将棋の常識定跡

【飛車先不付き棒銀】#3△4五歩〜△4四銀への対処法【将棋の定跡】

2015/05/01 20:03 投稿

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先ほどの動画で、先手が▲2五銀とぶつけた所を基本図として解説していきます。

【基本図 ▲2五銀まで】
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基本図からの指し手
△4五歩▲2六歩△4四銀▲2四銀△同歩▲2五歩(1図)

先ほど後手は基本図から△2五銀と強く指しました。結果的には先手が良くなってしまいました。そこで今回は後手から銀を取らずに△4五歩〜△4四銀と上部に厚みをつくる手を指した時の変化を見ていきます。
△4五歩

先手はそれでも飛車先の歩を突きます。
▲2六歩△4四銀

そして先手は、後手の銀を取ります。
▲2四銀△同歩

そして先手はさらに飛車先の歩を伸ばします。
▲2五歩(1図)

【1図 ▲2五歩まで】
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1図からの指し手
△6四角▲2四歩△3七角成▲2三銀△3一玉▲3二銀成△同飛(2図)

ここで棒銀の最大の的である△6四角がきます。

この手は辛いですが、先手はここで▲2七飛などをしてしまったら攻めが終わってしまいます。手抜きをして攻めます。
▲2四歩

後手は桂馬を取ってきます。
△3七角成

先手は崩壊したかのように見えますが、ギリギリ間に合っています。後手の王様の頭から攻めます。
▲2三銀△3一玉▲3二銀成△同飛(2図)

【2図 △3二同飛まで】
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2図からの指し手
▲2九飛△4七馬▲2三歩成△2九馬▲3二と△同玉▲8二飛(結果図)

先手は飛車を見殺しにして▲2三歩成から攻めるのですが、一度飛車を逃がします。
▲2九飛

後手は飛車を虐めてきます。
△4七馬

このように先手は後手の角道を逸らします。いずれ先手は飛車を後手陣に打つこむのですが、その時に▲8二飛と打つためです。

角道を逸らしてから攻めます。
▲2三歩成

後手は飛車を取ってきます。
△2九馬

▲3二と△同玉

そして狙いの飛車打ちです。
▲8二飛(結果1図)

結果1図で、先手は桂馬1個分駒損をしていますが、次に桂馬が取れます。局面ですが、後手は守備が崩壊しています。先手は矢倉が無傷です。結果1図は先手優勢です。

【結果1図 ▲8二飛まで】
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局面を少し戻します。

【3図 ▲3二銀成まで】
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3図からの指し手
△3二同玉▲2三歩成△4一玉▲3三と△2八馬▲4三と(結果図)

先手が▲3二銀成と指した局面から再度解説していきます。

先ほど3図後手は△3二同飛と指しましたが、今回は王様で取ります。この時の変化も少し見ておきましょう。
△3二同玉

この場合は先手は▲2九飛とさし、後手の角道を逸らす必要がありません。むしろ馬を引かれて持久戦に持ち込まれると厄介です。このタイミングで仕掛けます。
▲2三歩成△4一玉

次の先手の一手が妙手です。
▲3三と

△同桂馬だと先手の飛車に王手を打ちながら成り込まれてしまいます。後手は仕方なく飛車を剥がします。
△2八馬

先手は絶好の位置にと金を移動させながら金を補充します。
▲4三と(結果2図)

次に4四の銀も取れそうです。

結果2図も先手優勢です。

【結果2図 ▲4三とまで】
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次回は、少し局面を戻して違う変化を見ていきます。
ではまた次回。

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