耐久プレイしてる。生き残るためにはサバイバル必須だよね」
瀬川「――ところで、稲生くん。毎日毎日結構際どいコスプレをしていますが、平気ですか?嫌なら言ってくれていいんですよ」

▶今日の衣装は絶対領域の眩しい制服ですね。動くだけで見えそうなスカート丈です

稲生「あまりにアレなやつなら拒否するけど、これくらいなら全然大丈夫ー、むしろソラに似合う服探ししてる気分でちょっと楽しいし」
瀬川「それなら良かった。紅葉は伝統的に際どいコスプレをしないといけなくて、マイクロビキニとかもあるらしいので、なんとか露出の少ないものを選んだつもりなんですよ」
稲生「おーぅ……。それは流石にちょっと恥ずかしいかも……、けど誰にも見られないなら……いや、ないかな……」
夕宙「そんな伝統絶対どこかで断ち切るべきだと思うんですけど」
瀬川「僕もそう思ってるんだけど、上からの指示はどうにもね」
夕宙「成り上がるしかない……、上に立つしか……。」

元木「……っす。――ぅゎ……、風紀委員長かよ……」
稲生「あ、いらっしゃいませー、元木のおにーさん」
元木「っす……。おにーさんは勘弁して欲しいっす……俺まだ中坊なんで……」
花園「あー腹減った……何か腹膨れるもん頼むー」
浅倉「あっ皆さん……こんにちは」
宇佐木「ふわぁ~おはようございます~~」
早乙女「あ”ー。夜勤開けラストは辛いー。眠いー」
稲生「えー、悪鬼だとあんなにかっこいいおにーさんなのに」
百瀬「こんにちはー!」
元木「……!も、百瀬さん……!!こん、こんにち……っす!」
百瀬 「おお、バイクのところの、だよね。いつもありがとねー」
元木「あ、や……。も、もせさん……、いつも……どもっす……」
花園「露骨にも程があんだろ……」
稲生「おー、見知った顔が続々と。いまお水持ってくるねー」
元木「ぃや!違っ……!っていうか、よく覚えてねぇーっつーか……悪鬼の中の事あやふやとしか覚えてねーっすよ、ほんとほんと、てゆーかみんなそうじゃねーんすか?俺はそうなんすよ俺は!」
浅倉「あ、あの……百瀬さんに、そ……稲生さん。先日はご迷惑をおかけしたみたいで……その、助けてもらって、ありがとうございました……」
百瀬「紬さん……ほんと、元気で良かったよー。迷惑だなんてそんなそんな。持ちつ持たれつ、ってやつね」
稲生「いいのいいの、おねーさんが無事でほんとに良かったよ。それとソラで大丈夫だよー」
元木「――俺も助けたんじゃなかったっけかな……。いや……、きにしてねーし……ぃや、覚えてねーし」
花園「美人に浮かれる気持ちは分からんでもないが、程々にな」
元木 「ばっ!ちげーし!そんなんじゃねーし!顔とかただの頭のパーツでしかねぇし!?あと俺そんなとこでパートナー選ばねぇし!人間中身っていうしさ!――は?パートナー???違っ違う!!」
瀬川「青少年に年上のきれいな人は魅力的に映るものだよ。僕の場合はもう年下になってしまったけど……」
早乙女「コウくーん。ランチまだやっているよねー?――野菜ジュースとランチお願ーい……zzz」
四季「しょうねーん!!!依頼だよ依頼!!!早く受付してほしいな!!」

▶中学生になりたてくらいの女の子が飛び込むように入ってきますね

瀬川「また若くなりましたね……ご無沙汰してますおねーさん……」
帯刀「依頼かぁ……。じゃあ今日は臨時閉店ですね。立て札変えてきまーす!」

▶帯刀はくるくると外に出て立て札を切り替えました

四季「やっぱ世の中ロリにバブみを感じてオギャりたいんですよね。コッコロたんのおかげでなんか最近どんどん縮んでる感じするわ」
花園 「こえー世の中だなあ……」

▶四季はニヤァと笑った後、一同を見渡した後、短めのスカートで足を組み、品定めをするような目をしますね

四季「さて、この中で中学生だよマンお返事してね」
浅倉「はい、私です」
宇佐木「はい~私もです~」
元木 「っす……」
花園「そう考えるとすげー平均年齢だよなここの面子……」
四季「あら、結構いるのね。しょうねーん……、私の若返りについて原理、説明した?」
瀬川「してないです……。というより、僕もわかってないので不確定情報は喋るべきではないと思いまして」
四季「しょうがないにゃあ……。じゃあそこのかわいい少年。のととが、読んでくれてるんだよね?一番好きな娘ってだぁれ?」

▶元木の方を見て、ケラケラと笑って話を振りますね

元木「っす先生。ちょっと負けヒロインオーラがすごい闇キャラのキリカっすね……。なんでかは分からないけど他人とは思えないところが共感できるっつーか……」
四季「キリカちゃんかぁ……。そっか。実はね、のととがって明確なモデルがいるのよ」
元木 「――フィクションであり……、フィクションじゃないすか……?」
四季「私、息子の女性関係をちょっと誇張してラノベにしたやつを送ったらそのまま採用されちゃったのよ。ちょっとバイオレンスな展開あるでしょ?あれ、だいたいノンフィクションだったりするの」
四季「Vtuberもそうなんだけど、夜叉っていうのはイメージに引っ張られるの。自分は強いって思っているからこそ悪鬼で力を使えるわけなのね。このイメージってのは自分の作り上げるイメージだけじゃなくて、周囲からの印象も組み込まれるの」
花園「ってことは、有名な武道の達人とかなら悪鬼でもかなり強くなるのか?」
四季「そんなことはないわ。周りが強いと思っているからといって、自分が強いと思い込まないと当然強くないし、やっぱ適性もあるからね。適性がないとどんだけ頑張ってもホラーのエサ枠ってわけ」
花園 「結局は適性か」
浅倉「思い込みで強くなる、ですか」
早乙女「じゃあ私も頑張って有能な看護師さんになれたら、悪鬼でも頼れるナース愛ちゃんになるってことけ?」
四季「主人公属性って言うのかな。物語には大事な適性がいるわけ。――それなりに夜叉として活動してきて、この人頼りになるな、いてくれてありがたいな……って思ったことない?そのイメージが実力に反映してるのね」
元木「自他共に認める才能がそのまま強さになる……、すか」
四季「そうね。夜叉ならイメージっていうのはとても大事なの。でも普通に生きてて、不特定多数に同じイメージを植え付けるのってとっても難しいのよね」
百瀬「同じイメージ、ですか……」
四季「だから、私が端役で出てくる小説を使って自分のイメージを不特定多数に一致させたってわけ。主人公の母親キャラが、ヒロインと一緒に並んでも遜色ないほど若く見える……っていう現象を使ってこの見た目になってるのよ。最近は二次創作でロリにさせられてるから、ロリママのイメージが強くなっちゃってこうなっちゃってるけどね」
花園「成程ねえ……」
夕宙「世の中って思いのほか便利ですねえ」
四季「それを楽に利用する為の手段がVtuberってこと。私が小説書いてた頃はまさかそんなのが流行るとは、って感じだったけどね」
瀬川「そうだったのか……。帯刀くんが強いのもある種納得がいきますね……」
帯刀「いえいいえい」
早乙女「たしかにお姉さんいてくれると頼りになるのにって毎回思うもんなー」
花園「強いのは結構だがどうにかならないのか、この性格は」
帯刀「こんな優しくてかわいいんだからちょっとの欠点くらい愛嬌ですよ」
百瀬「果たしてちょっと、なんですかね?」
花園「どんだけ美人でも刀持ったキチ……異常者はアウトだろ……」
稲生「有名人だったらそれだけ強いってことかー」
瀬川「そういうわけでもないけどね……。人間はやっぱり適性大事だから有名人でもホラーの餌枠になるようなものだよ」
四季「まあ、それはいいのよ。今日の依頼は、葵朱音《あおいあかね》ちゃんって子を探そうと思ってるの。中学生くんちゃん達、知らない?」
宇佐木「私は~この辺りの出身じゃないので~ちょっと分からないですね~~」
浅倉 「知らないです。あまり聞いたことも……。――あれ、けどどこかで見たような……うーん?」
元木「葵……、前の……被害者、大学生でしたっけ……?それの関係者っすかね」
四季「よく覚えてたね。本業は私、探偵なのよ。――で、葵伊季には妹と母親がいるのがわかったの。父親は離婚でいないみたい。葵伊季の妹がこの街に住んでるから接触したいってわけ」
四季「それで、この見た目だし中学校に潜入したいの。それで、カモフラ用に中学生くんちゃん達連れてっていい?っていう依頼」
元木「――え?それバレたら俺たちが怒られるやつじゃないっすか……。バレる気はしなさそうっすけど……」
百瀬「え、私たちは……?」
瀬川「構わないよ。残りの子達はどうするんだい?」
四季「私ちっこいから大丈夫よ。山城公園の上の方に城跡があるでしょ?概念を通しておきたいから、登山してもらおうかなって」
百瀬「えー登山……?!――えー……」
瀬川「――あー……。なるほど。確かに闇前のこの時期に行くのが丁度いいですね」
浅倉「えぇ……四季さん?と行くのは構わないですけど、私達学校で喋ったこともないような仲ですよ。誰かに見られて変な話になるのやだなー」
早乙女「別の中学の子の友達を連れてきたって言い訳すればいいんじゃないの?」
元木「俺学校じゃ一匹狼なんで……。一緒に居たら逆に怪しいって思われそうっす……」
四季「私見た目だけは若いから、幻の彼女ってことにしてくれていいよ。写メ取る?あ、それともこっちのお姉さんたちのほうがいい??」

▶百瀬の肩に手を回します

花園「写メって今時言わないんじゃねーか?」
元木「彼女とかそんなん一匹狼の俺には必要ないっていうか邪魔にしかならねーっていうか……。いや別に、とにかく学校に入れたらいんでしょ!?別に普通に入れるっしょ!なんなら普通に見学でって申請して入ればいいじゃないっすか」
宇佐木「というか~みなさん同じ学校だったんですね~私も通い始めたばかりですけど~全然気づきませんでした~~」
元木「――気付かなくて当たり前だろ……。影の住人である俺が堂々としてるわけねぇしな……」
浅倉「そのキョドった早口だけはやめてよね……。あーこの状態で誰にも会いたくない、休みの日だからきっと大丈夫、大丈夫……だよね?」
元木「ちっ……。誰のおかげで……、ぃーやもう‥行くなら行きましょ……」
四季「あー思春期してるわー。じゃあこの子たち連れて行くから」
瀬川「こっちも登山が終わったら城跡で僕に連絡してほしい。必ず頼むよ」

▶四季は元木と浅倉の腕を強引に引っ張っていき、出ていきました

浅倉 「あぁ!ちょっと!ひっぱらないでー自分で歩けますー!」
宇佐木「じゃぁ~私も行ってきますね~」
早乙女 「ほいほーい。気をつけてなぁ」
百瀬「で………………登山ですよね……?――あれ?」

▶瀬川の空気が少し変わりますね。少しシリアスな顔をします

瀬川「――行ったか。子供には聞かせにくい話をしようか」
瀬川「さっきおねーさんが夜叉はイメージに左右されるっていう話をしたね。これは、自我の確立をしている場合の話なんだ」
瀬川「自分が自分である確固たる自信のことだね。日頃シャナやキノ、イリヤとかの思い出の品を悪鬼に入る前に置くのもそうだが……。自分が自分じゃなくなる時、夜叉ではなく羅刹へと変貌する」
早乙女「あのボスみたいなのことけ?」
稲生「ああなっちゃうのは嫌だなぁ……」
花園「――正気を失って適性が悪化した状態、って考えていいのか?」
夕宙「まるで魔法少女の宿命だあ」
瀬川「そうだよ。そして、一度羅刹になると二度と夜叉へ戻ることはない」
花園「もし……、この中の誰かが羅刹になったら戦う可能性もあるってわけだ」
早乙女「えー!そんなん嫌やん!」
瀬川「僕の友人も……、いや話が反れたね。自我の確立を確固とするには、過去現在未来の自分自身を殺し、折り目をつける必要がある。紅葉ではこれを、『闇』と呼んでいる」
瀬川「この『闇』は、いつ発現するかわからず悪鬼を独自展開で自分の領域に書き換え、自我の確立の為に向こうも本気で殺しにかかってくる。昔は闇が一番致死率が高い悪鬼だったんだ」
稲生「あー、それが前に帯刀さんが言ってた自分自身を殴り飛ばすってやつかー……。なるほど……」
花園「昔は、ってことは今は対策がされてるのか」
瀬川「2年前にね。とは言っても乱入されることがなくなっただけで、危険度が低くなるわけじゃない。結局、思いの強さで負けるとそのまま命はないものだと思っていいくらいだ」
花園「ああ、――任意のタイミングでその闇を発生させる事ができるようになったのか。それなら事前準備ができるからな」
早乙女「その闇って一人で戦うん?――私、闇が私だとしてもあんな殺意満々のと戦って勝てるとか思えんけど……」
瀬川「思いの強さには絆も含まれるから全員で殺しにかかってくれていいよ。先に現実を直視する必要があるけどね。――さて、山城に行くのには理由があってね。全員に侍の概念をインストールするためなんだ」
早乙女 「なんやぁ……よかったさー。みんな居れば勝ったも同然やけぇ安心やん」
稲生「侍……?強そうだけども……?」
瀬川「悪鬼の性質は土地によって大きく別れ、日本でも北海道とかだと属性も違ったりする。ここだと火、氷、風が基本属性だが、北海道だと氷、雷、水が基本属性になったりする。長野なんかは殆どの場所で属性がバラバラらしい」
百瀬「天気の影響っぽいですね、属性って……」
瀬川「外国だともっと違う。特に日本にしか願い属性というものはないし、他の国の殆どで聖という属性がある。でも、個人が受け取れる概念は一緒なんだ。外国の人が、日本の夜叉がお城に常勝祈願でお参りするって聞くとどう思うだろうか」
早乙女「外国の人だと城に、っていうか教会とかお寺とか神社とかじゃないんけ?」
瀬川「ただでさえゲイシャニンジャサムライのイメージが強いお城という場所で、戦勝祈願なんて聞くとジャパニーズサムライってイメージがきっちり固められる。それだけで、夜叉としての属性が一つつき、自我の確立の一つになるわけなんだ」
夕宙「いやあ乱世乱世」
瀬川「闇に打ち勝つ為にやれることはやっておこう、ってことだね。紅葉もお城やお城の趾の近くに建設されることが多いくらいだよ」
花園 「はー、仕方ねーとは言え面倒臭い話だな」

――光綿市 中学校:1F廊下――

▶土曜日の昼頃、授業をしているクラスもある中、悠々と四季は歩いていますね

四季「うーん、カモフラ必要なかったかな。警備員さんも余裕ですり抜けれたわ」
元木「警備員は背の丈程度しか見てねぇっすからね……。先生に見つかるのはちょっとマズイっすよ……、多分……」
浅倉「けど私達知らないんだし、先生に聞くしかなくない?」
宇佐木「私も~誰が先生なのか分からないから~お願いしますね~」
元木「じゃああんたが聞いて来いよ……。みんなで一人づつ聞いても同じことしかきけねぇだろうしよ……」
浅倉「何よその言い方、分担して回ろうって言うならそうやって言えばいいじゃない!いちいちイラつく言い方する必要ないでしょ!」
元木「キーキー喚かなくても聞こえるんだよ……。そっちこそいちいち叫ばなくても聞こえるってわかんだろー」
四季「――ごめんね。入れてしまえばこっちのもんだから。放課後も近いし、葵朱音ちゃんに関してはそっちで調べてくれる?もう一つ気になることがあって」

▶四季は口論してる裏でそそくさと消えていきました

▶宇佐木 世間話で判定
 成功

女生徒「うーん、知らないなぁ。クラス多いしなぁ。――今日来た転校生ちゃんじゃない?今質問攻めされてると思う」
宇佐木「転校生が来たんですか~その人って~今どこに居るか分かります~?」
女生徒「1Bだよ。部活あるからじゃね」

▶廊下を駆足で去っていきました

宇佐木 「どうも~~二人とも~1Bに~今日来た転校生が~居るらしいので~行ってみましょう~~」
元木「――っだから聞きに行くなら聞きにいけよな……。名前解ってるんだからすぐだろすぐ……。四季先生いつのまにかいねぇしよ……」
浅倉「はー?そんなわけ無いでしょ、仮にも大人なんだし自分で言いだしたんだから居ないわけ……マジで居ないじゃん」
宇佐木「そういえば~1Bって~どっちに行けば良いんでしょう~」
元木「居なくなったからって俺らのやることは変わらねぇし、そのうち合流すんだろ……。んで?1Bの場所だろ……?」

▶元木 ナビゲートで判定
 成功

元木「こんなとこでボサっとしててもコトは進まねぇんだ、行くぞほら……」

▶手招きをして先に歩いていきます

宇佐木 「ああ~そっちだったんですね~」
浅倉 「ちょ、ちょっと!私だけおいていかないでよ!」

――光綿市 山城公園頂上――

▶低山で舗装もされている為、スニーカーで体力のないオタクでもすぐ登れました。景色だけは綺麗で、ピクニックコースにもなっていますね。今は人もいないようです

花園「登りきった事は無かったが、なんかあっという間だったなあ」
稲生「登山って言ってたから大変だと思ったけど、案外楽に登れたねー」
夕宙「はー、結構景色いいですねえ。家出とかしたときこういうところに来たら青春なんだろうなあ」
百瀬「ふう……普段乗り物に頼ってると良くないと痛感……」
早乙女「おー! 町が一望やーん!」
百瀬「夕方に来るとまたきれいなんですよ……」
花園「そのうち愛……あー、妹も連れてきたいもんだな」
早乙女 「愛ちゃんも体調いい時にゆっくりなら登れるんじゃない?」
花園 「そうだな、具合見て連れて来るか……」
稲生「おっと、そーだ、瀬川さんに連絡しないと…………もしもーし、全員登頂成功しましたー」

▶稲生が瀬川に電話をかけると、応答の代わりにスマホ画面からセグメがせり出してきます

セグメ「これがデンワープや。トイレワープと一緒に覚えとくんやで」
稲生「わっ、びっくりしたー……」
早乙女「セグメおじさんやん! 久しぶりじゃん!」

▶早乙女は撫で回そうとしますが、くるりと躱し、何やら結界のようなものを張りますね。バリアのようなものが周囲に見えます

花園「トイレでワープは……大丈夫なのか?色々と」
夕宙「ただの通話じゃだめなのかな」
百瀬「えっAR……じゃなくて本物?――そもそもトイレワープってなんですか……」
セグメ「線と線が繋がっていると理論上はどこでも移動できるらしい。風水やーって言ってたが、わいもわからん」
花園「適当だなあ……」
セグメ「人払の結界は張ってあるとはいえ魔法陣書くから、そこでじっとしとき」
百瀬 「魔法陣……ここで……?」

▶セグメが魔法陣を書き上げると、女の子が出てきます。和服で、周りを見てキョロキョロしていますね

▶百瀬 アングラ[啓示]
 成功
▶この娘はハコベにそっくりだな、と気づきました。寧ろ現実にいるとこんな感じなんだろうな、とも思いますね

百瀬 「あーハコベちゃんだー!」
???「あれ……?私、ハコベっていうんですか?」
ハコベ「――私、気づいたらここにいたんです。どうしようかなって思ってるとみなさんが来て」
早乙女「え、違うんけ?」
セグメ「やめんかい!」

▶懲りずに首のところをさわさわしていると頭をはたき落とされます

稲生「んー……?あれ、もしかして……、初めて巻き込まれた時の悪鬼……の元ネタさん……?」
百瀬「──おおぅ? ううん? これは……?」
ハコベ「私、どうしたらいいんでしょうか。ここが何処かわかります?」
早乙女「おじさんモフモフだけが魅力なのにいけずやんな。ここは山城公園さー」
百瀬「ここは……光綿市っていう栃木県の田舎……の公園だよ……」
ハコベ「光綿市……ですか。聞いたことあります」
花園「これは……本人?なのか?」
稲生「えーっと……こうして呼び出したからには何かしらあるんだろうけど……どうしたらいいんだろう?」
百瀬 「詳しくお話を聞いてみたいですね……」
ハコベ「えっと……?」
花園 「どの道、連れて帰って相談した方が良いと思うが……どうする?」

▶衣装なども配信そのままですね

百瀬「ところで……、ここで魔法陣使った理由は……?――セグメさん」
セグメ「ご主人の話聞いてなかったんか?この嬢ちゃんが出るとは思ってなかったが、概念をインストールしただけやで。ジャパニーズサムライ属性を取得しただけや」
稲生「えーと……、なにか、こう……。ここに来る前の……記憶に残ってることとかってあったりする?」
ハコベ「すいません……。覚えてることは、何も」
夕宙「連れ帰るってそれこそ鳴月さんと同じ気もするけど、急に出てきてこのままほっぽっておくのも寝覚めが悪いかなあ」
花園「アレは拉致、コレは保護だ」
早乙女「記憶喪失ってやつなんけ?」
セグメ「で、どうするんや?記憶もないし、負も弱い。――ワイでもこれを殺るくらいは出来るで」
ハコベ「ひっ……」
早乙女「お姉さんじゃないんだしまず殺そうとするのやめーやー。怖がらんでいいけぇよ」
夕宙「いや、いかんでしょ……。それこそ寝覚めが悪いわ……」
稲生「いやいや話通じてるから少なくとも悪鬼じゃないしそれはダメでしょー……」
セグメ「せやったな……。わいも常識失ってたわ」
百瀬「この子はENOKIのVTuberにそっくりなんです……。――多分、ここに召喚?されるからには意味があると思うんです……」
夕宙「どうする?行く宛無いならついてくるかい?無理強いはしないけど、便利そうな人紹介できるよ」
ハコベ「はい……」
稲生「保護は確定事項として……。どうするー?も一回瀬川さんに連絡取ってみる?」
セグメ「それならわいが連絡入れとくわ。嬢ちゃん、帯刀のねーちゃんじゃなくてよかったな」
夕宙「本当に運が良かったな……」
百瀬「ほんとね……」

――光綿市 中学:2F1B教室――

▶放課後のチャイムが鳴りますね。1Bの教室では、女の子の机の周りに男女が群がるように囲いができてますね。女の子本人はチラチラと見える程度です

女生徒「へー緋奈ちゃん香川から引っ越してきたんだ!やっぱうどん??」
緋奈「そうだねー。うどんは美味しいよ。香川以外じゃもう食べれないかも」
陽キャ「やっぱゲームやりたいから引っ越してきた感じ?」
緋奈「いや……それはたまたまだよ」
女生徒「好きな有名人っている?私はねー」
緋奈「尊敬してるのは市姫さんかな……、うん」

▶制服で確証は持てませんでしたが、Vtuberの柏木ヒナにそっくりですね

浅倉「転校生……っぽいけど名前が違うのかな?緋奈とかよばれてたよね」
宇佐木「あれって~Vtuberの緋奈さんですよね~」
元木 「はぁん……、芸名ってやつか……?真名を聞いてみたらわかるんじゃねぇの……?――ほら……いけよ……」

▶浅倉に向かって首を向けて、指差します

浅倉「ちょ、ちょっと無茶ぶりすぎ……!――でもないか……。この中なら私が一番まだましなのかなぁ。はぁ……」

▶そうこうしていると、緋奈と呼ばれた少女の周りの囲いになっている生徒が円形に対称的に位置取りますね。その途端、生徒がバタバタと倒れ始めます。教室に悪鬼独特の感覚が肌をつたい、急速に部屋の椅子が魔法陣のように組み上がり黄色の螺旋が黒板に筋通ります

元木「――待て!」
浅倉「えっちょっと、入れっていったのに……えっどういうことこれ?」

緋奈「えー?うんそうだね。好きな人は、いるかな。可能性は……どうだろう」
緋奈「そういうわけじゃないよ?かなわない恋ってわけでもないかな」
緋奈「いや、ごめん。タイプじゃないから無理」
緋奈「あはは……そうかも。ごめんね、隠し事出来ないから」

▶緋奈は周りに人が倒れ、話す人間など誰もいないのに1人でにこやかに返事していますね。かなり不気味さを感じます

宇佐木「あれは~この前のこのはさんと~同じ感じなんですかね~~」
浅倉「ねえ、私この間も似たような騒動に巻き込まれたんだけどさ。――なーんとなく、その時と同じような感じしてるんだよね。どう思う?」
元木「会話が出来てるようで……、そうじゃねぇ……。ちっ……、面倒だな……」

緋奈「あ……敵。殺すのが仕事だもんね」

▶緋奈はなんともないように立ち上がると、蛇腹剣のようなものを取り出し身体の周囲を彩るように回します。全身が黒ずんでおり、身体が少し溶けていますね

元木「この感覚は悪鬼の中……。だけど今突っ込むのは……、まじぃぞ……」
浅倉「よし、逃げよう。というかお店に連絡しないとやばいでしょこれ」
元木「こういう時の判断ははえーのな!」

▶その間にも緋奈は印を組み、緋奈の周りに鬼火が浮かび始めます。そのうち蛇腹剣の他に空中に短剣のようなものが浮かびだし、机の上で中腰で構えますね。逃してくれなさそうです

浅倉「あれじゃあどうもダメそうだけどね。あーもうやだやだ」
宇佐木「ヒナさんって~ああいう風に戦うんですね~。――殺気って言うんでしょうか~すごいですね~~」
帯刀「あれ?ヒナちゃんじゃん。――っていうか……、んー?3人だけ?」

▶帯刀が窓から蹴破るように入ってきますね。ワイヤーや鬼火などを全て片手間に刀で弾き飛ばし、何事もなかったかのように話しかけます

宇佐木「四季さんは~気になる事があるって~どこか行っちゃいましたよ~~」
浅倉「頼りになるけど頼りにならない人じゃん!襲われてるので助けてください!」
元木「――心の準備もできてねぇっての……。やるしかねぇか……」
帯刀「なるほど……。そのヒナちゃん、昔見たのより雑魚だしこの子達でも勝てそうか……。2人ずつだけど連れてくるから!なんとか耐えててね!」

▶刀を振り払って短剣を斬り刻み、腹に蹴りを入れて緋奈の顎に鍔で殴った後窓から出ていきました。緋奈は長めの短剣を口に咥え直し、姿勢を整えていますね

元木「――増援は心強いが、倒してしまっても構わんのだろう?」

▶前髪をゆっくりとかき分け、闇のオーラを纏って正面に立ちます

浅倉「その切り替わり様……。あぁそうか、思い込みで強くなれるんだっけここ。――だったら私も、やってやろうじゃん!」

▶戦闘前行動 元木 橙

戦闘開始!

元木「覚悟を決めろ!ゆけ!ヤイハ!」
緋奈「さて、先手必勝!!」

▶緋奈 ワイヤーチェーン(自分を起点に50m範囲1人に回避不可物理3d4。一時的にそのマスとして判定する)狐術:鏈縁の槌(ワイヤーチェーンの対象+1人に回避可物理4d7ダメージ。ワイヤーチェーン対象は回避できない)通常攻撃 元木 宇佐木
▶宇佐木 浅倉 戦闘回避
 成功 成功[ファンブル][冷静な助言] 10ダメージ 15ダメージ[元木:オンリーイベントカタログ]
▶緋奈はワイヤーを元木に打ち込み、そのまま回転するように元木に斬りつけ、逆回転にワイヤーを炸裂させ印字を切って地面に元木を叩きつけた後、回転しながら周りを切り刻み、最初いた位置に戻りますね

元木「くぅぁ!代償は高くつくぞ……!」
浅倉「避けれた!なら次はやり返す!」
宇佐木「あのワイヤーは~当たると死んじゃいそうですね~速すぎて目で追えませんし~困りましたね~~」
緋奈「うーん打ち漏らし。次はちゃんと斬り刻まないとね!」

▶浅倉 特攻魔法 フォトン
 15ダメージ
▶浅倉は縦横無尽に動く緋奈の影を捉え、大きめのライフルで打ち抜きます

浅倉 「飛び回ってないで大人しくしてなよ。そこだ、落ちろ!」
緋奈「おっと。油断してたかな」

▶元木 セージ リリーホワイト 緋奈 元木
▶宇佐木 フィールドプロテクト 浅倉 元木
▶タイムカード 元木 ヒール 元木
 7回復

元木「控えていろルヒ!貴様の爪を剥がせてもらうぞ!リキヒ!」
宇佐木「自然よ~この者たちを~良い感じに~守ってくださ~い~~!――こんな感じですかね~」
元木 「まぁまぁだなルヒ!」

▶帯刀が花園と稲生を小脇に抱えて、窓を蹴り飛ばして入ってきますね。緋奈の攻撃を居合で捌き切った後、机を蹴って空中にいた緋奈を落とします

緋奈「何人増えても問題ないよ!」
花園「い、いきなり運ばれたかと思ったら……よくわからんが、敵ってこったな?」
稲生「ひえーっ、急に拉致られたと思ったら!いきなり悪鬼!?勘弁してよー……!」
元木「随分早い到着だな。まだパーティーは始まったばかりだ。」
帯刀「オラァ!よっしゃ連れてくる!」

▶帯刀はそのまま窓から飛び立っていきました

▶緋奈 断空剣(自分を起点に5mの範囲全体に物理2d6+落下3M)絶影(自分から一番遠い対象に魔法3d7。ワイヤー)狐術:鏈縁の槌(投げられたらそのままもうひとりの対象に強制移動)浅倉ソラ花園 宇佐木 宇佐木花園
▶花園 戦闘回避
 失敗 6ダメージ 16ダメージ 17ダメージ 
▶緋奈は蛇腹剣をぐるっと回して風を起こし、そのままテコの原理のように花園の鎧首にワイヤーをくくりつけ、必殺仕事人のようにワイヤーで移動しますね。そのままワイヤーで叩きつけ、沈めました

宇佐木「げほっ……やっぱり~避けるのは無理でしたね~」
花園 「いててて……ちょこまかと……」
ソラ 「わわわっ、痛ーい……!」
浅倉「あいつ、一人だけ飛び回ってぇ!お前も同じように叩き落とす!」

▶浅倉 特攻魔法 フォトン
 41ダメージ
▶飛び回っている緋奈に威嚇射撃をし、近寄ってきたところをパイルバンカーで突き飛ばします。教室の壁が派手に壊れます

浅倉「捕まえた♪――消し飛べええ!」

▶元木 セージ アングラで判定[青娥] エタニティラルバ 緋奈 花園
 失敗
▶花園 キュアシャワー
▶宇佐木 リリーホワイト 緋奈 宇佐木

元木「ゾキノ!いや、お前は頑張った!まだまだ剥がさせてもらうぞ!チム!」
花園「おっと?なんか変な感じがするな……」

▶花園の鎧の兜の顔の部分が開き、癒やしの雨が味方全員に降り注ぎます

花園「ぬおあ!?これどうなってんだ!?」
宇佐木「あ^~生き返ります~」
花園 「よくわからんが……、皆の怪我が治ってるっぽいからヨシ!」
宇佐木「避けられないなら~威力を落とせば問題ないですね~」
ソラ「きらきら煌めけ!今日もお願い不死鳥さん!一気にもやせーっ!」

▶ソラ サモン鳥
▶不死鳥 ファイア
 18ダメージ

ソラ「今日の火の具合もいい感じ!いけーっ!」

▶タイムカード 緋奈 ファイア[フレイムドライブ[火のみ追撃、ファイアの効果]][フォトンブレイズ[指定追加攻撃:自分を起点に5mに火属性魔法4d8]][イラプション[指定追加攻撃:敵が一番多いマスに火属性魔法4d8]]元木 ソラ花園
 19ダメージ 12ダメージ 21ダメージ[花園:携行食(回復薬G)]
▶鬼火を蛇腹剣に宿し、そのまま鞭を振るうように教室に叩きつけます。見る見るうちに青い炎が教室中に包み込み、教室が燃えます

緋奈「むう……まだまだ!狐火、燃えて!」
元木「くぅ!――燃えてきたのか?結構なことだが……、ご一緒は勘弁願おう」
ソラ「あちちっ……不死鳥さんの炎みたいに優しくないー……!!」
浅倉「あぁもう、次は炎!うっとおしい奴!」

▶窓から百瀬と早乙女を小脇に抱えて帯刀が入ってきますね。部屋を見た後、刀を居合抜きし、教室の炎を全て消して窓から出ていきました

帯刀「あっとひっとりー」
百瀬「よくわからないけど呼ばれたってことはピンチなんだよね、きっと!――私が援軍だよ、倒すよ!!」
早乙女「ちょちょちょちょーっ!まだ着替えている最中やけぇー!」
元木「ヒートアップしてきたところだ、急けねば遅れるぞ!」
百瀬「まさかのヒナちゃん……!――今日はそういう日なのかな」

▶緋奈 メギド(全体に魔法4d8)通常攻撃[羅刹浸蝕]
 14ダメージ[百瀬:蚊雷][元木:薄い本] 15ダメージ
▶[羅刹浸蝕]緋奈 通常攻撃[羅刹浸蝕]
 18ダメージ
▶[羅刹浸蝕]緋奈 ファイア 早乙女
 16ダメージ
 ▶緋奈の身体が更に黒ずんでいき、綺麗な顔が溶けていき、黒く濁り見えなくなります。溶けた黒いものが緋奈を作り出し、死角もなく斬り刻みますね。全身の7割程が溶け、ほぼ黒い水のようなものに見えます

元木「チィ!少しばかし、おいたが過ぎるなぁ?」

▶浅倉 特攻魔法 フォトン
 15ダメージ

浅倉「いい加減落ちなさいよ!」

▶百瀬 麻黄湯 夜桜×2 特攻魔法×2 気力充填の御札 転移石 アングラで判定[啓示]盾殴り[闃然]通常攻撃[闃然]夜桜[フォトン]
 成功[人間振り直し] 成功 35ダメージ 13ダメージ 19ダメージ
▶盾を持ってそのまま闇雲に緋奈に近づいていき、そのまま盾で突き飛ばした後、荊棘を展開して緋奈を串刺しにしました。緋奈は足を斬りおとし、バックステップで脱出し、鬼火で傷を塞ぎます

百瀬「よし。私は殴るだけしかできないから! これでもくらえ!!」
緋奈「ううぅぅぅぅぅぅあぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁぁああああああああ……………………!!!!!」

▶気力で立ち上がろうとしますが、そのうち身体の全てが黒く溶けていき正面から倒れ伏します。黒い霧が立ち昇ります

緋奈「勝てなかったよ……。ごめん……みんな……弱い私を、許して……」

▶そのままさらさらと消えていき、急速に裂け目が砕けていきますね。金色の光が出てきます

百瀬「倒した……!!」
浅倉「流石百瀬さん!」
稲生「ふー、倒したー……。あっ……そういえば拉致られてきたから思い出置いてない……やっばい……」
花園 「おおおお!?や、やべーぞ!全員とっとと逃げろ!」
宇佐木「これは~走って逃げないとだめそうなやつですね~」

▶花園 脱出判定
 失敗 成功 成功 20ダメージ
▶百瀬 脱出判定 
 失敗[ポーション] ファンブル 失敗 15ダメージ[蚊雷・薄い本] 15ダメージ[蚊雷] 22ダメージ[蚊雷]
▶何もなかった
▶宇佐木 脱出判定
 成功 失敗[回復薬G] 失敗 14ダメージ 14ダメージ
▶稲生 脱出判定
 成功 成功 成功
▶早乙女 脱出判定
 失敗[啓示][治癒絆創膏] 失敗[啓示] 成功 6ダメージ 19ダメージ 22ダメージ
▶元木 脱出判定
 失敗[青娥][ヒール] 成功[青娥][ヒール] 失敗[青娥]14ダメージ[縁故縁故]
▶浅倉 脱出判定
 失敗 失敗[シャープ] 失敗 26ダメージ[薄い本×2]17ダメージ[林檎の板・縁故]28ダメージ[縁故][絆庇う:稲生]

元木「フン、さいごまで迷惑な奴だ」
百瀬「――――ぐぅ……。抜けきった……、っ!」
花園「おおおお!?これ生きてる!?生きてるのかこれ!?」

▶具足だけでガチャガチャ動いてますね

早乙女「みんな待ってぇー><」
浅倉「この間も抜けれたんだから、今回だって……うそ!間に合わな――」
稲生「この調子なら抜けられ……ッ!?浅倉さん!うぅ、間に合え……っ!」

▶机を蹴って三角飛びをし、狭くなっていく空間の方に椅子を蹴り込み、浅倉を空中でキャッチし、落下しそのまま不死鳥に乗って空間から出ていきました

――光綿市 中学:2F1B――

女生徒「あれ?転校生がいたような気がしたんだけど……」
男生徒「気の所為っしょ」
女生徒「ヒナちゃんの配信見てたからなぁ……」
男生徒「Vと一緒の学校に行くとか夢見すぎやろ。いやまあヒナちゃんとかいたら絶対毎日楽しいだろうけどさあ」

――光綿市:光綿支部紅葉――

帯刀「はい復唱!この人はご主人様!」
ハコベ「ご主人様……」
夕宙「いやいやいや、毎度毎度せめてもうちょっと犯罪に寄らない言い方にできないんですか」

▶帯刀はドヤっと手に腰を当て、瀬川の方を見ます

帯刀「私にとってもご主人様だから何も問題はないよ!」
瀬川「まあ、そういうことだよ……。慣れてるから」

帯刀「はい復唱!ご主人様の言うことは絶対!」
ハコベ「ご主人様の言うことは絶対……」

夕宙「訂正しないからそのまま進行してしまうのでは……?」
瀬川「もう諦めたんだよ……。女装もすっかり様になってるじゃないか」
夕宙「嫌だったら断っていいんだよ、いや本当に。今とか……。――まあ、確かに僕も断れてないですけど……」
ハコベ「大丈夫です。ご主人様がいるって、ちょっと安心します」
夕宙 「まあいいっていうんならね、いいんだけどね……」
帯刀「ふふん!奴隷ランクだと私が最初だから先輩には敬意を払ってね!2番は紬ちゃん。3番は十六夜くんだからね!!」
ハコベ「はい……先輩……」
夕宙「洗脳じゃないのかなあ、これなあ……」

花園 「はあはあはあ……ある!?身体あるよなこれ!?生きてるよな俺!?」
百瀬「えーと……ただいま」
早乙女「や、夜勤明けの身体には全力ランニングは辛い……けぇ……zzz」
元木 「……っふーーーーー!俺もう依頼受けた時点で楔置いて行きますから……!決めたっす……」
瀬川「みんなボロボロじゃないか……。大丈夫なのかい?」
宇佐木 「葵朱音ちゃん、いませんでしたね~」
花園「上半身が吹っ飛んで死ぬかと思った」
浅倉「私、また死にかけて……天さんごめんなさい、私のせいで。私が足を引っ張って……」
稲生 「うぅ……、間に合ってほんとよかった……。大丈夫?おねーさん……いつつ……」
瀬川「――なるほどね。帯刀くん、9番を許可するよ」
帯刀「よっす!てい!!」

▶帯刀は刀の鞘で浅倉の頭を振り抜き、気絶させます

浅倉「あぅ……」
元木 「――どういうつもりっすか……?」
稲生 「って、ちょっとちょっと……!?せっかく助けたのに!?いつつ……」
夕宙「ああ、奴隷ランク2番が……」
花園「おっと……おい!いきなり何の真似だ!?」
瀬川「メンタルが弱ってる子に反省会なんて見せられないからね。次第を報告してもらえるかい?」
元木「そりゃ合理的っす……。キーキー喚くわりに打たれ弱いっすよ……ピーピー泣かれでもしたらたまったもんじゃねーっすもんね……」
花園「それならそのへんで普通に寝かせてやればいいだろうに……」
百瀬「ええ……」
瀬川「万が一意識があって自殺でもされたら困るんだよ。夜叉が羅刹になると帯刀くんでも勝てるか怪しいからね」
元木「四季先生と学校で別れて……、目標を捜索中それらしき人物を発見したっすけど……それは悪鬼でしたーって感じっすね……」
瀬川「成程。こちらは上に申請して、このハコベくんを養子縁組として登録した。名義上は瀬川繁縷《せがわはこべ》として扱うことになった。――全く、託児所じゃないんだけどね」
帯刀「全く……、2番は打たれ弱いね!!十六夜くんはもう悪鬼にポイして2日目だよ!」
瀬川「――――今すぐ連れ帰ってきなさい」
帯刀「はーい!行ってきます!」
花園「せめて一日数時間とかにしてやれよ……」
夕宙「聞き分けはいいんだけどなあ……」
花園「聞き分けだけ、いいんじゃねーか、アレ」
元木「――四季先生はまだ帰ってない感じっすか……?」
瀬川「そうだね……。あの人は勝手に調査して勝手に真実にたどり着いて北叟笑むのが好きなんだ。ほうっておいていいよ」
ハコベ「よろしく、お願いします」
稲生「えーと、ハコベさん、だっけ?さっきはゴタゴタしてたからあんまり話せなかったけど、これからよろしくね」
早乙女 「zzz」
稲生「――ひとまずおねーさんをどこかに寝かせなきゃ……。ささえ続けるのもちょっとつらい……」
瀬川「椅子に横にしておくといい。浅倉くんは僕からヒーリング術をかけておくから」
花園「ああ、じゃあ俺が運んでおく。人を運ぶのは慣れてるからな」
元木「寝て起きたら全部忘れてました、なんていわなきゃいんすけどね……コレ」
瀬川「――みんな、よく頑張ったね。今日はゆっくり休むといい。お金の話とかはまた今度にしようか」

さいごに

ということで新キャラがちょくちょく増えるS4でした。
今年はVtuberをテーマにしているんですが、敵のバリエーションがかなり少ないです。
ヒナ、このは、ハコベ、真帆がたくさん敵として出てきます。
使い回しのRPGのようですが、半分その通りで何かのオタクの沼にどっぷりと浸かった時その人にとって世界はそれを中心に回り始めます。Vtuberをメインに見た時、Vtuberがメインで認識をかけるため、こうだったらいいなが全てVtuber基準になったりします。
そういうことを表現したいのですが、やはり実力が足りませんね。精進します……
それでは、
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!


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