将棋の常識定跡

急戦中飛車【将棋の定跡】

2015/05/03 20:00 投稿

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1本目の動画の内容



今日は中飛車の中でも急戦中飛車を解説します。
先手が中飛車、後手が居飛車とします。

この戦法は、どういう戦法かというとタイトルの通り急戦です。
先手はじっくりと組まずに、後手の手を見極め早めに仕掛けます。
先手は比較的気持ちよくさせますが、後手は受けが難しいです。

では初手からみていきましょう。


初手からの指し手
▲5八飛△3四歩▲5六歩△8四歩▲7六歩△8五歩▲5五歩△8六歩▲同歩△同飛▲5四歩△同歩▲2二角成△同銀▲7七角△8九飛▲2二角成△5五桂(結果図1)

初手は思い切って飛車を真ん中に振りましょう。気持ちが良い手です。
▲5八飛

後手は角道を開けてきます。
△3四歩

先手は力強く、真ん中の歩を突き出します。ここで、▲7六歩とやってしまうと△8八角成▲同銀△4五角で先手不利です。中飛車を選択した以上はここは▲5六歩です。
▲5六歩

後手は飛車先を突いてきます。
△8四歩

続いて先手は角道を開けます。このタイミングで▲5五歩だと△8五歩▲5四歩△同歩▲同飛△4二玉▲7八金△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩となります。互いに飛車先の歩を交換するのはあまり先手にプラスにならないので、角道を開けた方が良いです。
▲7六歩

後手はさらに飛車先の歩を伸ばしてきます。
△8五歩

まず初回の動画ではここで▲5五歩と突いた変化を見て行きます。
激しい戦いになります。
▲5五歩△8六歩▲同歩△同飛▲5四歩△同歩▲2二角成△同銀▲7七角△8九飛▲2二角成△5五桂(結果図)

以下▲5六銀と受けると、△7七角▲4八玉△4七桂▲同銀△2二角成で先手駄目。
▲4八玉で互角です。

この変化を希望する方は局面ずから▲5五歩を選びましょう。
次の動画では、▲5五歩でない手を見ていきます。

【結果図1】
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2本目の動画の内容


【1図】
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1図からの指し手
▲4八玉△8六歩▲同歩△同飛▲2二角成△同銀▲8八銀△8二飛▲8三歩△5二飛▲7七銀△7二金▲8八飛△4二金▲6六銀△3三銀▲7七桂△8二歩▲同歩成△同銀▲8四歩△5四歩▲8三角△7一金▲6五角成(結果図2)

さきほど1図から▲5五歩は激しかったので▲4八玉と指したとします。今回はこの時の変化を見て行きます。
▲4八玉

ここから後手は色々と手があります。飛車先の歩をつく手と銀を上げて形を整える手です。今回は飛車先の歩をつく手をみてみます。
△8六歩

これ結論的には後手悪手です。先手よくなります。以下
▲同歩△同飛

ここで角を切ってしまいます。
▲2二角成△同銀

そして受けておきましょう。ここで▲7七角は△8二飛で面白くありません。
▲8八銀

ここで後手は飛車を引かないで自陣を整えると、例えば△3三銀だと▲7五角があります。飛車が逃げたら角になられてしまいます。そのため後手は飛車を引いておきます。
△8二飛

ここで手筋の一手があります。
▲8三歩

△同歩だと、今度は▲6五角から両どりがあります。後手逃げるのが精一杯です。
△5二飛

そしてから先手は飛車を8筋に回します。あずは銀をどかして・・・
▲7七銀△7二金

飛車を振ります。
▲8八飛

ここから後手難しいです。下手に動くと強襲がたくあんあります。例えば△4二玉だと▲6一角です。以下△6二飛▲7二角成△同飛▲8二金と先手ペースです。△6五角は▲5八金左△5六角▲3八玉△8三角▲同飛成△同金▲6五角で先手良しです。そのため、後手は慎重に駒組をします。無難な手を指します。
△4二金

以下は先手の攻め方の紹介です。
▲6六銀△3三銀▲7七桂△8二歩▲同歩成△同銀▲8四歩△5四歩▲8三角△7一金▲6五角成(結果図)

結果図は先手優勢です。

【結果図2】
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3本目の動画の内容

局面を戻します。

【2図】
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2図からの指し手
△6二銀▲5五歩△4二玉▲7七角△3二玉▲3八玉△5二金右▲6八銀△4二銀▲5七銀△6四歩▲5六銀△6三銀▲2八玉△1四歩▲1六歩(結果図3)

2図から△8六歩は先手ペースになってしまいました。そこで後手は飛車先の歩の交換を諦めます。ここで△5四歩は▲2二角成△同銀▲5三角△6二銀▲7五角成で先手良しです。
△6二銀

先手は5筋の位を取ります。
▲5五歩

ここで△8六歩も通用しません。▲同歩△同飛▲5四歩△同歩▲2二角成△同銀▲7七角△8九飛成▲2二角成と成ります。壁銀になっているのと、先手からの▲2一馬〜▲3二銀が辛いです。
△4二玉

ここまで囲われると強襲がないので先手も受けます。ここからお互い玉を囲い合います。ここからは色々とあります。一例だけ追います。
▲7七角△3二玉▲3八玉△5二金右▲6八銀△4二銀▲5七銀△6四歩▲5六銀△6三銀▲2八玉△1四歩▲1六歩(結果図3)

このように以下は持久戦になっていきます。
ではまた次回。

【結果図3】
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